11日午後5時葬家に焼骨をご安置、抱えていた葬儀全て完了です。
朝は晴れ、午後から雨、夕方は寒風が吹き山は雪か?と思うほど寒い
一日が終わり疲れがどっと出る、毎回葬儀が済むとどっと疲れが出る。
年齢のせいなのか、張りつめていた神経が解放されてかは分からない
けど、毎回終わった途端に疲れがでる・・・でも気分はすがすがしい。
葬儀の仕事は曜日も時間も問わず、お正月も関係ないけど、数日間の
決まった中で行われるので実にメリハリのある仕事でもあります。
今の仕事と正対するのがルートセールスだったように思います。
ルートセールスとは、相手先が決まっている営業の事で、僕は美容室
への材料を卸す営業を10年間ほどしていました。
初めて先輩に同行した時、美容師のおばさんが上からものをいうので
聞いているだけでムカつく、、店を出て車の中で先輩に聞きました。
「なんであんな事言われるの? 腹が立ちませんか?」すると先輩は
「だよな、初めは俺も腹が立ったけど人じゃなくてお金に頭を下げて
いると思えばどうってことないよ」僕は「はぁ、そんなもんですかね」
一応先輩の言い分は分かりましたが、元々僕は頭を下げるのが嫌いな
奴ですから理解はしても納得なんて到底できません。
内心『この仕事、俺には無理かもな・・・』なんて思っていました。
一週間ほど同行すると、翌週から配達しながら店の場所を覚えるよう
にと言われ、扱っている商品も覚えるように指示されました。
ところがパーマ液を始め全ての商品が、聞いた事もないカタカナ名で
パーマ液は『レディウェル』『トップトレンド』『プリマウェル』等
様々な名前で呼ぶのでちーっとも分かりません。
この時点では『こんな仕事ぜってぇー無理」と本気で思ってました。
配達を始めてすぐ、行く店、行く店で同じような事を聞かれるのです。
「最近美容室に税務署が入ってるんだって? 入られた店はどう?」
そんな現実など新人の僕は知りませんから「詳しい事は分かりません
が先生の店はちゃんと帳面を付けてますか?」すると殆どの美容室は
適当もいいところのようだったので、上から目線に少しムカついてた
事もあり「先生、仕訳くらいは知ってるよね?」と偉そうに言います。
すると「仕訳ってなに?」と聞く始末、「えっと経費って分かるよね
その経費のひとつひとつを、どの科目で振り分けるかが仕訳ですよ」
先生は言います「経費なら、まずはお米でしょ・・・それと」と言う
言葉をさえぎり「ちょっと待ってお米って?」先生は笑顔で自信満々
な顔で言う「だってご飯食べなきゃ働けないじゃん」僕は「・・・・」
内心面倒くせぇ、、と思いながらも一応の話はしておきます。
「あのね確かにご飯食わなきゃ働けないけど、それって美容師だけの
話じゃなくてサラリーマンだって同じでしょ? でもサラリーマンは
お米を経費で落とせない、、先生も同じで商売に必要な経費じゃなく
人として生きていく為に必要なのが米だからさ、ご飯を商売にしてる
人達以外は経費としては認められないよ」「なるほどね、、じゃあさ
美容関係の物だけが経費なの?」「それも違うな、例えばねお煎餅を
買ってきてお客様のお茶菓子に出したら接客費として認められる。
同じお煎餅をお店の会議で食べたら会議費として認められる。だから
材料以外の物でも使い方によっては経費にもなるって事です」
だいたいこの辺まで話すと、自分の店の経費を知りたくなるようで、
もっと話を聞きたいのがわかります。
しかしここで一言「先生ごめん、もう行かないと他の店がまわれなく
なっちゃうから行きますね」「えっそうなの次はいつ来てくれる?」
「配達する商品でもあればすぐに来られるけど、無ければ2週間以上
先って事になると思うし、その時は僕が来られるかどうか分りません」
すると「ねゃ何か頼むものない? スタッフに聞き○○さんなら注文
ありますけど」と他の材料屋さんの名前が出ます。
「ねぇ、これと同じような物ある?」「ありますよ」と答える僕、、、
実際は言われた名前の物が何をする材料か全く分かりませんが、似た
ような物はあるだろうと自信満々に答えます。
これで他社の商品が、うちの商品に替わり、一年後には当時担当した
6日間で120軒をまわるそのルートの売上が3倍になっていました。
この話は税務署が業界に入ったのと、僕が営業を始めた時期が偶然、
同じ時期だった事と、普通の人より少し経理に明るいのが幸いをした
結果ではありましたが、この時学んだのが次のことです。
■ お金に頭を下げなくても売れる方法はあるって事
■ 人は自分に必要な情報を持つ人間から物を買おうとする事
■ 女性は材料屋でも、どこか尊敬できる部分を持つ人を優先する事
■ 女性はスーツより、靴、ベルト。ネクタイ等小物をを意識して見て
シワシワのズボンや汚い靴を履いてる他社営業マンの事を僕の前で
ボロクソに言うって事は、僕も他の人の前で言われるって事だから
身だしなみには、いつも注意するようになりました。
今回は偶然がもたらした好結果ですが、次回はルート営業で好結果を
出すなら、、の方法を書いてみましょう。
