SNSでの写真投稿は日常の一部となりましたが、何気ない1枚から「自宅の場所」が特定されるリスクがあります。特に一人暮らしの女性にとって、位置情報の漏洩は重大な危険に直結します。以下のような投稿パターンには特に注意が必要です。
1. ベランダや窓からの風景写真
目印となる建物やランドマーク、交差点、看板などが写り込んでいると、地域やマンションの特定につながる可能性があります。
2. 宅配ボックス・集合ポストの前での写真
建物名や住所の一部がプレートなどに映っている場合、拡大すれば住所を特定できる場合があります。宅配ロッカーや表札の写り込みには細心の注意が必要です。
3. インテリア紹介時の窓の位置・カーテン越しの景色
「おうちカフェ」や「模様替え」投稿では、部屋の奥行きや間取り、窓の方角が分かってしまうことがあります。これも外観と照合されて位置推測に利用される場合があります。
4. 日照の角度や影の入り方が特定に使われることも
窓から差し込む光の方向や時間帯が投稿時間と一致すると、家の向き(南向き・東向きなど)を割り出すヒントになります。
5. エレベーターや廊下の特徴的なデザイン
マンションの共有スペースに特有のタイル、照明、ドアの配置などが写ると、物件検索サイトと照合されやすくなります。
これらの情報は、本人が意図しなくても断片的に組み合わされてしまうことがあります。
SNSでは「何が映っているか」を意識して投稿することが、自分を守る第一歩です。
皆さんは写真投稿前に、どんな確認をしていますか?
さりげない工夫があれば、ぜひ教えてください。