前回の適正価格もそうでしたが、葬儀に関しては的確な言葉よりも
『でしょ?』 『はず』 『だと思う』 など曖昧な表現を主として使うのが
当然のようになっているし、みなさんもそれ以上突っ込まないとか、
聞いてはならないとか、聞くのは失礼と思っている人のほうが多い
ようです。 思い込みで葬儀をした後で予想以上にお金が掛かって
しまい、今回は、、と思い来ましたという家族は実に多いのです。
この人達は『もう惑わされないぞ!』と思って来られたって事です。
相談に来られた家族から出てくる言葉で多いものを列記します。
第一位 『家族葬だから安いと思ったのに・・・』
家族葬は安いと当然のように思っている方が殆どのようですが、
大きな項目を検証してみましょう。
『祭壇や会場費用』
小さな会場で、小さな祭壇で費用が安ければ・・・安くなるのです。
100名の会場で、大きな祭壇なら、たとえ数人でも変わりません。
また安いか、高いかは元々の料金設定によっても違います。
昨日ブログで書いた式場を自社で持たないから安いという理由は
公営斎場などで100名前後の会場しかなければ成立しません。
一例ではありますが、家族3人の葬儀で120万円支払ったという
相談者が来社した時、そこまでするか?と思うのと会社側からの
売上をあげろという命令が、こうさせるのだろうと思った次第です。
『宗教者謝礼』
葬儀費用の中で予想以上に大きいのが謝礼ですが、家族だけの
葬儀でも100名の葬儀でも依頼内容が同じなら変わりません。
『料理飲食』
一般葬でも家族葬でも、呼ぶ親族の数は変わらない事が多いので
飲食数は変わらず費用も変わりません。
『返礼品』
これは100名の一般葬と、20名の家族葬では当然違います。
しかし返礼品は群馬地域では半額返しですから、来てくれた分は
間違いなくプラスが出るので、大勢来てくれたほうが実質支払額は
減ることになるのです。
『故人にまつわる費用』
湯かん納棺。棺、骨壺、霊柩車、施主花、祭壇に供える供物等々
どちらも全て同じで、当然費用も一緒です。
『司会、アシスタント等人件費』
家族葬なら不要な項目に司会、アシスタントは入るでしょう。
家族親族で気のおけない人達なら導師主導で葬儀すれば良いし、
一般会葬者の告別式はないのですから、アシスタントも不要です。
この費用が下っても3万~4万円でしょう。
後の人件費は葬儀社の好き勝手とも言える部分で、どんな仕事に
何人必要か?なんて素人さんは分りませんから好きに計算できる
部分となるでしょう。
例えば、エレベーターの前でボタンを押してくれる女性が立ってい
たり、火葬場に到着すると、女性がお出迎えしてくれたり、気分は
良いでしょうが、しっかり人件費は計算されています。
この辺が葬儀社の好き勝手という部分で、葬儀をしないと分らない
費用でもあり、事前に要りませんと言えない費用です。
いかがですが? 家族葬は安いという根拠が司会、アシスタント
以外の部分で見つかりましたか?
既存の葬儀プランを家族葬にしたからって安くはならないのです。
だからと言って一般葬を勧めているのではありません。
義理や建前で沢山の人が会葬に来てくれても家族は大変なだけ
ですし、家族が故人とゆっくりお別れをする時間もなくなる・・・
それなら、一般や気を遣わせる親族はいない本当の意味での家族
葬のほうが家族にとって良い葬儀となる場合も多いように思えます。
追加不要で葬儀がちゃんとできる家族葬儀用のプランやパックが
作成してあり、明確な内容と価格設定がされ、その費用が利用を
される家族にとって安いと思える場合のみ、家族葬は安くなると
言えるのでしょう。 出来れば自由に追加できるパックならベスト
とも言えるのではないでしょうか。
『積立金に少し足せば葬儀ができるって思っていたのに・・・』
『お布施が高かったけど功徳だと言われ何も言えなかった・・・』
第二位、第三位・・と続けて書く予定でしたが長くなり過ぎるので、
完了にします。 言いたい事はほぼ理解して頂ける・・・かな?