朝は晴れ、午後から雨、夕方は寒風が吹き山は雪か?と思うほど寒い
一日が終わり疲れがどっと出る、毎回葬儀が済むとどっと疲れが出る。
年齢のせいなのか、張りつめていた神経が解放されてかは分からない
けど、毎回終わった途端に疲れがでる・・・でも気分はすがすがしい。
葬儀の仕事は曜日も時間も問わず、お正月も関係ないけど、数日間の
決まった中で行われるので実にメリハリのある仕事でもあります。
今の仕事と正対するのがルートセールスだったように思います。
ルートセールスとは、相手先が決まっている営業の事で、僕は美容室
への材料を卸す営業を10年間ほどしていました。
初めて先輩に同行した時、美容師のおばさんが上からものをいうので
聞いているだけでムカつく、、店を出て車の中で先輩に聞きました。
「なんであんな事言われるの? 腹が立ちませんか?」すると先輩は
「だよな、初めは俺も腹が立ったけど人じゃなくてお金に頭を下げて
いると思えばどうってことないよ」僕は「はぁ、そんなもんですかね」
一応先輩の言い分は分かりましたが、元々僕は頭を下げるのが嫌いな
奴ですから理解はしても納得なんて到底できません。
内心『この仕事、俺には無理かもな・・・』なんて思っていました。
一週間ほど同行すると、翌週から配達しながら店の場所を覚えるよう
にと言われ、扱っている商品も覚えるように指示されました。
ところがパーマ液を始め全ての商品が、聞いた事もないカタカナ名で
パーマ液は『レディウェル』『トップトレンド』『プリマウェル』等
様々な名前で呼ぶのでちーっとも分かりません。
この時点では『こんな仕事ぜってぇー無理」と本気で思ってました。
配達を始めてすぐ、行く店、行く店で同じような事を聞かれるのです。
「最近美容室に税務署が入ってるんだって? 入られた店はどう?」
そんな現実など新人の僕は知りませんから「詳しい事は分かりません
が先生の店はちゃんと帳面を付けてますか?」すると殆どの美容室は
適当もいいところのようだったので、上から目線に少しムカついてた
事もあり「先生、仕訳くらいは知ってるよね?」と偉そうに言います。
すると「仕訳ってなに?」と聞く始末、「えっと経費って分かるよね
その経費のひとつひとつを、どの科目で振り分けるかが仕訳ですよ」
先生は言います「経費なら、まずはお米でしょ・・・それと」と言う
言葉をさえぎり「ちょっと待ってお米って?」先生は笑顔で自信満々
な顔で言う「だってご飯食べなきゃ働けないじゃん」僕は「・・・・」
内心面倒くせぇ、、と思いながらも一応の話はしておきます。
「あのね確かにご飯食わなきゃ働けないけど、それって美容師だけの
話じゃなくてサラリーマンだって同じでしょ? でもサラリーマンは
お米を経費で落とせない、、先生も同じで商売に必要な経費じゃなく
人として生きていく為に必要なのが米だからさ、ご飯を商売にしてる
人達以外は経費としては認められないよ」「なるほどね、、じゃあさ
美容関係の物だけが経費なの?」「それも違うな、例えばねお煎餅を
買ってきてお客様のお茶菓子に出したら接客費として認められる。
同じお煎餅をお店の会議で食べたら会議費として認められる。だから
材料以外の物でも使い方によっては経費にもなるって事です」
だいたいこの辺まで話すと、自分の店の経費を知りたくなるようで、
もっと話を聞きたいのがわかります。
しかしここで一言「先生ごめん、もう行かないと他の店がまわれなく
なっちゃうから行きますね」「えっそうなの次はいつ来てくれる?」
「配達する商品でもあればすぐに来られるけど、無ければ2週間以上
先って事になると思うし、その時は僕が来られるかどうか分りません」
すると「ねゃ何か頼むものない? スタッフに聞き○○さんなら注文
ありますけど」と他の材料屋さんの名前が出ます。
「ねぇ、これと同じような物ある?」「ありますよ」と答える僕、、、
実際は言われた名前の物が何をする材料か全く分かりませんが、似た
ような物はあるだろうと自信満々に答えます。
これで他社の商品が、うちの商品に替わり、一年後には当時担当した
6日間で120軒をまわるそのルートの売上が3倍になっていました。
この話は税務署が業界に入ったのと、僕が営業を始めた時期が偶然、
同じ時期だった事と、普通の人より少し経理に明るいのが幸いをした
結果ではありましたが、この時学んだのが次のことです。
■ お金に頭を下げなくても売れる方法はあるって事
■ 人は自分に必要な情報を持つ人間から物を買おうとする事
■ 女性は材料屋でも、どこか尊敬できる部分を持つ人を優先する事
■ 女性はスーツより、靴、ベルト。ネクタイ等小物をを意識して見て
シワシワのズボンや汚い靴を履いてる他社営業マンの事を僕の前で
ボロクソに言うって事は、僕も他の人の前で言われるって事だから
身だしなみには、いつも注意するようになりました。
今回は偶然がもたらした好結果ですが、次回はルート営業で好結果を
出すなら、、の方法を書いてみましょう。
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