皆さんこんにちは!
猛暑日が続いていますが皆さん元気にお過ごしでしょうか今年は一段と気温が高い地域が多く熱中症になりやすいみたいなので、こまめに水分補給をとり健康に気をつけたいところです
私は最近、自然を感じられる場所にお出かけする事にハマっています!
先日は長瀞に行ってきました!避暑地にもかかわらずその日は38度と猛暑日で涼む余裕もなく帰ってきてしまいました、、
今回のテーマは歯の磨き残ししやすい部分についてです!歯の磨き残しは、虫歯や歯周病の原因となりますので、しっかりとケアすることが大切です
私は日々患者さんのお口のクリーニングをさせて頂いていますが、すごく良く磨けているように見えても私たち歯科衛生士が見てみると患者さんが目視できない部分に汚れが残っている、、、という事がよくあります。
せっかくお家でのセルフケアを頑張っているのに歯周病にかかってしまっては皆さんの頑張りが無駄になってしまいます、、
そこで歯科衛生士である私達が皆さんの手助けをさせて頂きたいです!
歯の磨き残ししやすい部分は一人一人のお口の中の状態(年齢、歯並びなど)により変わってきますが主に挙げられる部分とその清掃方法についてお話していきたいと思います。
①奥歯の噛み合わせ面。ここは食べカスや歯垢がたまりやすい部分です。よくチョコレートなどの甘いものが噛む面の溝に残ってしまうことありませんか?
歯ブラシを噛む面と水平方向に当て、小刻みに動かしながら1歯ずつ磨くように意識することが重要です。
②歯と歯茎の境目です。ここは歯垢が溜まりやすく、歯周病の原因となることがあります。歯ブラシを45度の角度で歯ぐきに向かってブラッシングすることがポイントです。歯ブラシの毛先を歯と歯茎の境目にしっかりと当てて、歯ブラシをゆっくりと動かすことで、歯垢を除去することができます。
この時は’’ながら’’磨きではなく鏡をしっかり見ながら磨くと当たっている部分がよく確認できますね
③歯と歯の間です。ここは歯ブラシのみだと汚れを完全に落とすことが難しいため、フロスや糸ようじ、歯間ブラシなどの歯間清掃器具は必需品です!!
それぞれの口腔内にあったものをチョイスしてよくお掃除しましょう!
④下の前歯の裏側です。ここは歯石が付きやすい部分でもあります。表側から見ると綺麗に磨けていても直視できない部分は汚れが残っている可能性があるので要注意です!下の前歯の裏側は目視できない部分であり、気づかない間に歯石が溜まっている可能性があります
歯ブラシを縦にして、毛先を歯の裏にしっかり押し当て上下に動かして磨きます。歯ブラシのかかとを使うことがポイントです。またフロスや糸ようじ、歯間ブラシなどの歯間清掃器具も併用 することをオススメします!
⑤義歯の器具がかかる歯や歯並びの悪いところ。義歯をつけている人は義歯の器具がかかる歯に注意です!義歯の器具がかかる歯は孤立していたり、器具をかけるために形を変えられていたりするので汚れが貯まりやすいです。タフトブラシなどの先の小さいブラシなどを活用してよく磨くようにしましょう!
歯の磨き残しを防ぐためには、磨き残ししている部分を認識する、口腔内状況に応じた清掃器具を選ぶことが重要になってきます。
磨き残し部分について知るためには、自分でお口の中をよく観察すること。自分だとよく分からないなという方は1度歯医者さんに受信してみるといいでしょう!
また歯科医院でのクリーニングは、普段の歯磨きでは取りきれない歯垢や歯石を除去することができますので、歯の健康を維持するためにも、定期的な歯科医院の受診をオススメします!
以上、歯の磨き残ししやすい部分とその清掃方法についてご紹介しました。歯の磨き残しは、虫歯や歯周病の原因になるだけでなく、口臭の原因ともなりますので、日常の歯磨きにしっかりと取り組むことが大切です。正しい歯磨きの方法を実践し、定期的な歯科医院の受診も忘れずに行いましょう。
健康な歯で笑顔を保ちましょう
by mm