昼間の時間が最も長い季節でもあり、梅雨前の爽やかな季節のある日
長い昼がようやく閉じ夕闇に包まれた午後7時、前橋から30分ほどの
距離にある隣接市病院までお迎えの電話が入った。 電話をくれたのは
昨年春に息子さんを突然死で亡くされた方からで、息子さんの葬儀にも
散骨の時も一緒にいた女性が亡くなったという知らせでした。
詳細は分かりませんが、すぐに搬送準備を整えて車に乗り込んで出発
しようとバックした時、携帯が鳴ります。 暫しそのままの体制で電話で
話す千明の様子を伺うと、どうやら搬送依頼のようです。 以前から事前
相談をされていた方の対象者であるお母さんが亡くなったという連絡。
最初の電話は日帰り温泉で突然倒れたので警察の検死が入っている
との事ですし、次の電話は入所施設内の車椅子で亡くなっていたので
こちらも検死が入っているという電話です。 すぐに安置用具を1セット
積み込んでドライアイスを取りに行く。 2セットの安置準備は出来たが
どちらに行くべきか少し考えた。 詳細まで分からないが隣接市の搬送
依頼は確か5時過ぎに倒れたと言っていたのに対し、5分遅れの電話
では「先ほど」と言っていたので午後7時くらいだろうと予測ができる。
ならば検死が進んでいるのは隣接市だろうと考え車を走らせる。
指定された病院に到着すると、電話をくれた故人の友人達や家族が
待合い椅子に座って待っていた。 簡単に挨拶を済ませ検死の状況や
事の成り行きを聞く。 故人は日帰り温泉の洗い場に入ってすぐに倒れ
たらしく、まだ身体も濡れてない状態だったらしい。 警察は温泉の人や
その場にいた人達に話しを聞いたり、自宅を調べたりしており詳しい事は
分からないという。 そこで病院の人に確認をするが、こちらも分からない
というので、すぐに前橋の病院のいる別の搬送依頼者に連絡を取った。
しかし警察が色々調べているらしいが詳しい事は分からず、いつ搬送が
出来るのか見当もつかないという事らしい。 そこで警察から搬送許可が
出たら連絡をくれることで電話を切る。 無駄に動いても仕方ないと判断
して暫し待合室で待機。 1時間が過ぎ、、もうすぐ2時間になろうとした
午後10時少し前、家族から警察に電話をして貰うと、搬送待ちをして
いるのが伝わった事もあり、すぐに警察の人達が病院にもどってきた。
自宅に搬送し、火葬日時の予約を済ませ明日の予定を伝えるとすぐに
前橋に車を走らせる。 前橋の搬送指定病院まで車で20分の距離を
通過していると携帯が鳴った。 搬送許可が出て処置を始めたのであと
30分くらいで搬送できるという内容です。
搬送依頼の電話は5分の違いでしたが、若干待機時間は長がったけど
何の問題もなく2件の搬送ができるような流れになる。 この2~3ケ月
葬儀が終わるのを待っていたかのように、次の葬儀依頼が入る状況が
続いたことで、依頼家族に迷惑を掛けず、たった2人だけの搬送、安置
部隊でも間に合うような依頼の入り方が、偶然というには出来過ぎ!?
家族の思いがそうさせているのか? と不思議な流れを改めて感じさせて
くれた日でもありました。
搬送依頼① 【葬儀費用】
火葬支援パック 50.000円(一般葬儀一式)
自然山林散骨 50.000円(散骨費用一式)
---------------------------------------------------------
葬儀費用計 100.000円(あんしんサポート集金額)
別途支払い
斎場使用料 3.000円(火葬待合室)
---------------------------------------------------------
--------------------------------------------------------
搬送依頼② 【葬儀費用】
火葬支援パック 50.000円(一般葬儀一式)
追加項目 46.410円
(納棺師、湯かん納棺、白装束一式・化粧・生花・遺影・小物類)
---------------------------------------------------------
葬儀費用計 96.410円(あんしんサポート集金額)
※ ①②どちらも市民の火葬は無料地域です
次回『100万円での葬儀依頼に50万円残す事を勧める』です
↓↓↓↓
にほんブログ村
僕自身がひとつひとつの葬儀を確認・反省・向上する為に書く実践日誌ですが、
これから葬儀を経験される方々が後悔の無い葬儀の役に立つ事が出来たら
との思いを込めて書いています。 宜しければクリックをお願いします