SNSは日常的に使われる便利なツールですが、プロフィールに何気なく記載した情報が、思わぬ危険につながることがあります。特に一人暮らしの女性は、以下のような点に注意することが大切です。

1. 現住所や最寄駅などの地域情報は非公開に
「○○市在住」「△△線ユーザー」などの表記は、居住エリアを特定されやすくなります。防犯の観点からは、あいまいな表現にとどめましょう。

2. 会社名や学校名の記載は避ける
勤務先や通学先が明らかになると、通勤・通学ルートが割り出されるリスクがあります。過去の学歴や社名も慎重に扱うべきです。

3. プロフィール画像で生活感を出しすぎない
自宅や近所、公園などの背景が写っている写真は、位置情報のヒントになります。室内写真であっても窓やカーテンの特徴が写っていれば、場所の特定に使われかねません。

4. 名前の出し方に注意する
本名やフルネームは避け、ニックネームやイニシャルなどに留めるのが無難です。漢字で名字があると、検索対象になりやすい点にも注意が必要です。

5. 趣味やライフスタイルの公開も慎重に
「毎週〇曜日はジムへ」「カフェ巡りが日課」などの投稿が続くと、行動パターンを読まれやすくなります。頻度やタイミングをあえてずらす工夫をしましょう。

SNSは自分を表現する場所であると同時に、知らない誰かがあなたを観察する場でもあります。
公開する情報は「見られる前提」で慎重に選ぶことが、防犯の第一歩です。

あなたのプロフィール、今一度見直してみませんか?