姉妹2人の価値観の違いと、会話不足による意思の疎通が不十分ですね。


前回の話しで分かるように、お姉さんは宗教には無関心なタイプであり、葬儀


費用を抑えた形で一般葬儀を・・・と考えたのに対して、妹さんは事前相談の


時点では同じように考えていたのが、知り合いの宗教者に話しをしてから全く


違う考え方をし始めたってことなのでしょう。 


こんな風に考えてはいかがでしょうか。


① 葬儀を行う上での優先順位をハッキリさせる


  『費用』『内容』『思い』『宗教者』『会場』『依頼先』など全て列記する


② 最終的に判断をするのは費用を支払う人であり、意見不一致なら一任


③ 支払者が複数の場合、意見の合致しない事で費用が掛かる時は費用が


  掛かる意見者がその部分は支払う


④ どうしても解決しない時は家族全員での多数決で決める


これらはひとつの考え方でしかありませんが、どんな決め方でも良いのです。


何かを決める為に、家族全員が同じ根拠の上に立つ・・・これさえ出来れば


葬儀後まで仲違いする事も減るでしょう。 だからこそ、葬儀が対岸の火だと


感じられる時に、精神的なゆとりを持てる時に事前相談はしておくべきです。


家族の葬儀で家族間が仲違いする必要もないし、もし故人が聞いたらそれ


こそ悲しむでしょうし、家族がこれでは成仏したくてもできません。


葬儀を境にして仲違いは、葬儀だけの問題でなく、親との同居や生活費や


入院や介護費用等々で、家族の中でくすぶっていたものが葬儀をきっかけに


一気に爆発する・・・という現象もあるように思えます。


病気は早期発見が完治への最速ですが、精神的なくすぶりも早い段階での


消火が最善なのではないでしょうか。


あ、改めて書いておきますが、湯かん納棺の儀、葬儀、お清めと一連の葬儀は


順調に進みましたし、葬儀当日自宅を出棺した故人は、本家の前で停車して


家族の皆さんと会い、実家の前で停車して暫しお別れをし、弟さんの自宅前を


通って、さらにお墓の前を通ってから式場に入られました。 


親族や会葬者の皆さんがおられる場は、二人とも大人の対応をされたのは


さすがですし、周囲に余計な心配を掛けずに済んだのは幸いです。


今回の葬儀祭壇は写真を参照、葬儀費用は下記の通りです。


【葬儀費用】 会葬者150名・清め料理を食べた人は37名の葬儀でした。


県民葬パック         372.500円(葬儀一式)
清め料理     37名分  85.470円(三段重箱料理)
返 礼 品   150名分 309.080円(25%割引後価格)
会葬礼状    160名分  16.800円(30組サービス)
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親族より供花お包み分  42.000円(▼総額よりマイナス)
会葬礼状サービス分      3.150円(▼総額よりマイナス)
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葬儀費用計         738.700円(あんしんサポート集金額)


別途支払い  
斎場使用料・待合室使用料  32.000円
清め飲物売店への支払い ・ 宗教者謝礼
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※ 市民の火葬は無料地域です


次回は『5万円火葬支援パックでも不要な項目のある葬儀』 ・・・つづく

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