昨日来社された2軒の家族から、またひとつ学びましたので報告です。
①一軒は葬儀経験ゼロ30代の家族
②一軒はそこそこ葬儀経験のある年配の家族
①の家族は何も分らないようで、何を言っても「はぁ そうですか」って
感じの反応であり、悪徳葬儀社なら鴨ねぎ家族かもなって感じですが
お金は無いので費用は抑えたいとのこと。
何も分らないって事は、火葬支援パック5万円が安いのも分からない
ってことだし、ぬかに釘のような人達でもあります。
いつものように自宅安置なら5万円~、あんしん館での個室安置なら
79.500円~ 仏式葬儀をして宗教者も依頼すると298.000円で
湯灌納棺、葬儀、お花入れ、戒名・・・仏式葬儀は全てできる。
でも病院での費用がどのくらい掛かるか分らないし、他どんな出費が
あるか分らないから、事が起きた時点での財布事情で5万円~できる
ことだけ覚えておけば、あとは奥さんとの思い出作りに専念して後悔
だけは残さないようにと説明すると・・・入会して帰っていきました。
次に来られた初老の夫婦は無宗教で墓も要らない、何も残したくない
ので散骨を考えていると言います。
ほぉ、、この年代にしては珍しく今風な感覚の夫婦だなと思いながら
話をしていると、ひとつの事に気づきます。
無宗教葬ってどんな葬儀で、何をすれば良い? 宗教者はいないし
という感覚を聞き『なるほどなぁ、これが素人さん感覚か』と思った。
これに近い感覚は殆どの皆さんが持っているのではないでしょうか。
葬儀の結論を言うまえに、過去の色々な儀式の移り変わりと歴史を
少し思い出してみましょう。
『結婚式』
葬儀と反対に位置する大きな儀式のひとつですが、遠い昔は別と
しても我々の祖父母の時代は、自宅で皆が集まり、新郎は紋付き袴
新婦は黒の黒留袖、黒振袖、黒大振り袖に角隠しで、高砂や~♪と
唄って貰い、三々九度の盃が式で、宗教者はいませんでした。
その後、神社や会館で神前式が流行り、教会式が流行るという流れ、
人数も10数名~数百名~30名程度と変化してきました。
『クリスマス』
12月24日、イエスキリストの生誕25日を祝う前日、実際がどうかは
別として日本ではケーキと鳥のもも肉を食べる日、特に意味なく発す
る言葉「メリークリスマス!」これが日本のクリスマスだと思う。
クリスチャンにとってのクリスマスとは全く違う別物なのは確かです。
仏教徒や神徒が三角帽子を被って飲み食いする・・・どう考えても変
ですが、それが日本なのです。
ならば『無宗教葬儀』とは何をどうすれば良いのか? ・・・簡単です。
自分達家族が思うままを行えば良いのです。って分かり難いですね。
んとですね、、、日本人は無宗教と言いながら、お墓を建てた時って
お坊さんに拝んで貰うんでしょ?と普通の顔で言います。
無宗教ならお坊さんはあり得ません。 お坊さんは仏教なのです。
でも、それで気持ちが落ち着くなら全く問題ありません。
例えばこんな葬儀もありだという例を挙げてみましょう。
■いつも寝ていたベットで好きな音楽を掛けて、大好きな洋服を着せ
手は合掌を組んでご安置、線香は嫌いだったので供えない
■葬儀の前夜は家族が集まり、写真アルバムや思いでの品を前に
故人の好きだった物を食べ、好きな音楽を掛け思い出話をする
■葬儀は家族全員の手で白装束(旅支度)を整え六文銭と呼ばれる
三途の川の渡し賃を持たせ、好きな洋服、好きな食べ物の他にも
故人の配偶者が先に逝っていればお土産も棺に入れ持たせる
■ベットの周りに飾っておいた、故人の好きだった薔薇を棺に入れる
或いは献花、もしくは献花のように棺に花を入れる等々
■家族や孫達が書いたお手紙を読む
■棺のフタを閉じみんなで合掌して出棺、、火葬、、拾骨
■焼骨は自宅に設置した祭壇に安置し、訪ねて来られる方々の為に
線香具を用意しておく
■もしくは、当日か翌日に粉骨、散骨をし喉仏のみ自宅手元供養
■故人はカラオケが趣味で仲間が多かったので、後日カラオケ屋で
カラオケお別れ会を開く
仏教色あり、教会色ありのようで、混ぜご飯のようでもあり、薔薇の
ようにトゲのある花でも、故人が好きなら良いのです。
そして結論です。
仏式、神式、教会式、或いはそれ以外の宗教色が入っても、入らなく
ても家族や故人が納得するものであれば、何でも良いんです。
【葬儀はともに過ごした家族との別れを、家族が受け入れる為のもの】
葬儀から全ての贅肉を削ぎ落してシンプルにすれば、そこには宗教も
なく、単純に故人とのお別れをする時・・・だからです。
葬儀のプロとは家族が望む、家族に後悔させない葬儀を家族と一緒に
考え、内容、費用ともに納得できる企画し施行できる人だと思います。
時間にゆとりのある家族は、そんな人を探しておけば心配無用です。
固定概念の強い葬儀社や担当者は、家族とって決して良い事はありま
せんので、概念の無い家族の意思を取り入れてくれる人を探しましょう。
①一軒は葬儀経験ゼロ30代の家族
