ちょっと前の事、永代供養墓の建設に向けラフ設計と概算費用の事で
石の設計(本人はデザイナーと呼んでるが)をしている幼馴染の所へ
石の設計(本人はデザイナーと呼んでるが)をしている幼馴染の所へ
行き、仕事の話がひと段落したので同級生に連絡をしてみると数人が
集まってきた。 懐かしい顔もいれば、初対面?と思う人さえいる。
今年還暦を迎える我々をはたから見れば、中年というよりは、初老の
人達の集いってところだろうか。 それにしてもバツ経験者が多いの
には驚かされる・・・10人中8人がバツ経験者だったが、考えよう
によっては、だから出て来られた!?とも考えられる。
交際相手のいる人は不安をくちにしないが、相手のいない人は不安を
実感する年代になったようです。
暫く同級生観察を続けていると、色々が分かってくる・・・
① 60才の男性は将来の不安が高くなっている
② 定年後の目標はなく、過去の栄光に生きている
③ 会社から離れると老いは早く訪れる
④ 肉体的にも相当ガタがきている(高血圧・糖尿・肝臓)
⑤ 子供は親元を離れ夫婦だけか、ほぼ一人住まいのどちらかだ
実は昨日葬儀をされた故人は昭和26年生まれの62才の男性・・・
今年に入って50代男性の葬儀が続いた後は、やたら60代の葬儀が
それも全て男性の葬儀なのには驚かされる。
今日の故人はちょうど一年前、故人も含め沢山の人達が出入りしてた
家の主である女性の葬儀で我々も会っている方でした。
今年初めの50代は、心筋梗塞、くも膜下出血と突然襲ってくる死で
一人だけ肝臓癌でしたが、60代は癌がダントツで、中には孤独死の
方もいらっしいました。 今年はまだありませんが、去年は60代の
男性2人が自ら命を絶ちました。
医者ではないのであくまで印象で、女性の更年期障害は50代前半が
ピークと言われているようですが、男性は60代前半が更年期障害の
ピークなのか!?と思えるほどです。
ただ全ての男性というより、二者分岐される気がします。
①仕事一筋の企業戦士が定年を迎え、初めはのんびりと余生を過ごす
つもりが、実際に時間ができると何をして良いか分らない・・・
家では粗大ゴミ扱いをされ、行く場所もなく糸の切れた風船のように
毎日を流れに任せ、何となく生きている・・・
②定年前から次の仕事を始めたり、趣味と実益を兼ねたり、NPOの
団体を作ったり参加したりと、サラリーマン時代に勝るほど精力的な
動きをされ、以前より活き活きとしている方
どう考えても②のほうが良い訳で・・・ なら50代後半になったら
60代以降の生き甲斐、遣り甲斐を探しておくべきかもしれません。
幸い僕の場合54才から偶然の流れで、あんしんサポート設立があり
更には5万円火葬支援パックの完成までに3年間を要したり、葬儀と
いう慣れない環境の中で数年間無休が続いたこともあり、のんびりと
過ごす時間もなく、忙しくなく、されど遣り甲斐のある仕事につけた
ことが現時点では良かったように思えます。
今の60代、身体的には昔の年齢の八掛けくらいかなって感じだから
今の60才は、昔の48才くらいのものでしょう。
60代に入った男性は、年寄りの自覚をするより、生き甲斐を持てる
何かを見つける事、年に2回以上の健康診断をすること。
健康で60代後半に突入するのが、ひとつの目標ですかね。
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