こんにちは。
新年に入り最初の投稿になります。
我が家の庭のロウバイも可愛らしく咲きそろっています。
今年もよろしくお願いいたします。
お口の中を良い状態に保つ事は、全身の健康にも影響を与えます。正しい歯磨きは非常に重要なポイントになります。
そこで今回は年始から始めるブラッシングのポイントについてお伝えします。
ブラッシングのポイント
・歯ブラシの選び方
硬い歯ブラシは歯ぐきを傷つける可能性があるため、歯ブラシは柔らかい毛先の物を選びましょう。
毛先の大き過ぎる物は細かい所まで届きずらいため注意しましょう。
必要に応じて、毛先が届きにくい部分や仕上げ磨き様にタフトブラシを併用すると磨き残しの減少が期待できます。
・歯ブラシの動かし方
歯ブラシの毛先を歯の表面に直角にあて小刻みに動かします。
1か所あたり20回程、歯と歯ぐきの境目や歯と歯の間を意識して磨きましょう。
この時、力の入れすぎに注意が必要です。毛先の型が変わるようなら力の入れ過ぎです。
・ブラッシングのタイミング
食後、歯に付着した食べかすなどは、むし歯煮菌・歯周病菌のエサとなります。
また食後は口の中が酸性に傾き歯が溶けやすい環境になります。
そのため、食後なるべく早めのブラッシングをする事おすすめです。
少し前に『食後直ぐのブラッシングはエナメル質を削ってしまい良くない』と言う説もありましたが、日本小児歯科学会などは口内の汚れや細菌を取り除く事が重要と述べています。
また就寝中は唾液の分泌が少なくなり、唾液の自浄作用が低下し、口腔細菌が増えやすい環境になるため寝る前、寝て起きてのブラッシングを行いましょう。
・歯磨剤
むし歯予防効果のあるフッ素入り歯磨き粉がおすすめです。
フッ素にはエナメル質を強くする働きがあります。エナメル質が強化すると歯の再石灰化も促されるため、むし歯予防に効果があります。最近では1450ppmの高濃度フッ素入り歯磨き粉も販売されているのでお勧めです!!
知覚過敏のある方は歯磨剤の成分に硝酸カリウムと乳酸アルミニウムの含まれた物がおすすめです。
歯の健康は日常の習慣から築かれます。ご自身の歯の健康を守るために、これらのポイントを意識してみて下さいね。
当院にも患者様それぞれに合わせて準備があります。
歯ブラシや歯磨剤などどんな物を使うか迷ったり何か質問があればいつでもお気楽に相談下さい。
by.いぐ