人の役に立つというくらいですから、その事に関してだけは自分より弱者
と呼べる人達が対象ってことになる。 そして役に立つ内容はひとつだけ
ではなく対象者が沢山いればいるだけ多種に渡り様々だと思う。
僕は現状の葬儀に疑問を持ち、僕の価値観では納得できない費用が
掛かる葬儀を何とかできないか!?と考えるきっかけから始まった訳で
葬儀の費用・内容の現実を知り、利用する人達、、特に弱者と呼べる
独居老人や少額年金暮しの人達等を中心に直接話しを聞いた事も
あるのでしょうが、国保からの支給5万円だけでできる火葬、全部込々
5万円の散骨、100名の葬儀でも70万円でできて尚且つ葬儀内容
としては他社にひけをとらないだけの充実、そして対応するスタッフ達は
いつでも家族目線での対応となってきた訳です。ここからアドバイスです。
こうして書く事だけなら簡単だし、人によっては良い人にも見えるらしい
ですが、現実はそうそう簡単ではありません。
① 低料金、高品質の営業は、経営を継続させるのが大変
② 安くて、中身が良くて、親切で、、、こんな言葉を最初から信用する
人は殆どいません。 うさんくさいと思われ、絶対あとから高額請求
されるに違いないと思われるようで、事前に言ってた事が全て本当
だと分かって貰うのが大変です
③ 死を扱う福祉に関しては一切の助成金制度もありませんし、募金
分配の枠さえありません。 周囲の人達がどんなに必要な福祉だと
言ってくれても現状では自力で経営するしかありません。
④ あんしんサポートの話しを聞いた人達は、くちこみで広がるよねって
言ってくれますが、実際は高額葬儀の自慢はしても、安くて良い
葬儀だったと宣伝してくれる人は少ないのです。 多分、安く済む
=故人を弔う気持ちが薄い・・・という感覚が心のどこかにあるから
なのでしょう。 但し、葬儀をされた方々が直接知り合いを連れて
事務所に来てくれるケースが最近は増えていますので、ありがたい
話しでもあり、自分達の仕事を認めて貰えた証でもありますね。
いつくか代表的な事項を書きましたが、第一に経営が成り立つまでは
相当大変だということです。 僕の場合、自分の経営する黒字会社が
あったから続けられたのです。 そう考えると我々と同じような思いを持ち
立ち上がろうとしても簡単ではないでしょう。 だけど、あんしんサポート
みたいな存在は、全国の何処でも必要とされているのも確実ですから
5年間で培ったノウハウを、おこがましい言い方ですが教えられたら・・・
日本全国に出来れば、より多くの人達が助かるかもしれない。 そんな
思いがあるのは確かです。 そこで5年間の中で起こった成功例よりは、
失敗談、挫折談、など上手くいかなかった事を中心に書いてみたいと
思います。 僕の経験則からですが、、人の成功談を聞いても元々の
人間性が違うから あまり参考には成らないけど、倒産したり失敗した
経営者には共通する部分が多いように思えるからです。
ただひとつだけ問題なのは、、僕自身が失敗だと思わない性格なこと。
良く言えば前向きと言えますが、考えようによっては鈍感とも言えるので
あまり多くを思い出せないかも・・・って事です。 では次回から失敗談
ブログのスタートです。・・・つづく
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僕自身がひとつひとつの葬儀を確認・反省・向上する為に書く実践日誌ですが、
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