『病院での逝去』

■ 病院から連絡が来たら時間を問わず、依頼する葬儀社に

その旨を連絡する事で、自分達家族が安心できるでしょう。

夜中に危なくなり、明け方快方に向かう事も良くありますが、

連絡が夜中でも時間を気にする必要はありません。

■ 最後に会わせたい家族親族、友人知人に連絡します

■ 逝去すると医師による死亡診断がされ、ご遺体の処置が

1時間ほど行われますので依頼葬儀社に連絡を取ります。

① 電話した人の氏名と故人との続柄

② 故人名、依頼時に伝えてある故人住所、性別、年令

③ お迎えの病院名、住所、お迎えの部屋(看護師に確認)

④ 病院から搬送し安置する場所(自宅、安置施設など)

⑤ 依頼葬儀社からお迎えに来られる時間の確認

■ 葬儀社から指示された到着時間を看護師さんに伝える

■ 葬儀社到着までに『死亡診断書』を受け取っておきます

 ・死亡診断書の届出には申請者の認印が必要な場合も

  ありますので葬儀社の人に貸せる三文判を用意

 ・申請者は親族,同居者,家主,地主,家屋管理人,土地

  管理人,後見人,保佐人,補助人,任意後見人です

■ 病室の片付けを済ませ、荷物は車に積んで待機します

■ 自宅への搬送は、敷布団、掛布団、タオルケットを用意

葬儀社により [枕] [タオル数本] など必要かもしれません

■ 葬儀担当者がドライアイスを必要なケ所に当て線香具や

末期の水を準備してくれます

■ この先は葬儀担当者の打合せになります

『自宅での逝去』

□ 事前に死亡診断をしてくれる医師に依頼している場合は

おかしいと思ったら遠慮せず電話することです

□ 死亡診断の医師を決めておかないと警察の検死が入る

ことになります。 

亡くなっているのが分かっていても救急車さえ呼べば良いん

でしょ?と思っておられる方、残念ながら、救急隊や搬送先

医師から警察に連絡が行きますので結局は検死となります。

また死亡診断書は5.250円~6.300円ほどですが、検案書に

なると、死亡原因の検査等で、同じ書類でも2万円~8万円

と高額になる事を覚えておきましょう。

◆ 逝去後の安置で、斎場安置室を使用する方法もあります。

但し、安置室といっても冷蔵庫での保管で火葬や葬儀までは

誰も会えない事もありますし、預けられる時間が職員の勤務

時間内のみとか、預ける前に役所の手続きは全て完了して

からでないと受け入れないなど、施設毎に決まりがあるので

使用する施設に確認しておくか、葬儀社に確認しましょう。

◆ また依頼する葬儀社を決める基準は、搬送から始まって

骨壷に納まるまでの税込総額を確認、比較しておくと良いと

数回前のブログで書いたのを思い出してください。

◆ 時々公営斎場に連絡すれば葬儀や火葬を頼めると思って

おられる方もいますが、病院からの搬送、安置、ドライアイス

棺、火葬場までの搬送などは自分で行うか葬儀社に依頼を

しないと火葬はできません。

今回は、逝去直前から直後に絞っての素朴な疑問でした。

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