前回ブログに書いた初めての葬儀社紹介で依頼した葬儀屋さん・・・
当時の僕は葬儀屋なんてどこでも大差ないだろうと思っていた訳です。
きっと皆さんもそうでしょ? ところが、ところが、ネットで調べてもちっとも
実態の分からない葬儀業界なだけに、現実は葬儀社が違えば中身は
全く別物だと、この時初めて知ったのです。 ってゆーか、この時点では、
最悪だなぁ・・・なんでやねん! ありえねぇー!の連発でした。 確か
以前のブログにも書いたので事の詳細は書きませんが、一から十までの
全てが僕の中ではあり得ない葬儀だったのです。 ちと余談になりますが
その葬儀社が4年経った今でも営業しているのですから、依頼する人が
いるって事なのですね。 葬儀って滅多にあるもんじゃないから、依頼
して最悪でも、それを知っているのは家族だけだから、葬儀社の内容を
知らない人達が表面の言葉や宣伝に惑わされて頼んじゃうって事かな。
もしくは葬儀の経験が無いから、葬儀屋さんがどんな対応だったとしても
『そういうものなんだぁ』って思っちゃうのかもしれません。 この時の僕は
良い葬儀屋さんを紹介する側であったからこそ、冷静に、客観的に、家族
からの目線で見続けられたから、最悪だと判断できたのかもしれません。
話しを戻しますと、この依頼は明らかに大失敗です。 なんだけど・・・
この大失敗があって、葬儀社の紹介は無責任過ぎて出来ないなぁって
判断になり、なら自分達で施行するしかないと家族目線の葬儀施行を
しように繋がる訳です。 また勝手に親戚の人だと思い込み、申請人と
して提出したら全くの他人で、当日になって火葬場を隣接市に変更。
なんて事もありましたが、当日変更できたのが不思議、その事があって
からは申請者の身元はしっかり確認するようになったので、これも結果
オーライでした。 更には予定していた安置場所が駄目で病院到着
してから安置場所が無くて探すとか、初めての地域では色々な慣習が
あってバタバタは数知れずありました。 他の人は分かりませんが、僕は
失敗から学び、教えられ成長してきたように思えます。
ただ致命的な失敗だけは、どんな場合でも避ける必要はあります。
だけど我々の側が本当に家族の立場で、家族目線で動いているのが
家族に伝わっていれば、間違って何か失敗があったとしても多くの場合
家族は許してくれます。って言うよりも家族が失敗として認識しません。
自分達家族の事を第一に考えて言動してくれている人・・・というのが
大前提にあるからでしょう。
ん? ん!? ん!!ちょっと待ってよ。
こうして色々失敗を探して考えているとある事に気づきました。 それは
我々というか、僕がど素人だったから見えた事、業界の人間ではなかった
から違和感を感じた事が、家族目線の葬儀に繋がっている訳でして・・・
家族目線の葬儀とは言葉を変えると、自分流葬儀、我が家の葬儀、
とも言えて、ようするに【世間に通用する我流葬儀】って事なんです。
まだ頭の中が明確になってはいませんが、これから葬儀を考える方々に
とっては【世間に通用する我流葬儀】の作り方、考え方を書いたほうが
一般の方々にとっては、ずーっと参考になるかもしれません。
僕自身がど素人だった5年前から学んできた事、調べてきた事、教わっ
てきた事も含めて理路整然とはいかなくても、読んで理解できる程度に
書けたら、皆さん自身や家族が後悔しない葬儀を作る手引書になるかも
しれません。 だけど、このブログを書きながらフッと考えたことなので、
頭の中は明確になってないし、整理もできていませんから途中で話しが
終わっちゃう可能性も充分ありますが、今の心境では、ちと書いてみよう
かなぁ・・・なんて思ってます。 もしかすると偶然書く事になった著書の
『一銭も要らないお葬式』みたいに200ページほど続けば2冊目の本って
事になるかもしれませんね。 んなこたぁーねーか(笑)
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