みなさん、こんにちは。
1月7日は「人日(じんじつ)の節句」で無病息災や健康長寿を願って七草粥を食べるという風習があります。
春の七草、セリ、ナズナ、ゴギョウ ハコベラ、ホトケノザ、ススナ、スズシロ、我が家では食べる習慣はないのですが、春の七草を暗記した記憶がよみがえってきました。機会があれがチャレンジしてみたいと思っています。
今回は年齢とともに変わる口腔ケアについてお伝えしたいと思います。
年齢とともに変化してくるころとして
・歯の噛む面や歯と歯茎の境目のすり減り
・歯肉退縮、
・歯の色の変化
・唾液の減少
などがあげられます。
・歯のすり減り
すり減るということはしっかり噛めてるということですが、すり減る部分が多いと歯がしみたり、欠けてしまったり、むし歯になりやすかったりします。対処方法としてはマウスピースを使用して上の歯と下の歯がかみ合わないようにしてすり減りを予防します。また歯ブラシで磨く力が強くても歯がすり減ることがあるので、正しいブラッシングも重要になります。
・歯肉退縮
歯周病により歯を支えている骨が減ると歯周病が治っても歯肉が戻らす歯の隙間があいてしまうことがあります。また歯ブラシで磨く力が強くても歯肉退縮がおこります。
・歯の色の変化
タバコやお茶、コーヒーや紅茶などが原因で歯が黄ばんで見えてくることがあります。また、プラークや歯石の沈着により歯が黄ばんで見えます。これらは正しいブラッシングと定期的なクリーニングにより取り除くことができます。最近ではホワイトニング効果のある歯磨剤も多く販売されています。それらを上手に活用すると歯の色の変化も軽減されます。
・唾液の減少
年齢とともに唾液の量が減るといわれています。唾液が減ると口の中が乾燥するだけでなく、むし歯予防に重要な歯の再石灰が減っていまうことです。食事をすると口の中が酸性になりむし歯が進みますが、唾液により中和されて再石灰化されむし歯が予防されています。最近では洗口液で口腔内の酸をリセットしてくれるものも出てきました。
年齢とともにむし歯や力により歯を失うリスクが高まりますが、正しいケアを心がければ、生涯自分の歯でおいしい食事することは可能です。みなさんももう一度ご自身のケアを見直してみませんか?
歯科衛生士 uchi