今日は49日法要一軒、墓の開眼供養一軒でしたが、午後3時過ぎに

おこなった公営墓地
での開眼は風もなく穏やかな一日でした。

この数日間は葬儀もなく、あんしん館前に吊り下げる懸垂幕デザイン

作成には時間が空いてちょうど良かったようです。

おかげで懸垂幕8枚と、のぼり4枚のデザインが完成しました。

■200㎝×80㎝  5枚

 

 



■175㎝×90㎝ 1枚

■150㎝×150㎝ 2枚

 

明日見積りをとって、完全データを作り依頼する予定です。

一枚、一枚が結構でかいので、壁面に留め付けるのが毎回大変です。

試行錯誤しながらも3日間掛けて、何とか作ったデザインですから、

ホームページも完全リニューアルしてみるつもりです。

ホームページで思い出しましたが、今月はある老人団体からの依頼で

1時間45分の講演会を行うことになっています。

今までにも県内、都内など何度か講演会をさせて頂きましたが、講演

会と座談会が一番伝えたい事が伝わるように思えます。

僕自身が経験した事や、依頼者家族を通して教えられた事など肉声で

話す迫力は文字とは違います。 また僕は身振り手振りが大きいので

ピンマイクなら使いますがハンドマイクだと100名程度の部屋なら

マイク無しで話すことが殆どだから、声はでかいのかもですね。

講演をする人は誰でもそうでしょうが、乗ってくれば2時間程度なら

問題なく話は続きますし、90分では短いこともあります。

ただ僕の場合に関しては、聴講者の年代により高齢だと5分に一度は

それ以下だと10分に一度程度の笑いは入れるように心がけます。

思えば・・・小学生の頃は赤面症で、人前に立つと顔が赤くなるのが

自分でも分るし、元々色白だった事もあって真っ赤になってました。

それが中学2年生頃から始まったヤンチャのせいでしょうか、人前に

出てもさしてあがらなくなり、30代の頃は美容室の経営指導をする

ために各店のスタッフ前で90分ほどの講習をしたり、時には経営者

達が大勢集まる会場で講演料を頂いて話しをしていた事が、いまでも

役に立っているようです。

サラリーマン役員時代は、経営コンサルタントや先生と呼ばれる人の

話しも沢山聞きましたが、話しの内容以上に大事なのが話術であると

下手くそなコンサルタントの話で反面教師として教えられました。

またコンサルタントの多くの話が役に立たない事も教わりました。

一度、こんな経験があります。

それは美容師を集めて行われた経営者講演会でしたが、講演の内容は

①集客増を図る事が第一である

②新規来店したら、リピータとして顧客になるよう務める

③より高い技術力と接客力を身に付ける etc

まぁこんな程度の内容を延々と話していましたがどう思います!?

当たり前の事でしかないし、それも核心には全く触れていません。 

途中で馬鹿らしくなったので、呼んだ側の人間としては反則だった

かもしれませんが、こんな風に質問しました。

「先生のお話は素晴らしいのでしょうが、僕のような凡人には残念な

がら全く理解ができません。 会場には僕と同じ程度の経営者もおら

れますので、もっと具体的な部分を聞かせてください。 例えば、、

魚屋さんなら、どうすればもっとサンマが売れるのか? を具体的な

販売方法で教えて貰えないと分らないみたいです。 すみません」

すると会場から拍手が起こり、結局コンサルタントは具体的な事など

何も言えず予定より早く講演会が終了したのです。

問題はここです・・・

机上の空論や、理論だけでは何も解決しないってことです。 

例えば、具体例とはこんな事でも良いのです。

①集客増を図る事が第一である

・期間中パーマを掛ければ全員に12月24日、生クリーム6号の

 クリスマスケーキプレゼント!

・わざわざのご来店ありがとうございます。 パーマを掛けて頂いた

 皆さんに、心ばかりですがお車代2千円差し上げます

②新規来店したら、リピータとして顧客になるよう務める

・どうせ美容室に行くなら、他店に行くより○○美容室に行かなきゃ

 損だとお客様が思う店にすれば良い

③より高い技術力と接客力を身に付ける

・技術の良し悪しは、お客様目線で考える事を教える

・一例をあげれば、

お客様「揃えてください」

担当者「はい、分りました。揃えます」 担当者は揃えたつもり、、

お客様「えっ こんなに切ったの!?」

担当者「揃えただけですけど・・・」

お客様「・・・・怒」 こんな事ってありませんか?

美容室の話題として列記しましたが、同じような事が葬儀業界でも、

起きている気がしてなりません。

葬儀社評価なんてのもあるようですが、電話に出る時自分の名前を言う

言わないで5点評価の1点減点・・・なんだそれ!?としか言えん。

或いはコンサルタントが、良い葬儀社の条件をどんなに提示したって

『その葬儀社の社名、担当者名』まで教えてくれなきゃ意味がねぇ。

こんな風に言うのは理由があるからです。

NHKの放送を見てとか、ネットでホームページを見てとか、県外の

方々から「近くで同じようなNPOか葬儀社を教えてください」って

沢山のメールを頂きますが「残念ながら今現在はありません。そこで

当方のパンフレットには全項目の写真と単価も入っていますし、その

合計とパック価の違いも計算すれば少なくとも、あんしんサポートの

料金感覚は分かるでしょうから、お近くの葬儀社で事前相談をされる

時の参考にして頂ければと思います」 こんな程度しか言えません。

どんなに素晴らしい意見でも現実性が無ければ虚しいだけです。

自分の住む地域で最も利用者の立場で、良心的に、家族のこと考えて

葬儀をしてくれる葬儀社を探すなら、その葬儀社で葬儀をされた人に

できるだけ多くの人に話しを聞くしかありません。

友人、知人をたどれば良い葬儀社、悪い葬儀社情報は入るものです。

少なくとも何の準備もせずに、冷静さを失った状態での依頼よりは、

我が家にとって良い葬儀社への依頼はできるでしょう。

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