みなさんこんにちはもみじ

今年もカレンダーがあと1枚になりました。

“年齢を重ねると1週間、1年が短く感じる”と、患者さんが話していましたが全くその通りです。

私は何も成長しないで,また1年が終わってしまいます。

みなさんは有意義な1年でしたか?

さて今回はインプラント治療によるQOLの向上についてお話しようと思います。

QOLとは、クオリティ・オブ・ライフの略です。

生活の質を向上させ、自分らしく充実した人生を送ることを目標にしています。

QOLには

心身ともに健康である

社会とのかかわりがある

自立した生活ができる  の3つが大事な要素となっています。

 

心身ともに健康であるためには、食生活を充実させる必要があります。年齢とともに失う歯が増え、噛むことが難しくなりオーラルフレイルにつながっていきます。

特に奥歯をなくした場合、噛む力が20%~40%落ちると言われています。

 

歯をなくした場合の治療には3つの方法があります。

取り外しの義歯、ブリッジ、そしてインプラントです。

 

インプラントを入れることでどんなメリットがあるのでしょうか?

1、何でも食べられる

よく噛めるということですが、自分の元あった歯と同じ様に使えるので献立に悩まされる必要がなくなります。

噛めますので唾液も出て感染症にかかりにくくなります。

※ただし、歯科医院によるメンテナンスは必須です。

 

2、旅行や会食が楽しい

食べられるものに制限がない為、旅行時や会食時に入れ歯に物がはさまって痛い・・・という事がありません。

お口の中を気にせずに食事ができるのはストレスがなく快適です。

 

3、見た目がきれい

特に前歯などは、金属のバネが見えたりしないのと、歯を作る時に隣の歯と色を合わせますので自然な感じになります。

 

4、顔だちが若返る

噛むことにより、筋肉が発達し、顔だちがはっきりしてきます。

 

5、笑顔に自信

 

ざっとあげてみましたが、もちろんメリットがあればデメリットもあります。

保険外治療である

オペが必要である

期間がかかる

などです。

他の取り外しの義歯や、ブリッジにもそれぞれメリットとデメリットがあるので担当歯科医師に良く相談してみてください。

 

自分らしく健康な生活を送れるように、歯を失ったままにしないようにしましょう。

 

歯科衛生士 kayo