昨日に続き今日の葬儀が済み斎場を出ようとすると電話が入った。
あんしん館の駐車場にいるが、閉まっているという電話、3分程で
行くからと急いで戻ると、60代の女性が危ないと医者に言われた
家族で、少し話しを聞き、いつものように個室安置2日間と火葬で
79.500円~可能である事と、家族葬+個室安置+宗教者でも
328.000円で、湯かん納棺付、式場付、一膳飯から枕団子だけ
でなく灯篭類、果物、葬儀に関しては、何も準備することなく、全て
揃ったパックだと聞き、式場内、安置室を見た家族は言いました。
「今日は仕入れに行く日だったけど、病院からの連絡で慌てて来る
ことなりましたが、来て良かった、、、ホッとしました」と会員手続き
して帰られました。 続いて来館されたのは、ご主人が癌で危ない
と宣告された奥さんでしたが、話しを聞いたあとで「ぶっちゃけ費用
面というか、お金のほうは大丈夫なの?」と聞くと「そうなんですよ、、
入院している時は保険から費用が出るから何とかなりますが、自宅
療養もあったし、正直、お金無いんですよ」と本音でぶつかってくれ
ましたので、なら無理をせず5万円~可能である事と、自宅に連れて
帰れないなら納棺安置2日間で59.600円~可能である事も話すと
こちらもホッとしましたと入会して帰られました。
その中で話題に出たのが墓守不在の話です。
実は今日葬儀をされた家も僕より少し年上の娘2人なので墓守不在
となる話しが出たばかりです。
色々な判断はあるのでしょうが、いずれ誰も守り手のいなくなる墓で
あるなら、多少早くても自分達が何とかできるうちに墓を更地に戻し
寺に返すのが筋だと思うと話します。
仕事柄、墓に行く事も多いのですが、無縁化した墓や、身内からの
連絡を待っている立て看板のある墓を時々見かけます。
今は親族も遺体や、遺骨の引取りを拒否するのが当たり前になる程
多い時代であり、故意に電車やロッカーに放置する人も沢山います。
だからと言って、墓や寺に近寄らず、寺が処理してくれるのを待つ、、
社会人として決して褒められる行為ではありません。
普通、墓は永代使用権を払ってはいますが、購入した訳ではないの
ですから、元の更地に戻して返せば何の問題もないはずです。
たまに離檀料? などと言う意味不明な言葉も出ますが、まともな
宗教家、寺ならあり得ない話だしそんな契約書は無いはずです。
そもそも、そんな横暴は檀家の皆さんが承知しないでしょう。
ま、そんな寺なら、知らぬ、存ぜぬで疎遠となっても自業自得だとも
思えるし、寺が自分で撒いた種とも言えるので音信不通もありです。
でも多くの寺は、そんな事はありませんので、墓守が不在になると
説明し、今のうちに、できるうちに、更地にしてお返ししたいと申し出
れば快く引き受けてくれるでしょう。
墓を建てたとき開眼供養を行いますが、閉めるときは魂抜き供養を
される方が多いです。 費用は1万円程度の寺が多いようです。
あとは墓石を壊し、処分し、土を埋めて更地にする事と、墓にある
遺骨の処理を事前に考える必要があります。
別の墓所の墓に移すなら、改葬と呼び、出す寺と、引き受ける墓の
両方と行政の許可も必要となりますが、手元供養や散骨は改葬に
あたりませんので行政の許可は不要です。
墓石を壊し、墓石とその他の石や、土の処分で墓の広さによって
10万円~数十万の費用が掛かります。
大都会は墓不足ですが、田舎は家と墓はあまる時代でもあります。
今日のブログで言いたいのは・・・
①墓守不在が確定したら、少し早めであっても更地にして返す事を
寺にちゃんと伝え、日時を寺と相談して行うことです。
自分達で費用が何とかできる時って事は、まだ動ける、働けるうち
という人も多いでしょうが、少額年金だけの生活になったら墓を閉
じるのは難しくなる、、、ならば多少早くてもできる時にすべきです。
②墓から出した焼骨は別の墓に移せないなら、永代供養墓、散骨、
など後々費用の掛からない処理で、今の自分達の財布事情でも
可能な方法を選択すれば良いでしょう。
寺からすれば、気が付けば無縁墓・・・なんて事になれば管理だけ
でなく墓を閉じるには費用も掛かるのですから、更地にして戻して
くれるのは、当たり前の事でもあり、有難いことでしょう。
今まで先祖の遺骨を預かり守って貰っていたのですから、最後の
礼儀としてちゃんとした手続きで進めましょう。
あんしん館の駐車場にいるが、閉まっているという電話、3分程で
