昨日みんなで外出中、家族の終幕後を心配する事前相談者から電話で
「あんしん館に来たのですが」との連絡を受け10分ほど待って頂き
「あんしん館に来たのですが」との連絡を受け10分ほど待って頂き
すぐに戻って事前相談をしたのですが、相談者が帰ったあとで仕事に
入る感覚や対応で2人を叱った。 それこから企業のトップとしての
力量や、家族が納得し信頼の得られる葬儀ができる実力と人間性など
かなり難しい話にもなる。 あんしんサポートが成長するにはいつか
必ず通らなければならない道であり、大きな壁であることも分かって
はいたが、その方法が分らず自分の中は、五里霧中が半年以上続いて
いました。 2人と相談すれば良い方法が見つかるかもとれないと、
試したこともありますが、そこで分かったのは『何をして良いか分ら
ない』という至ってシンプルな、しかし大きな壁でした。
こんな風に書くと2人の能力が低いの? と思われてしまいそうです
が、葬儀社の社員というポジションで評価するなら非常に高い能力の
2人だと断言できるでしょう。 どこの葬儀社に行っても使える人間
として評価されるてしようし、大手葬儀社でも部長クラスなら問題は
なく対応できるくらいの能力は持っているはずです。
どこに出しても恥ずかしくないし、きっとうちの2人を良く知る人が
葬儀社の社長なら欲しい人材だと思うでしょう。
しかし求めているのは経営者として、それもある種パイオニアとして
先導し続けられる人・・・なのですから言ってる僕でさえ、難しいと
思いながらの発言が続くのです。
事業の大小を問わず、全ての借金に対して連帯保証人以外なら役員で
あっても、平社員であっても同じで、経営者を経験した人にしか分ら
ない感覚を持たせ、既存の葬儀社に無い経営路線を進めといっている
のと一緒なのです・・・誰が考えても難しいのは分かります。
あんしんサポートを創業する時、この仕事には大きな課題がある事に
気づきました。 それは自分の存在が現世から消えたあとも、必要と
する人達がいたら存続させる必要がある事と、墓のような部分に手を
出したら永続し続ける必要があることです。
今回は『地域拡大』と『永代供養散骨』がテーマ、その両方を本気で
考える時を迎えてる気がしていたのですが、残念ながら僕の中に合格
点がつけられる回答で浮かんできませんでした。
2人は僕が作ってきた『納棺師』『故人を偲ぶ』を始めとした様々な
あんしんサポート流の葬儀施行を目指します。 当然です・・・
でもこそから自信が生まれてきません。 どちらかと言えば挫折感の
ほうが多いはずです。 持って欲しいのは『家族目線の葬儀を実践』
し続ける心意気であり、その遺伝子であって僕の納棺師ではないのに
自信を無くすとしたら、、、なら、何をすれば良い? そうなんです
2人が戸惑っているのと同じところで、僕も五里霧中ってことです。
ところが、ちょっとした事で『ん!?・・・もしかしたら霧が晴れる
日が来るかもしれない』と思える方向に向かったかもしれません。
それは2人が僕の真似からというか、、武井という呪縛から一歩外へ
出たかもしれないと感じたからです。
それが正しいか間違っているかは、結果が教えてくれるでしょうが、
何事にも『創生』『成長』『成熟』『衰退』『消滅』があると思って
いますが、あんしんサポートは『創生期』から『成長期』に突入する
岐路に入ったのだと思います。
創生、つまり始まりは、良くも悪くも突き進む事が必要で、一番強く
求められたのは行動力、実行力、決断力だったように思えます。
その部分を得意とする武井という人間が引っ張ってきた。
時期と運と人に恵まれ、芽が出て成長期に入る時に求められるのは、
誰でもとは言えないけど、多くの人が自信と遣り甲斐の持てる仕事で
あり職場にできなければ、大きな成長は難しく、次に訪れる成熟期に
大きな実はつけられないって事なのでしょう。
武井という人間は創世記には、ちからを発揮するタイプだろうと自負
していますが、沢山の人達に自信を持たせ、みんなの力をまとめて、
大きな流れにいていく事が得意だとは思えません。 むしろ苦手だと
言える気がします。 しかし2人は僕に無い部分を持っている・・・
それが人と上手く融合していく能力、自分一人でなく、みんなの力を
合わせられるって事でしょうか、、個の能力うんぬんは別にして頂き
歴史を見ても、個の能力の高さは『織田信長』が筆頭に挙がりますが
制覇はできませんでした。 制覇したのは、人の力をまとめられた人
であり、人たらしと呼ばれた『豊臣秀吉』なのです。
また一人で一般営業の3倍、5倍と結果を出せば、もの凄いセールス
なのは確かで素晴らしい事ですが、どんなに凄い人でも10人の一般
セールスには及ばないし、100名のセールスなら尚更です。
あんしんサポート事業は、特定の地域の人達だけを対象にしている訳
ではありませんし、全国で必要とされているのはNHKで放送をして
くれた事で、全国から強く要望されているのも分りました。
成長期に入り、指揮官に必要な要素の順位が替わるのですから、僕を
真似することより、この先必要なスキルを身に付けて欲しいのです。
その一歩が今日はら始まったような気がします。
あとは、どれだけ上手に交代しながら後退していけるかでしょう。
常に向上心を持ち、前に進み、経営を守る為の撤退などは決して苦手
ではありませんでしたが、後進に道を譲りながらの交代劇、、、
多分、我が人生の中で一番難しい時を迎えるでしょうし、上手くいく
いかないは、一番権限を持つ僕の力量次第なんだろうと思います。
平成14年1月27日、我が思い、我が考えをここに示す。
先行き、五里霧中に入ったら戻り読み直すことを忘れるな・・・
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