過去にも葬儀依頼を辞退したケースが何度かありました。
① あまりに横柄な態度の為、会って2分でお断り
① あまりに横柄な態度の為、会って2分でお断り
② 火葬式の為、戒名は無かったのですが、火葬中に話の中で以前火葬
された方で、後日僧侶にお願いし2万円で戒名を付けて貰った事が
あると言うと、そのくらいならうちも付けて欲しいと言われ僧侶に
依頼し戒名を頂き、位牌に彫って後日持っていくと戒名に金が掛る
なんて聞いてない詐欺だと長男に言われ、私達はそんな風に思って
ないので入会させて欲しいと母親と妹さんには頼まれたが、位牌3
本全てを引上げ返金、再入会金も返金し「今後一切の依頼は受けな
い」と宣言して帰ってきた
③ 病気の娘さんの余命が無いと、老婆である母親と息子で来社をされ
事前相談しましたが、母親があまりに葬儀内容に拘りがあり過ぎて
とてもうちの料金では無理だし、うちはお金を貰えば何でもします
という葬儀社でなく「高品質で温かい葬儀を超低料金で家族と我々
で行うNPO」であり「お金の無い人でも安心して頼める葬儀社」
だからとお断りしました。
④ 事前相談の時「お金はあるんだけど・・・」と言った人達に対し、
金があるならうちで無くても、何処の葬儀社でも歓迎してくれる。
他の葬儀社基準は分らないけど、うちはお金が無くても様々な手段
方法を模索して何とかして受ける。 そんな群馬県全体からの依頼
だから、いつ入って来るか分らない、その人達の依頼だけは何とか
して受けたいから、自分で金はあるって人は他社への依頼を勧める。
⑤ 後見人からの依頼で、対象者にお金があるうちは事前相談もせずに
お金が無くなったからと依頼に来るような人は断っている。
何の為の後見人なのか? 中には「後見人は逝去した時点から後見
人ではなくなるので、本当は葬儀まで係われないのですよ」などと
言う人もいるが、後見人は死亡申請者になれると法務省のページに
書いてあるのだから、葬儀の申請手配までは認可している訳です。
そんな事さえ理解してない後見人って事だろう。
中には「お金があれば来ませんよ」と暴言を吐いたお馬鹿もいた。
言い方を替えれば「お金があれば違う葬儀社に依頼します」って事
なのだから、金があれば他社で儲けさせて、お金がなければ赤字で
行っているうちで火葬「ふざけろ!」というのが僕の本音である。
事前に相談に来て火葬式の予約をしておき、もし逝去した時お金の
余裕があったら、もう少しお金を掛けた葬儀にするし、無かったら
今回依頼した火葬式でお願いします。と筋の通る話しをした後見人
さんの依頼はちゃんと受けています。
以上が辞退、お断りした過去の葬儀でしたが、今回はこんな例でした。
午前2時半、電話がなり「午後10時30分頃、亡くなって自宅まで
搬送してドライアイス処置はして貰ってありますが、家族葬について
聞かせてください」との事で説明すると、家族で相談してからあとで
電話させて貰いますと電話を切った。 午前8時再度の電話があって
開店時間を聞き、午前10時だというと夕方になっても良いですか?
との事で電話を切った。 千明が体調を崩してしたので、午前10時
過ぎガストにモーニングを食べに行き、注文したら電話が入ってきた。
15分~20分であんしん館に来るというので慌てて食べて戻ったが
結局来たのは40分後であった。
家族葬の話しを詳細に聞き、式場を見たり説明をし1時間後、家族と
相談をするからと帰って行った。 え? 亡くなってから13時間も
経っているのに、まだ相談なの?? この時点で黄信号が点灯・・・
いつ電話が来るか分らないので、出掛けられずに一日潰す事になる。
午後5時過ぎ「喪主を連れて今度は15分で行きます」との電話だが
隣接市の自宅から、どう考えても15分では無理、、、案の定30分
後に到着、喪主も式場を見るが自宅に戻って誰かと相談したいと言う。
この段階で赤信号と警鐘が僕の中で鳴った。
あんしん館での家族葬か、公営斎場での一般葬かで迷うなら分るけど
あんしんサポートと他数社の葬儀社で悩んだが、うちを第一に考えて
迷っているような様子に「分りました。うちで葬儀しなくて良いから
他の葬儀社へ行ってください」と帰しました。
うちで葬儀をされる方は、規模で迷っても葬儀社で迷った人は皆無で
もし迷いが、施設の豪華さVS料金の安さ、であったなら葬儀経験の
全くない家族は、うちのレベルが高いか低いか分らないでしょう。
結果的には、親戚や会葬者の目に触れる建物の豪華さ、豪華霊柩車や
ずらり揃ったスタッフなどが無く、葬儀何てどこでも大差ないよって
事になる可能性大なのです。 すると、他でやったほうが良かったん
じゃないのって話にもなると、結果として我々が後悔する事になる。
あんしんサポートは、高品質葬儀を最小限の利益で運営しています。
それには少数精鋭、薄利多売、そして何より葬儀を通して消費者支援、
弱者支援を行い、人に喜ばれているのだという自負とプライドで成立
しているのですから、午前2時に掛けてくる電話内容、その後の流れ、
到着時間のいい加減さなど考えると、自己中心的な人達だと分ります。
到着時間のいい加減さなど考えると、自己中心的な人達だと分ります。
上で言いましたが、あんしんサポートの葬儀は家族と我々が、可能な
限り費用は抑えつつ、温かみのある、後悔のない葬儀を実現する事。
なのですから、今回の葬儀を受ける事はできたでしょうが、この家族
では後悔の無い温かみのある葬儀など、うちでは到底無理です。
逝去から21時間経っても、葬儀社、葬儀日時さえ決められない。
我々も含め、話しをした葬儀社の担当者は信用しないが、自分達
には全く葬儀の知識はなく、だけど事前に何の準備もしてない。
任せるでもなく、喪主でさえ、その場で決めることも出来ない・・・
この葬儀を受けて施行したら、結果として家族にも後悔させる事
にもなり兼ねません。 この家族の感覚は全く理解できません。
だから家族に満足して貰える葬儀施行をする自信がありません。
だから辞退する・・・それがあんしんサポートでもあります。
では後悔の無い温かみのある葬儀など、うちでは到底無理です。
逝去から21時間経っても、葬儀社、葬儀日時さえ決められない。
我々も含め、話しをした葬儀社の担当者は信用しないが、自分達
には全く葬儀の知識はなく、だけど事前に何の準備もしてない。
任せるでもなく、喪主でさえ、その場で決めることも出来ない・・・
この葬儀を受けて施行したら、結果として家族にも後悔させる事
にもなり兼ねません。 この家族の感覚は全く理解できません。
だから家族に満足して貰える葬儀施行をする自信がありません。
だから辞退する・・・それがあんしんサポートでもあります。
お金が無いとか、お金に余裕はないけど精一杯温かく送ってあげたい
という家族なら、どんな葬儀社より強い味方になると自負してます。
辞退したのは正解、というより辞退すべき葬儀だったと思います。
とにかく疲れた一日でした。
とにかく疲れた一日でした。
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