行くからと急いで戻ると、60代の女性が危ないと医者に言われた
家族で、少し話しを聞き、いつものように個室安置2日間と火葬で
79.500円~可能である事と、家族葬+個室安置+宗教者でも
328.000円で、湯かん納棺付、式場付、一膳飯から枕団子だけ
でなく灯篭類、果物、葬儀に関しては、何も準備することなく、全て
揃ったパックだと聞き、式場内、安置室を見た家族は言いました。
「今日は仕入れに行く日だったけど、病院からの連絡で慌てて来る
ことなりましたが、来て良かった、、、ホッとしました」と会員手続き
して帰られました。 続いて来館されたのは、ご主人が癌で危ない
と宣告された奥さんでしたが、話しを聞いたあとで「ぶっちゃけ費用
面というか、お金のほうは大丈夫なの?」と聞くと「そうなんですよ、、
入院している時は保険から費用が出るから何とかなりますが、自宅
療養もあったし、正直、お金無いんですよ」と本音でぶつかってくれ
ましたので、なら無理をせず5万円~可能である事と、自宅に連れて
帰れないなら納棺安置2日間で59.600円~可能である事も話すと
こちらもホッとしましたと入会して帰られました。
その中で話題に出たのが墓守不在の話です。
実は今日葬儀をされた家も僕より少し年上の娘2人なので墓守不在
となる話しが出たばかりです。
色々な判断はあるのでしょうが、いずれ誰も守り手のいなくなる墓で
あるなら、多少早くても自分達が何とかできるうちに墓を更地に戻し
寺に返すのが筋だと思うと話します。
仕事柄、墓に行く事も多いのですが、無縁化した墓や、身内からの
連絡を待っている立て看板のある墓を時々見かけます。
今は親族も遺体や、遺骨の引取りを拒否するのが当たり前になる程
多い時代であり、故意に電車やロッカーに放置する人も沢山います。
だからと言って、墓や寺に近寄らず、寺が処理してくれるのを待つ、、
社会人として決して褒められる行為ではありません。
普通、墓は永代使用権を払ってはいますが、購入した訳ではないの
ですから、元の更地に戻して返せば何の問題もないはずです。
たまに離檀料? などと言う意味不明な言葉も出ますが、まともな
宗教家、寺ならあり得ない話だしそんな契約書は無いはずです。
そもそも、そんな横暴は檀家の皆さんが承知しないでしょう。
ま、そんな寺なら、知らぬ、存ぜぬで疎遠となっても自業自得だとも
思えるし、寺が自分で撒いた種とも言えるので音信不通もありです。
でも多くの寺は、そんな事はありませんので、墓守が不在になると
説明し、今のうちに、できるうちに、更地にしてお返ししたいと申し出
れば快く引き受けてくれるでしょう。
墓を建てたとき開眼供養を行いますが、閉めるときは魂抜き供養を
される方が多いです。 費用は1万円程度の寺が多いようです。
あとは墓石を壊し、処分し、土を埋めて更地にする事と、墓にある
遺骨の処理を事前に考える必要があります。
別の墓所の墓に移すなら、改葬と呼び、出す寺と、引き受ける墓の
両方と行政の許可も必要となりますが、手元供養や散骨は改葬に
あたりませんので行政の許可は不要です。
墓石を壊し、墓石とその他の石や、土の処分で墓の広さによって
10万円~数十万の費用が掛かります。
大都会は墓不足ですが、田舎は家と墓はあまる時代でもあります。
今日のブログで言いたいのは・・・
①墓守不在が確定したら、少し早めであっても更地にして返す事を
寺にちゃんと伝え、日時を寺と相談して行うことです。
自分達で費用が何とかできる時って事は、まだ動ける、働けるうち
という人も多いでしょうが、少額年金だけの生活になったら墓を閉
じるのは難しくなる、、、ならば多少早くてもできる時にすべきです。
②墓から出した焼骨は別の墓に移せないなら、永代供養墓、散骨、
など後々費用の掛からない処理で、今の自分達の財布事情でも
可能な方法を選択すれば良いでしょう。
寺からすれば、気が付けば無縁墓・・・なんて事になれば管理だけ
でなく墓を閉じるには費用も掛かるのですから、更地にして戻して
くれるのは、当たり前の事でもあり、有難いことでしょう。
今まで先祖の遺骨を預かり守って貰っていたのですから、最後の
礼儀としてちゃんとした手続きで進めましょう。
↓↓↓↓
にほんブログ村
ひとつひとつの葬儀を確認・反省・向上する為に書く実践日誌でもあり、
これから葬儀を経験される方々が後悔しない為に役に立てたらとの
思いを込めて書いています。 宜しければクリックをお願いします