あんしんサポートでは珍しいパターンなのが、逝去後に初めて電話で
連絡をしてきて、葬儀依頼をされる家族です。 一般的な葬儀社なら
極普通なのかもしれませんが、その時になって葬儀社を探し、費用の
確認をして依頼葬儀社を決める、、どう考えても安くはなりません。
あんしんサポートでさえ、非会員価格となり会員料金より2万円高く
なるのです。 明確な料金明示してない葬儀社のほうが多いですから
火葬式で30万円と言われても不思議ではないでしょう。
そんな珍しいパターンの電話が、昨日の午後1時過ぎに入りました。
電話を取った千明の内容を、同じ事務所内で聞いていた僕と息子は、
葬儀の依頼だとすぐに分りましたが、依頼はせずに一旦電話を切る。
「他の葬儀社にも電話確認をしているみたいで、安い所を探している
みたいですよ」との言葉に「なら、うちより安い所なんて無いのに、
依頼しないんだから、仕事を片付けようぜ」と3人で車に乗り込んで
出掛けます。 車で5分ほど走ると神社の周囲に露店が出ているのが
見えて、ドンドンと音だけの花火も上がっていたので、何事かと思い
近くに車を停めて行ってみました。
神社境内には、縁起達磨が山と積まれドンド焼きと言って燃やすのだ
そうです。 境内には能舞台がありお面を被った人が踊っています。
10年以上も近くで仕事をしてきたのに初めての光景でした。
よく見ると、甘酒を無料で飲ませてくれると分り3人分貰っていると
千明が遠くへ離れ電話を受けています。
先ほど掛けてきた人のようで、火葬式の依頼だと分ると、すぐにドラ
イアイスの手配と寝台車で搬送準備にかかります。
指定された自宅に行くと、搬送シートを貸してくれれば兄弟で車まで
連れてくるとの事、自宅前で暫し待ち、搬送シートに包まれた故人を
見ると小柄なので「女性? お母さん?」と確認する「はい」との事。
死亡診断書は持っていたので預かり、あんしん館で待っていますから
来てくださいと伝えると、あんしん館に戻る。
走り始めてすぐ、死臭がするので車の窓を開けてあんしん館に戻る。
改めて死亡診断書を確認すると、亡くなってからすでに24時間経過
している・・・真冬とは言え、暖房はつけなくても家の中では腐敗が
進んで当然だが、なんで24時間も置いてから依頼したのか?
初めての電話内容、先ほどの電話内容を改めて千明に確認してみる。
一昨日午後1時過ぎ、総合病院で逝去、搬送費用が掛かると自分達の
車で自宅に搬送し、何処かで線香具を買い、線香は供えたようですが
そこから葬儀社を探したのでしょうか・・・ドライアイスも当てずに
24時間後、あんしんサポートに辿り着いたのでしょうか?
すぐに火葬場の空状況を確認すると、本日午前10時の火葬が取れた
ので、納棺安置1日と非会員火葬式で74.800円でした。
今回のようなケースで言いたいのは、自分達で運べば安くなるだろう
と思い、線香具は自分で買ったほうが安いと思う気持ちは分かるけど
あんしんサポートの場合、なにひとつとして安くはなってない。
我々が病院に迎えに行き、自宅に安置し、ドライアイスを当て、線香
だけでなく末期の水もとって、本日火葬しても費用は同じなのです。
ならば、事前に会員登録さえしておけば54.800円で済んだ訳で
すから費用も抑えられたし、死臭など絶対にしないのです。
ちなみに親戚が包んでくれた香典への返礼品は、会員同様25%
割引で対応しました。
また昨年末近くまで、故人が勤務しており、まだ退職届は提出して
ないが、仕事には行っておらず、故人と勤務先の関係も分らずで、
社会保険から支給される葬祭費10万円の適用が微妙な状況だと
判断し、すぐに勤務先に確認し適用のお願いをしておくよう息子達
に伝えてありましたが、勤務先の担当者が不在で明確に回答では
なかったものの適用して貰えるようだと言っていました。
今回は運よく葬祭費請求できますが、事前に来館し相談していれば
あんしんサポートだけでなく、この程度の相談なら何処の葬儀社でも
してくれるのではないでしょうか。
葬儀社は、葬儀だけでなく、墓の問題、相続の問題、お寺の良し悪し
時には人生相談まで、職業柄色々と詳しいのです。
ちなみに親戚が包んでくれた香典への返礼品は、会員同様25%
割引で対応しました。
また昨年末近くまで、故人が勤務しており、まだ退職届は提出して
ないが、仕事には行っておらず、故人と勤務先の関係も分らずで、
社会保険から支給される葬祭費10万円の適用が微妙な状況だと
判断し、すぐに勤務先に確認し適用のお願いをしておくよう息子達
に伝えてありましたが、勤務先の担当者が不在で明確に回答では
なかったものの適用して貰えるようだと言っていました。
今回は運よく葬祭費請求できますが、事前に来館し相談していれば
あんしんサポートだけでなく、この程度の相談なら何処の葬儀社でも
してくれるのではないでしょうか。
葬儀社は、葬儀だけでなく、墓の問題、相続の問題、お寺の良し悪し
時には人生相談まで、職業柄色々と詳しいのです。
そして今日の午後、すでに病院で亡くなっているが、とにかく費用を
抑えたいと慌てて電話してきた女性(電話の感じではおばさん)は、
慌てて電話をしてきて、ちゃんと話を聞き終える前に、親戚だか、知
り会いだか、家族が何処からか戻ってきたようで、電話を切ってしま
ったのですが、電話で言ってたように本当に費用を抑えた火葬式をと
考えていたのなら、間違いなく高い火葬式を選択した事になります。
存命中に家族が家族の葬儀の話をしたくない気持ちは、よーく分かり
ますが決して良い結果にはならないのです。
存命中に葬儀の話はしたくないのなら、結果高額になってもグズグズ
言わない事だし、費用が心配だったり、抑えたいと思うならば事前に
調べたり、相談したり、葬儀経験者に聞いたりすべきです。
だからこそ、家族みんなが元気な時に、葬儀の話題でも笑って話せる
時にこそ、葬儀の話はしておくべきなのです。
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