『でしょ?』 『はず』 『だと思う』 など曖昧な表現を主として使うのが
当然のようになっているし、みなさんもそれ以上突っ込まないとか、
聞いてはならないとか、聞くのは失礼と思っている人のほうが多い
ようです。 思い込みで葬儀をした後で予想以上にお金が掛かって
しまい、今回は、、と思い来ましたという家族は実に多いのです。
この人達は『もう惑わされないぞ!』と思って来られたって事です。
相談に来られた家族から出てくる言葉で多いものを列記します。
第一位 『家族葬だから安いと思ったのに・・・』
家族葬は安いと当然のように思っている方が殆どのようですが、
大きな項目を検証してみましょう。
『祭壇や会場費用』
小さな会場で、小さな祭壇で費用が安ければ・・・安くなるのです。
100名の会場で、大きな祭壇なら、たとえ数人でも変わりません。
また安いか、高いかは元々の料金設定によっても違います。
昨日ブログで書いた式場を自社で持たないから安いという理由は
公営斎場などで100名前後の会場しかなければ成立しません。
一例ではありますが、家族3人の葬儀で120万円支払ったという
相談者が来社した時、そこまでするか?と思うのと会社側からの
売上をあげろという命令が、こうさせるのだろうと思った次第です。
『宗教者謝礼』
葬儀費用の中で予想以上に大きいのが謝礼ですが、家族だけの
葬儀でも100名の葬儀でも依頼内容が同じなら変わりません。
『料理飲食』
一般葬でも家族葬でも、呼ぶ親族の数は変わらない事が多いので
飲食数は変わらず費用も変わりません。
『返礼品』
これは100名の一般葬と、20名の家族葬では当然違います。
しかし返礼品は群馬地域では半額返しですから、来てくれた分は
間違いなくプラスが出るので、大勢来てくれたほうが実質支払額は
減ることになるのです。
『故人にまつわる費用』
湯かん納棺。棺、骨壺、霊柩車、施主花、祭壇に供える供物等々
どちらも全て同じで、当然費用も一緒です。
『司会、アシスタント等人件費』
家族葬なら不要な項目に司会、アシスタントは入るでしょう。
家族親族で気のおけない人達なら導師主導で葬儀すれば良いし、
一般会葬者の告別式はないのですから、アシスタントも不要です。
この費用が下っても3万~4万円でしょう。
後の人件費は葬儀社の好き勝手とも言える部分で、どんな仕事に
何人必要か?なんて素人さんは分りませんから好きに計算できる
部分となるでしょう。
例えば、エレベーターの前でボタンを押してくれる女性が立ってい
たり、火葬場に到着すると、女性がお出迎えしてくれたり、気分は
良いでしょうが、しっかり人件費は計算されています。
この辺が葬儀社の好き勝手という部分で、葬儀をしないと分らない
費用でもあり、事前に要りませんと言えない費用です。
いかがですが? 家族葬は安いという根拠が司会、アシスタント
以外の部分で見つかりましたか?
既存の葬儀プランを家族葬にしたからって安くはならないのです。
だからと言って一般葬を勧めているのではありません。
義理や建前で沢山の人が会葬に来てくれても家族は大変なだけ
ですし、家族が故人とゆっくりお別れをする時間もなくなる・・・
それなら、一般や気を遣わせる親族はいない本当の意味での家族
葬のほうが家族にとって良い葬儀となる場合も多いように思えます。
追加不要で葬儀がちゃんとできる家族葬儀用のプランやパックが
作成してあり、明確な内容と価格設定がされ、その費用が利用を
される家族にとって安いと思える場合のみ、家族葬は安くなると
言えるのでしょう。 出来れば自由に追加できるパックならベスト
とも言えるのではないでしょうか。
『積立金に少し足せば葬儀ができるって思っていたのに・・・』
『お布施が高かったけど功徳だと言われ何も言えなかった・・・』
第二位、第三位・・と続けて書く予定でしたが長くなり過ぎるので、
完了にします。 言いたい事はほぼ理解して頂ける・・・かな?
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