本日の葬儀も済み、依頼されているのは、あと2葬儀だけとなり

明日には全て終了するので、気分的には楽な状態になれます。 

お葬式にまつわる話しとして、日本全国どこに行ってもあるのが、

『くちは出すけど、金出さず』のお節介親族の存在です。

冠婚葬祭のどれをとっても、親戚がくちを出すのって『葬儀』だけ

ではないでしょうか? 結婚式の事でくちを出す親戚はホテルで

長年婚礼着付の仕事をしてきましたが、聞いたことがありません。

そりゃ、お金を出してくれるなら何を言っても構わないし、言う通り

にだってしますが、くちだけ出す、、それも費用がかさむ方向に、、

なんでそんな非常識な事ができるんでしょうか?

自分の家の葬儀に親戚がくちを出し、家族の意思に反して葬儀

費用が髙くなっても、何も言わない人なのでしょうか? きっと逆

で親戚のくち出しなんて許さないタイプに思えます。

何処にでもいる、このお節介人間に言っても聞きはしません。

そこで、やかましい親戚封じの極意を伝授したいと思います。

■ 親戚がくちを出したら何も言えない家族なら

□ 事前に全てを決めておく以外に方法はありません。

全て決まっていれば。くちを出そうとしても「故人の遺志で全て

事前に決めてあったので、故人の遺志に全て従います」などと

言えば普通の人間なら、それ以上の口出しはできないでしょう。

■ 事前相談をする余裕が無かった場合

□ 葬儀社の人にちからを借りましょう

打合せの最初が肝心です。 相談が始まる前に葬儀社の人に

「葬儀費用の支払いを家族と一緒にされる方は手前にどうぞ。

費用を出す人達で決めさせて頂きます」と宣言して貰うのです。

あまり聞いたことの無い方法でしょうが、よく考えれば誰が聞い

ても納得できる方法なので異論は少ないはずです。

注意するのは、打合せを始める最初に言うことです。

僕は時々この方法を使いますが、比較的すんなり決まります。

葬儀屋さんが本当に真心で、家族の目線で葬儀をする会社や

担当者なら願いは聞いてくれるはずです。

家族目線とは親戚、隣保、宗教者などの誰に何を言われても

家族の思いや意思を最優先した葬儀を企画立案施行してくれる

葬儀社でなければ、平気で嘘を言う会社であり担当者なのです。

今回の結論・・・業者や宗教者、親戚や隣保の主導葬儀から、

そろそろ家族主導の葬儀にすべきではありませんか?

自分達家族の意思と事情で行う葬儀、、、当たり前のことです。

でも過去の悪習から脱却するには、一軒一軒の家族が意思を

ひとつにして多少の抵抗は跳ね返し、自分達家族の意思での

葬儀を最後まで貫くことです。 

その数が増えれば、増えるほど、家族主導葬儀が当たり前の

常識となる日は早くやってくるでしょう。

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