②一軒はそこそこ葬儀経験のある年配の家族
①の家族は何も分らないようで、何を言っても「はぁ そうですか」って
感じの反応であり、悪徳葬儀社なら鴨ねぎ家族かもなって感じですが
お金は無いので費用は抑えたいとのこと。
何も分らないって事は、火葬支援パック5万円が安いのも分からない
ってことだし、ぬかに釘のような人達でもあります。
いつものように自宅安置なら5万円~、あんしん館での個室安置なら
79.500円~ 仏式葬儀をして宗教者も依頼すると298.000円で
湯灌納棺、葬儀、お花入れ、戒名・・・仏式葬儀は全てできる。
でも病院での費用がどのくらい掛かるか分らないし、他どんな出費が
あるか分らないから、事が起きた時点での財布事情で5万円~できる
ことだけ覚えておけば、あとは奥さんとの思い出作りに専念して後悔
だけは残さないようにと説明すると・・・入会して帰っていきました。
次に来られた初老の夫婦は無宗教で墓も要らない、何も残したくない
ので散骨を考えていると言います。
ほぉ、、この年代にしては珍しく今風な感覚の夫婦だなと思いながら
話をしていると、ひとつの事に気づきます。
無宗教葬ってどんな葬儀で、何をすれば良い? 宗教者はいないし
という感覚を聞き『なるほどなぁ、これが素人さん感覚か』と思った。
これに近い感覚は殆どの皆さんが持っているのではないでしょうか。
葬儀の結論を言うまえに、過去の色々な儀式の移り変わりと歴史を
少し思い出してみましょう。
『結婚式』
葬儀と反対に位置する大きな儀式のひとつですが、遠い昔は別と
しても我々の祖父母の時代は、自宅で皆が集まり、新郎は紋付き袴
新婦は黒の黒留袖、黒振袖、黒大振り袖に角隠しで、高砂や~♪と
唄って貰い、三々九度の盃が式で、宗教者はいませんでした。
その後、神社や会館で神前式が流行り、教会式が流行るという流れ、
人数も10数名~数百名~30名程度と変化してきました。
『クリスマス』
12月24日、イエスキリストの生誕25日を祝う前日、実際がどうかは
別として日本ではケーキと鳥のもも肉を食べる日、特に意味なく発す
る言葉「メリークリスマス!」これが日本のクリスマスだと思う。
クリスチャンにとってのクリスマスとは全く違う別物なのは確かです。
仏教徒や神徒が三角帽子を被って飲み食いする・・・どう考えても変
ですが、それが日本なのです。
ならば『無宗教葬儀』とは何をどうすれば良いのか? ・・・簡単です。
自分達家族が思うままを行えば良いのです。って分かり難いですね。
んとですね、、、日本人は無宗教と言いながら、お墓を建てた時って
お坊さんに拝んで貰うんでしょ?と普通の顔で言います。
無宗教ならお坊さんはあり得ません。 お坊さんは仏教なのです。
でも、それで気持ちが落ち着くなら全く問題ありません。
例えばこんな葬儀もありだという例を挙げてみましょう。
■いつも寝ていたベットで好きな音楽を掛けて、大好きな洋服を着せ
手は合掌を組んでご安置、線香は嫌いだったので供えない
■葬儀の前夜は家族が集まり、写真アルバムや思いでの品を前に
故人の好きだった物を食べ、好きな音楽を掛け思い出話をする
■葬儀は家族全員の手で白装束(旅支度)を整え六文銭と呼ばれる
三途の川の渡し賃を持たせ、好きな洋服、好きな食べ物の他にも
故人の配偶者が先に逝っていればお土産も棺に入れ持たせる
■ベットの周りに飾っておいた、故人の好きだった薔薇を棺に入れる
或いは献花、もしくは献花のように棺に花を入れる等々
■家族や孫達が書いたお手紙を読む
■棺のフタを閉じみんなで合掌して出棺、、火葬、、拾骨
■焼骨は自宅に設置した祭壇に安置し、訪ねて来られる方々の為に
線香具を用意しておく
■もしくは、当日か翌日に粉骨、散骨をし喉仏のみ自宅手元供養
■故人はカラオケが趣味で仲間が多かったので、後日カラオケ屋で
カラオケお別れ会を開く
仏教色あり、教会色ありのようで、混ぜご飯のようでもあり、薔薇の
ようにトゲのある花でも、故人が好きなら良いのです。
そして結論です。
仏式、神式、教会式、或いはそれ以外の宗教色が入っても、入らなく
ても家族や故人が納得するものであれば、何でも良いんです。
【葬儀はともに過ごした家族との別れを、家族が受け入れる為のもの】
葬儀から全ての贅肉を削ぎ落してシンプルにすれば、そこには宗教も
なく、単純に故人とのお別れをする時・・・だからです。
葬儀のプロとは家族が望む、家族に後悔させない葬儀を家族と一緒に
考え、内容、費用ともに納得できる企画し施行できる人だと思います。
時間にゆとりのある家族は、そんな人を探しておけば心配無用です。
固定概念の強い葬儀社や担当者は、家族とって決して良い事はありま
せんので、概念の無い家族の意思を取り入れてくれる人を探しましょう。
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