前回の続き、人は何で行きつけの店があるのか?

普段自分が通っているスーパーや美容室までの道筋にスーパーや

美容室って何軒も通り越して通っていませんか?

何で一番近くの美容室に行かないのですか?と質問をしたら返って

来る言葉はおおよそ、こんな感じでしょう。

■ 気に入っているスタイリストがいる(技術、人柄)

■ お店のスタッフがみんな親切で良い人達

■ 安い、サービスが良い、特典がある等々

■ もうずっと通っているから、、、近くにある店だからという方だって

歩きだけの移動手段や、足腰が弱い方なら当然いるでしょう。

これらを見て何か気づきませんか?

人は自分が得をする、利益を得られる店に行くって事です。

ただ人によって価値観は違います。

『料金』『技術』『サービス』『人柄』など自分の価値観の中でいきつけ

となる店を決めているのが普通の人です。

衣料、食、もっと極端なのはパチンコ屋さんなど全て同じです。

中には10円安い大根を買いに、ガソリン代150円を掛けて行く・・・

なんて事をする人もいるのが現実です。

特殊な品や新商品などでなく、一般の商売には王道があります。

『同じ品なら値が安い、同じ値ならば品が良い』これが王道です。

但しこれに属さない品や商売もあって、ラーメン等の味の好みなど

その代表ですし、理美容の技術も同じです。

カット1000円の店もあれば、カットは4000円の店もありますが、

安いから流行っている訳でもありませんし、少し高くも流行っている

美容室はいくらでもあります。 勿論1000円カットの繁盛店もある。

ランチ500円の繁盛店もあれば、ランチ3000円の繁盛店もある。

それは利用者が自分の生活水準の範囲内の店に行くからです。

一ケ月数万円で生活する人もいれば、一ケ月数百万で生活をする

人だっているのですから、買う品も違えば、行く店だって違います。

同じような生活水準の人達が行く店なら余計な神経は使いません。

誕生日や記念日だからと、奮発して夜景の綺麗な高級料理店など

行ったら、慣れないせいで美味いかどうか味も良く分からない・・・

なんて事もあったりします。 たまにならそれも良しでしょう。

① 自分の価値観に合う、利益や得のある店にいくのが消費者

② 自分の生活水準範囲の店を利用するのが消費者

その枠を大幅に超えると人は後悔をする結果となる事が多いです。

確かに葬儀は特別なものではありますが、だから高額という理屈は

成立しませんし、葬儀後も家族の生活は続くのです。

葬儀社も自分の生活水準の範囲で選択すれば良い・・・と言いたい

ところですが、1500円以上のランチしかないような業界ですから、

一日1000円で昼食や小遣いとする人は、1500円ランチを食べられ

ません。 問題はどう考え、どんな対応をするかです。

A. 1000円しかないから500円借りてランチを食べる?

B. 1000円以内でランチ可能にする方法を考える

借りたお金は返す、だから生活にしわ寄せが来るというか、借金まで

してランチを食べる必要はないって事です。

すると小遣いでランチのできる店を生活圏内で探すしかありません。

探しても1200円の店しか無かったら、何処かを節約していつでも

1200円の店でランチできるように準備しておくしかないでしょう。

いずれにしても、葬儀をされる利用者は普段の生活同様自分の生活

水準の中で可能な葬儀社や葬儀内容を最優先することです。

これが利用者側から見たベストではありませんがベターな方法です。

ところで、これを読まれる皆さんは葬儀では利用者の立場だとしても

仕事に入ると、葬儀社と同じ業者側になるのではありませんか?

書き始めたついでに、そんな消費者に対し業者側がどんな対応や、

どんな考え方で接すれば、相手の心を開き繁盛に繋がるかを自分の

経験から書いてみたいと思います。

経営の神様と呼ばれた故 松下幸之助さんを始めとした有名な人達の

著書はいくらでも出ていますが、読んで分るように僕のような凡人では

到底真似のできるレベルではありません。

それに対し僕のような普通の人でも、大業はしていませんが、25年間

潰れずきた美容業の株式会社や、それ以前は美容室に材料等を卸す

会社のトップセースルと呼ばれた当時、何を考え、どんな営業で結果を

出していたのか等々、僕なりのこだわりや言動を書いてみます。

今、仕事で悩んでおられる方なら、少しは役に立つかもしれません。

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