みなさんこんにちは
先週のゴールデンウィークは楽しめましたか?
円安の影響で、どこも人がいっぱいだったようですね。
私は人混みが苦手なので、ゴールデンウィークはいつもお留守番です。庭のお花をチェックしたり、ためこんだ本を読み始めたりと、毎年同じ過ごしかたです。(今年は庭にカラーが沢山咲きました)
なのでゆっくり、そして十分すぎるほど休んだはずなのに、全く疲れが取れません。
そもそも疲労…ってななに?
と思ったので今回は疲労について調べてみました。
疲れたと感じることは脳からのアラームなのだそうです。
「痛み」「発熱」とともに、三大生体アラームの一つと言われているそうです。
痛み、発熱は多くの人が鎮痛剤や風邪薬等で対処しますが、疲労は危機感を感じにくく、対処しきれていないことが多いとのこと・・・
納得です。
では、項目ごとにみていきます。
1、疲労のメカニズム
2、疲労の種類
3、疲労の解消法
1、疲労のメカニズム
私たちの体は細胞でできています。
無数の細胞内には、ミトコンドリアと呼ばれるエネルギー産生工場があります。
絶えず酸素を介してエネルギーを生み出しています。
脳細胞や筋肉細胞が活発に働くと、ミトコンドリアがエネルギー産生する過程で活性酸素が発生します。
細胞は活性酸素に対して抗酸化防御システムを持っていますが、活性酸素が過剰に作られると、防御システムが追い付かず細胞は傷ついたままになり、修復機能も働かなくなります。
その状況を察知した免疫細胞が炎症性サイトカインという物質を生産し炎症反応を起こします。
この炎症反応が脳で起こると、倦怠感や意欲低下、筋肉で起こると発熱や痛みとなって現れ疲労の原因になります。
ここまで書いて私の脳に炎症反応が起こっているようです。
少し休みます・・・・・・・・
2、疲労の種類
a)現代社会がもたらす疲労
・情報過多による疲労
私たちが一日に触れる情報は全て脳に伝達され、必要かどうかの取捨選択をしています。
その中心となるのはワーキングメモリという働きで、同時に処理できる情報は5~7個と言われています。
現代社会は多くの情報があふれており、ワーキングメモリの容量が不足することにより脳疲労がおこりやすいと考えられます。
集中力が欠ける ミスが生じやすい
・ストレスによる疲労
仕事のプレッシャーや人間関係などの精神的ストレスに加えて肉体的なストレスが加わり、長時間のデスクワークでほとんど動かないにもかかわらず、一日の終わりに疲れを感じるなど
b)労作がもたらす疲労
・筋肉疲労
痛みを感じるほどではないので、筋肉に傷はないものの、体の各部の筋肉を使いすぎることで起きる疲労です。
筋肉が収縮し、血液循環が悪くなり、うまく伸縮できないことで起きます。
c)食生活がもたらす疲労
・食の欧米化による高タンパク、高脂質食や朝食の欠食、ダイエットなどの食生活の乱れが、内臓疲労の原因となります。
内臓疲労は暴飲暴食やストレス、睡眠不足などにより胃腸や肝臓などの消化器官の機能が低下することといわれています。
下痢や便秘、胃もたれ、腹部膨満感、などの症状がでて、消化吸収機能が抑制され、エネルギー不足となり全身の疲労や倦怠感を感じます。
内臓疲労チェック
・肉を食べる事が多い
・インスタント食品や出来合いの総菜を食べる事が多い
・甘いものが好き
・揚げ物や油物を食べる事が多い
・夜遅くに食事をとる事が多い
・胃もたれが継続する
・お腹が張るなど不快感の症状がある
・下痢や便秘になりやすい
(ホスピより引用)
疲労がだいぶ溜まってきたので、3、疲労の解消法は次回に回します。
お料理が楽しみで、疲れが取れると感じられる大好きな場所があります。
そちらに伺うと、とてつもなく元気が出るのですが、4月いっぱいでシェフが替わってしまいました。
充電する場所が1つ減ってしまって悲しみにくれています。
また、どこかで巡り合えるといいな
歯科衛生士 Kayo