こんにちは。

6月になり梅雨の時期になりましたね。

庭のアジサイもキレイに色付きはじめました。

 今週、6月4日から『歯と口の衛生週間』です。

そこで今回は『フッ素を活用したむし歯予防』についてお話します。

 

フッ素とは?

フッ素は自然界のいろいろ所、水や食品、土壌などに含まれます。

歯科医療ではフッ素を含む歯磨き粉やフッ素塗布。フッ素洗口液など、さまざまな形で利用されています。

フッ素の主な効果は、歯の再石灰化を促進し、エナメル質を強化することです。これにより、むし歯菌が出す酸によって歯が溶けるのを防ぎます。

 

フッ素のむし歯予防効果

①エナメル質の強化

フッ素は歯のエナメル質に取り込まれることで、酸に対する抵抗力を高めます。これにより、むし歯の進行を抑制します

②再石灰化の促進

むし歯の初期段階では、歯のエナメル質からカルシウムやリンが溶けだします。フッ素はこれを逆転させる働きがあり、エナメル質の再石灰化を助けます

③抗菌作用

フッ素には、むし歯の原因となる細菌の活動を抑制する効果があります。これにより歯垢の形成を防ぎます

 

日常生活でのフッ素の取り入れ方

①フッ素入り歯磨き粉の使用

毎日の歯磨きにフッ素入りの歯磨き粉を使用する事が最も簡単で効果的です。適切な量を使用する事で効果的にむし歯予防ができます。

②フッ素塗布

定期的に歯科医院でフッ素とふを受けることをお勧めします。

高濃度のフッ素を歯に塗布する事で、長期間にわたるむし歯予防効果が期待できます。

③フッ素洗口液の使用

家庭で手軽に使用できるフッ素洗口液も有効です。毎日寝る前に使用する事で寝ている間のむし歯リスクを減らす事ができます。

 

 

 フッ素はむし歯予防において協力な味方です。日常生活にフッ素を取り入れることで、むし歯のリスクを大幅に減少させることができます。定期的な歯科健診と合わせて、フッ素を活用した予防ケアを行うことで、健康なお口の中を保ちましょう。

ただし過剰に摂取するとフッ素症などの副作用が生じることがあります。特に小さなお子様の場合は使用の際に注意が必要です。使用の際には保護者が見守り適切な量を使うように注意しましょう!

 

当院にも色々な種類のフッ素入り製品がありますので、お声掛け下さいねニコニコ

 

by.いぐ