ここ数回のブログは話しがあちこち飛ぶので分かり難いかもしれませんが


葬儀が数件同時進行していたり、同じ日の出来事もあります。


表現の乏しい部分は、読者の方の理解力で補って頂けると幸いです。


一旦整理をすると・・・


【男女三人で事前相談に来られ帰った直後、逝去の一報】


【安置施設が取れず、苦肉の策で団地2階自宅に安置】


【翌日夕方、斎場で湯かん納棺の儀を行う準備中、同級生から電話】


【湯かん納棺の儀が済むと、同級生電話の故人を搬送し自宅安置】


以上は2日間の出来事で、以下は翌日朝からの話しとなります。


何となく気忙しい一日が終わり、明日の葬儀準備を整えると翌日の朝


午前8時30分、斎場の会場設営に入ります。 普段は霊柩車を運転


するので会場設営は千明が先導していますが、今日は珍しく僕がいて


葬儀に入るスタッフ達はいつもより、ほんの少し緊張しているようです。


設営を始めて少し経つと千明が僕のところに来て「○○君から電話で


知り合いの人が突然亡くなったので遅れるそうです」との事・・・


いつもなら大問題ですが、今日は僕がいるので問題はありません。


男性スタッフが到着したのは葬儀直前で、少し時間の空いた時彼から


「震災支援を一緒にしていた友人が突然亡くなり発見されたのですが


支援仲間みんなでお別れ会をしたいと思っています。 詳細は決まって


いませんがちからになって貰えませんか?」との申し出をされます。


葬儀が済んでから詳細は聞くからと話し、受けた葬儀を滞りなく済ませ


昨日搬送した火葬葬儀宅に伺い、ドライアイスの確認等を済ませると


お寺さんに行って説明したかを確認する。 住職不在で息子さんに


話しはしたらしく、家族事情は伝わっているだろうと判断をして葬家を


あとにすると、震災支援をしている仲間達の中でも中心的人物らしき


人にファミレスで会って話を聞きます。 


予算は少ないが『お別れ会』をしたいという事らしい。 色々話しを聞くと


式場費用が無ければ外でも良いと思っていると言うのですが、台風が来


ていることもあり、関東地方に接近する予報なのに外での企画はあまり


に無謀だし、棺を外に置いてのお別れ会というのも企画に無理がある。


結局、お別れ会に集まった人達からの香典が足りない時は、あんしんサ


ポート負担という事にして斎場でのお別れ会を企画したのです。 


お別れ会の会場は幸いにも友引翌日の午後、公営斎場が抑えられた。


当日は午前10時に同級生の従妹宅に伺い、出棺して11時に火葬


12時30分頃、拾骨をして葬儀終了。 そのまま小式場に移動をして


お別れ会準備、お別れ会をする故人は突然死の為、警察の署内にて


保管してあるので引取りに行き、午後2時~お別れ会をして午後3時


火葬、午後4時30分拾骨して東北から来ている家族に焼骨を渡して


完了という予定です。 明日は友引で斎場は休みです。 この数日で


少し疲れた身体を休めるのに、ちょうど良い日になってくれそうです。


あとは台風の進路がずれてくれる事を願って、19日の予定を立て全て


依頼を済ませて自宅に戻ろうとした時は17日も過ぎ18日の午前2時。


そろそろ帰って寝ようと帰り支度をした時、一本の電話が鳴ります。


えっ!?この時間、間違い電話でなければ葬儀依頼です。・・・つづく


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