今朝玄関のドアを開けると、道路両側の紅白のハナミヅキが満開の花
を付けているのに気付いたが、良く見ると新芽も出ている。
を付けているのに気付いたが、良く見ると新芽も出ている。
あんしん館までの車内から北にある赤城山、西にある浅間山を見ると
春霞でうっすら見える程度、、、春爛漫とは今のことだと思えた。
草木は新芽を吹き、成長し、実りや紅葉で最後の華を咲かせ枯れる。
俺の人生は、夏と秋を同時に向かえてるって事なんだろうと考える。
7年前に立ち上がり、6年前に起業し新芽を出して成長を続けている
あんしんサポートの施行数が対前年比200%超を見ても成長期だと
分るが、陣頭指揮をとる僕自身は秋を迎えているのも間違いない。
60才の誕生日から牽引車役を退き、補佐役に移行していき、65才
で現場を引退し、5年間は講演、講習、教育、宣伝等の裏方を担当し
70才で完全引退というシナリオです。
何事にも旬があると思っているが、あんしんサポートは今が旬の企業
なんだと思う。 その意味でも過去6年間の実績と流れを分析すれば
これから5年間に進むべき方向は見えてくるだろう。
そこまでは僕の責任で進むことになるでしょうが、5年後が計算した
通りとは限らないし、それ以降は僕でなく千明や息子が将来を見据え
ての青写真を描くことになる。 オリンピックではないけれど今年が
数年先を見据えた計画を立てる年でもあり、できれば千明や息子にも
計画を立てる経験を積ませてあげる事が、5年後に役立つと思っては
いるのですが、具体的に何をどうしたら2人の先見性や、実力を上昇
するのか、手段や方法が全く分らないのが本音です。
だからといって任せっ放しが良い方法とも思えない。
新規の起業は決して難しくないが、起業した事業を継続させることが
難しいのと、僕にとってそれ以上に難しいのが引き継ぎ、世代交代の
仕方のようです。
■ 人は褒めて伸ばせ、とか ■ 人は任せられて伸びる、とも聞く
けど、伸びるまでの間に依頼された葬儀の家族は?と考えると難しい。
葬儀、、どんな人でも一度しかない時間だからこそ、自分なりに家族
の一員としてプロとして精一杯できる事を尽くし、家族に後悔だけは
させない葬儀を施行するのを信条としてきた。 そのせいかどうかは
分りませんが、家族に喜んで貰える事も多く、葬儀施行の半分以上は
家族からの紹介か、あんしんサポートの葬儀を実際に経験した親族や
友人知人からの依頼となっています。
その大半は何気ない家族の言動から、今何をすべきかを察知、それを
実行したり、家族が我々に対し期待している以上の心配りや、時には
サービスを提供して来られたからなのだと思います。
一般的な葬儀社と家族より、少し距離が近いって事なのでしょう。
自分で考え設立したNPOである為、素の自分で言動すれば良いけど
2人にとって、あんしんサポートの考え方や企画などは、自分の中か
ら生まれたものではない。 ただし葬儀中や葬儀後見せる家族の反応
なら僕より遥かに多く聞いているので、代表である僕が、その家族に
対し何を考え、どうしたのかと、それを受けた家族の反応も客観的に
みられているはず、、僕自身が仕事でお客様と接する中で20代前半
から、いつの間にか自分の中に生まれた言葉があります。
『我が店はお客様の為にあり』
繁盛させるなら、お客様をどう呼ぶかより、どうせ行くならあの店に
行ったほうが得だと思える店を目指せ、それが正解なら、本当にお客
様がそう思える店ならば、黙っててもお客様が来て繁盛店になるはず、
もしお客様が増えないなら、それは自己満足の経営でしかないと悟り
すぐに改めるべし、商売の教えは本でなくお客様から学ぶべし・・・
2人の中にも、いつでも戻れる原点の考え方が生まれてくれたら、、
僕を大きく超えて、さらなる飛躍の道も見えてくるでしょう。
一発花火をあげて消える経営者より、小さくても長く継続する経営者
のほうが上であり、繁盛店を継続できる経営者はもっと上位だと思い
ますが、最上級の経営者とは『自分より優れた後継者を育てた経営者』
なのだろうと、自分の引き際が近づいて実感しています。
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