エンディングノート、終活など自身の終幕をどう迎え、終幕後はどう
して欲しいかを自分で記しておくのが良いとされる傾向が強まって
いますし、自分用にしておく事前相談も同じことです。
エンディングノートには、自叙伝的な要素も多く自分の人生を振り
返り文字にして残したい・・・色んな意味で良い方法だと思います。
しかし具体的な葬儀内容等を書いたのはいつ? これによっては
必ずしも良いとばかりは言えないのです。 なぜ?
普通に考えると、自分で思考、書けて、動ける状態の時に書くわけ
だから、そのあとで入院したり痴呆が進み施設に入ったりする。
自分の葬儀用に500万円残してあるから、それでこんな葬儀をし、
誰と誰は呼んで、院号戒名を付けても三回忌くらいまでの費用には
充分に足りるはずだから・・・
本人の言い分は間違ってないし、費用面でも充分可能なはず・・・
ただし元気なまま終幕を迎えられたらです。
入院したり、施設に入ることになれば話は全く違ってきます。
施設だと月に15万円くらい掛かるのは普通で年金等考えなければ
500万円は3年掛からずに消えてなくなるのです。
家族だって生活をしていくのが精一杯なのは当たり前にある話なの
ですから、高齢になれば生命保険もないし入院費用もでません。
そこで葬儀用に準備していたお金を入院や施設費用にあてる。
結果、終幕までに全て使い果たしたら、本人が書いた内容の葬儀
など到底無理で、それでも故人の遺言のようなものだからと無理を
すれば残る家族に悲惨な日々が訪れる事にもなりかねない。
結局は今できる範囲の葬儀をするのが最善策なのは間違いありま
せんが、家族の心には大きな後悔や無念を残すことになる。
この後悔はやり直しがきかないだけに、生きている限り残る後悔と
なる可能性も大きい、、、これがエンディングノートの落とし穴です。
自分の時は家族だけの火葬式で、焼骨は自宅に置くか一番安価な
散骨を希望していた事を、書いておくから自分の知り合いに聞かれ
たら見せてくれたら良いし、聞かれるまで黙っていて欲しい・・・
極端な例ですが、最小限の費用で済む葬儀を希望するような内容
ならば残る家族にとって伝家の宝刀にもなりますが、一歩間違えば
もろ刃の剣にも成り得るものだということです。
僕らは葬儀を評論する立場でなく、日々現場の家族と接する立場で
世間体や建前論でなく、実際の家族目線でものを見ます。
エンディングノートを書くなと言っている訳でもありません。
思うままを存分に書ける部分もあれば、先々の事を考慮して書いた
ほうが、家族を苦しめずに済む部分もあると知った上で書きましょう。
なら事前相談は何をすべきか? あんしんサポートはどんな相談を
しているのか? って思う方もいらっしゃるでしょう。
その家族にとって最小限の費用で済む火葬式料金を、第一に提示
して、皆さんが考える葬儀という形式を希望しておられようなら家族
葬儀パックを簡単に説明します・・・具体的に言うと
■ 自宅安置なら50.000円、あんしん館安置なら79.500円だけ
準備しておけば、焼骨になるまで追加はありません。 葬儀後に
市役所に申請すれば国保から葬祭費50.000円が戻ります。
■ 家族葬なら198.000円+宗教者で298.000円で葬儀できる
安置、食事、火葬待合室、返礼品は別途掛かりますが、家族だけ
なら高い料理でなく、好きな物を葬儀後食べに行くのもありです。
勿論、これ以外に相談者の心配などへのアドバイスは時間を掛けて
行いますが葬儀自体の事前相談はこの程度です。
だからでしょうか「来て良かった、話してホッとしました」と言う方が多く
今日も朝10時30分に来られ、奥さんの終幕後を心配しておられる
ご主人から笑顔で同様の言葉を聞きました。
事前相談とは、葬儀費用や内容を確認することより、帰る時にホッと
できるかどうかが大きなポイントです(嘘や偽りのホッは駄目ですよ)
エンディングノートにおいても、書いた本人だけでなく家族にとっても
ホッとできるもの・・・であって欲しいものです。
して欲しいかを自分で記しておくのが良いとされる傾向が強まって
いますし、自分用にしておく事前相談も同じことです。
エンディングノートには、自叙伝的な要素も多く自分の人生を振り
返り文字にして残したい・・・色んな意味で良い方法だと思います。
しかし具体的な葬儀内容等を書いたのはいつ? これによっては
必ずしも良いとばかりは言えないのです。 なぜ?
