31日午前3時30分、増税後初の葬儀となる搬送依頼の電話が鳴る。

隣接市の総合病院にお迎え、あんしん館にご安置をすると故人の親族

である甥の方と打ち合わせをする。 10名程度の家族葬儀だという

ので甥の方が入会された時には無かった、あんしん館で4月1日葬儀

をすることになった。 打合せは死亡届出書の記入が最も時間を要し

あとは確認程度ですんなり終わるのが、以前に葬儀経験のある人ほど

『あれ? こんなに簡単で良いんですか?』という感覚のようです。

親族が帰り改めて考えてみると、前日の3軒の時も、それ以前の葬儀

打ち合わせも、同じような反応をする家族が多いとに気づきました。

前日葬儀をされた家族は、何度も葬儀は経験しているけど、自分達が

送ってあげた!・・・と初めて思えるお葬式でした。と感謝の言葉を

言われ、横にいた妹さん達は請求書の金額を見て、○が1つ足らない

のでは!?と後飾り祭壇、自宅置き用返礼品の確認、そして集金にと

伺った千明に言ったのだそうです。

それだけ葬儀を出す家族にとって、内容と費用は大きな意味を持って

いるのが分ります。 内容は同じでも高額な葬儀なら、当然と思うで

しょうし、料金は安くても内容がイマイチなら、だから安いんだなと

思うでしょう。 内容が普通の葬儀で、料金が安ければ、そこそこの

評価をされ、内容は他社以上のレベルで、料金が圧倒的安さならば、

高評価をされ喪主や家族の知り合いにも紹介をしてくれるレベルって

ことになるのだと思います。 その意味では、現時点のあんしんサポ

ートは高品質で超低料金であると、葬儀をされた家族が感じてくれて

いるからの圧倒的紹介率を維持できているって事なのだと思えます。

今回、自慢話をしたくて書いているのでなく、ここまでは序章です。

今書いた『葬儀の内容が高品質』だとか『費用が超低料金』だと言わ

れても読んでおられる方には、基準が分らず理解できないでしょう。

そこで急増している『家族葬』を例に葬儀費用(パック・セット)の

カラクリを検証してみたいと思います。

今年は民生委員、自治会、在宅看護師、介護士などを始めとし関心の

ある方なら誰でも参加して頂ける勉強会を始めるつもりなので、丁度

良い予習になると思っています。

① 人の死にまつわる正しい法律を知る

② パック等の落とし穴が見抜ける知識を持つ

③ その葬儀社での使用品、項目内容のレベルが見抜ける知識を持つ

この3点が分かれば、葬儀で後悔する確率は激減するでしょう。

それにもうひとつ、実際は葬儀をしない人達が『終活』うんぬんとか

良い葬儀社を見抜くとか、葬儀社の良し悪しを評価する基準の中には

言葉遣いが丁寧か? スーツをビッっと着ているか? なんて文字も

見ますが、それが事実なら、あんしんサポートは最悪な葬儀社!?と

言われているようなものです。 これに反論するならスーツをビシッ

と着て、丁寧な話し方をしている葬儀社の請求書が馬鹿高い現実って

どうなのよ!?ってことです。 全身真っ黒ではありますが、上着は

ジャンパーを着てるし、おべんちゃらも、お世辞も言わず、親族達が

好き勝手を言っていれば「お金を払う人は手前に座って話しても良い

けど金を出さない人は黙ってて」なんて言う事だってある。 依頼を

して来られた家族の生活を守りつつ、家族の財布事情の範囲で可能な

無理のない葬儀を企画立案、施行するのがあんしんサポートであり、

それを経験した家族が紹介をしてくれた人達が、会員になりたいと、

自分であんしん館に足を運んで入会し、その時が来たら葬儀の依頼を

され、搬送後は今現在の財布事情で可能な葬儀の打合せと施行をする

訳で、会員さん達は以前に見聞きした時と同じ姿勢の我々に安堵をし

葬儀の全てが終わるまで、葬儀後の納骨、墓、時には相続についても

相談に来るのが、あんしんサポートの会員なのです。

黒のジャンパーだから信用できないと言われた事も無ければ、丁寧な

話し方をしない人だと不信感を持たれた事もないのですから、ようす

るに、その理論は机上空論だって事です。

葬儀をしない評論家の話を聞いて、葬儀社を探しても見つかる事など

ないでしょうが、それは自分で欲しい服を具体的にイメージしてから

買いにいくと、まぁイメージ通りの洋服なんて売ってないのと同じ、

結局は講演、講習の中に出てきた担当者や営業の対応や話し方などを

参考にして決めたとしても・・・よーく考えてみてください。

ちと例えは極端ですが、例えば詐欺師は、いかにも詐欺をするような

人を騙すような言い方をする人でしょうか!? 服装について言えば

葬儀社の99%はスーツを着ているのに我々はジャンパーです。

なぜか!? 業界の常識に逆らってジャンパーを着る理由は2つです。

① 我々の仕事は荷物を運び、花を運び、とにかく出来る事は何でも

  行うことで、コストダウンをし低料金を維持しているのです。

  自分達はスーツがシワに成らないような事だけをし、汚れ仕事は

  全て外注に出せば、当然葬儀費用に全て上乗せされるのです。

② 業者だか会葬者だか、家族親族は分り難いので、スタッフを探す

  時は顔を見ないと分りません。 しかしジャンパーを着ている人

  全てがスタッフだと分っていれば、知らない人でもすぐに分る。

こんな風に書くと、故人に対して失礼だ!・・・なんて言う葬儀社も

いるでしょうが、ジャンパーの何が失礼なのか? 裸ならそれも分る

けど、家族親族がすぐに分るような服装をし、シワシワのスーツより

遥かに清潔な支度をしているし、家族から服装の事など一度たりとも

言われたことなどありません。  もっとも我々のジャンパーを否定

された事などないのですが、葬儀社を選ぶポイントに言葉づかいだの

服装だと書くから、それを真に受けた消費者が馬鹿をみる結果になる

事だってあるんだと理解して頂ければ充分です。

今回の増税は、来年10月の増税と続くので、金額を明確に完全記載

するのが難しい状況であり、あんしんサポートでも、今回に限っては

あえて外税(税別)という表記の仕方となったように、誤魔化し易い

状況なのも事実です。 そんな訳で、次回は

① 人の死にまつわる正しい法律を知る

② パック等の落とし穴が見抜ける知識を持つ

③ その葬儀社での使用品、項目内容のレベルが見抜ける知識を持つ

これらを書く中でカラクリとなるポイントを指摘したいと思います。

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