お盆が終るのを待っていたかのように3日で11名の新規入会です。

その中の数名は、お盆中の葬儀に列席しておられた方のようで、

話には聞いていたけど、実際の葬儀は聞いていた以上に温かみの

ある和気あいあいとした中にも、宗教者より宗教者らしいというか、

1つ1つの話が『そりゃそうだ』『その通りだ』といちいち納得できる

内容の話も聞くこともできて感動したのだそうです。

葬儀を出された家族の中には、翌日支払いに来られ、隣保や友人

知人に頼まれたと何十枚もパンフレットを持って帰った方もいます。

あんしんサポートの葬儀は、安置、湯かん納棺、化粧、花入れの儀

などあらゆる場面が、どれをとってもオリジナルであり、利用された

家族から何をすべきか学び実践している事ばかりで、納棺師として

話す内容や、花入れ後の話などは100%オリジナルなのです。

それらを、高評価して頂けるのは葬儀社、納棺師、担当者としての

冥利に尽きる最高の称賛であると嬉しい限りです。

がしかし、それは僕以外の納棺師や担当者では受け入れ難いとも

言えるわけでもあり、千明、武井両名にとっては納棺師、担当者と

しての葬儀を行い難いとも言えるのです。

さらにもうひとつ、、僕の話や納棺師を真似する傾向が強くなります。

真似から入るという考え方もあるでしょうが、それでは僕との比較と

なる訳ですから、僕の土俵で納棺師をする限り高評価をされる事は

少ないし、結果として自信に繋がりにくいことにもなります。

これに似たケースは、何処の会社でも職場でも良くあるのでは?と

思うので対応策を書いてみたいと思います。

■ 誰でも使えるマニュアルを作ること

■ マニュアルは骨子だけにして、肉付けは極力しない事です

■ 最高点を求める必要はなく70点のマニュアル作りを目指す

例えば納棺師を例にすると、納棺師に最低限求められるのは会話

ではなく『手足を拭く湯かんを行う事』 『白装束で旅支度を整える事』

『棺に納めて布団を掛け棺のフタを閉じる』 一連の作業が滞りなく

進行できれば納棺師の基本は合格です。

葬儀の管理監督も同様、開式から閉式、お別れの儀、出棺までが

滞りなく勧められて、各過程で必要な言葉が話せれば70点程度の

評価は得られるでしょう。

まずは、そこから始め、経験を積む中で自分なりの話題や話し等が

生みだせれば80点、、90点と評価も上がっていくでしょう。

但し慣れと比例して雑さや、横柄さ、傲慢さが出れば評価は下るっ

てことにもなります。

家を建てるとしたら、柱と屋根の骨子だけを作るのがマニュアルで

全く同じだとしても、間取りを変えたり、和風と洋風だったりすれば

出来上がりは全く別の家になりますが、骨子は同じです。

と同様、誰かの真似から入る・・・という考え方も否定はしませんが、

それよりも骨子だけを覚え、経験の中から自分なりの納棺師を演じ

たほうが家族からの評価は高くなるのでは? そして自分の自信

にも繋がるのでは?と思うわけです。

僕の納棺師が『温かみのある和気あいあい』なら『荘厳で厳粛』とか

『殆ど話はせず静かな音楽の中で淡々と進む湯かん納棺』などでも

違う感動を与えられるのではないでしょうか?

自分の持ち味を、誰かとの比較で否定するのではなく、自分なりの

良さを引き出せる納棺師、営業、接客、等々を目指してはいかが?

と、うちの二人にも伝えようと思います。

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