普通に考えると、自分で思考、書けて、動ける状態の時に書くわけ
だから、そのあとで入院したり痴呆が進み施設に入ったりする。
自分の葬儀用に500万円残してあるから、それでこんな葬儀をし、
誰と誰は呼んで、院号戒名を付けても三回忌くらいまでの費用には
充分に足りるはずだから・・・
本人の言い分は間違ってないし、費用面でも充分可能なはず・・・
ただし元気なまま終幕を迎えられたらです。
入院したり、施設に入ることになれば話は全く違ってきます。
施設だと月に15万円くらい掛かるのは普通で年金等考えなければ
500万円は3年掛からずに消えてなくなるのです。
家族だって生活をしていくのが精一杯なのは当たり前にある話なの
ですから、高齢になれば生命保険もないし入院費用もでません。
そこで葬儀用に準備していたお金を入院や施設費用にあてる。
結果、終幕までに全て使い果たしたら、本人が書いた内容の葬儀
など到底無理で、それでも故人の遺言のようなものだからと無理を
すれば残る家族に悲惨な日々が訪れる事にもなりかねない。
結局は今できる範囲の葬儀をするのが最善策なのは間違いありま
せんが、家族の心には大きな後悔や無念を残すことになる。
この後悔はやり直しがきかないだけに、生きている限り残る後悔と
なる可能性も大きい、、、これがエンディングノートの落とし穴です。
自分の時は家族だけの火葬式で、焼骨は自宅に置くか一番安価な
散骨を希望していた事を、書いておくから自分の知り合いに聞かれ
たら見せてくれたら良いし、聞かれるまで黙っていて欲しい・・・
極端な例ですが、最小限の費用で済む葬儀を希望するような内容
ならば残る家族にとって伝家の宝刀にもなりますが、一歩間違えば
もろ刃の剣にも成り得るものだということです。
僕らは葬儀を評論する立場でなく、日々現場の家族と接する立場で
世間体や建前論でなく、実際の家族目線でものを見ます。
エンディングノートを書くなと言っている訳でもありません。
思うままを存分に書ける部分もあれば、先々の事を考慮して書いた
ほうが、家族を苦しめずに済む部分もあると知った上で書きましょう。
なら事前相談は何をすべきか? あんしんサポートはどんな相談を
しているのか? って思う方もいらっしゃるでしょう。
その家族にとって最小限の費用で済む火葬式料金を、第一に提示
して、皆さんが考える葬儀という形式を希望しておられようなら家族
葬儀パックを簡単に説明します・・・具体的に言うと
■ 自宅安置なら50.000円、あんしん館安置なら79.500円だけ
準備しておけば、焼骨になるまで追加はありません。 葬儀後に
市役所に申請すれば国保から葬祭費50.000円が戻ります。
■ 家族葬なら198.000円+宗教者で298.000円で葬儀できる
安置、食事、火葬待合室、返礼品は別途掛かりますが、家族だけ
なら高い料理でなく、好きな物を葬儀後食べに行くのもありです。
勿論、これ以外に相談者の心配などへのアドバイスは時間を掛けて
行いますが葬儀自体の事前相談はこの程度です。
だからでしょうか「来て良かった、話してホッとしました」と言う方が多く
今日も朝10時30分に来られ、奥さんの終幕後を心配しておられる
ご主人から笑顔で同様の言葉を聞きました。
事前相談とは、葬儀費用や内容を確認することより、帰る時にホッと
できるかどうかが大きなポイントです(嘘や偽りのホッは駄目ですよ)
エンディングノートにおいても、書いた本人だけでなく家族にとっても
ホッとできるもの・・・であって欲しいものです。
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