みなさんこんにちはチューリップ赤

 

石倉歯科医院の庭は、満天星、つつじ、すずらんが咲き始めました。

毎年綺麗に咲いてくれるので楽しみなのですが、今年は、満天星もつつじも、花のつきが少し寂しい気がします。

これから咲いてくれるとよいのですが・・・。

 

突然ですが、ここのところ体調を崩していませんか?

 

患者様の中にも、“なんだか身体がだるくて、貧血ぎみなので今日はキャンセルさせて・・・” とか“朝から動悸がして体調が悪いので動けない・・・”などのお電話を頂きます。

 

実は私も、身体がだる重で寝ても寝ても眠いのです。

最初は、“春眠暁を覚えず”とはよく言ったものだ…なんて、のんきに構えていたのですが、そのうちに頭痛、肩こりをはじめ倦怠感もひどく、さすがに心配になり調べてみました。

 

春バテ・・・らしいです。

夏バテはよくききますが、春バテははじめてききました。

季節の変わり目である春に起こりやすい心身の不調ということです。

 

寒暖差が大きい時期で、気温や湿度、気圧が急に変化するため身体の調整機能が追い付かなくなり、体調不良がおこるようです。

人間の身体には、ホメオスタシス(生体恒常性)という、体外から受ける、環境や内部の変化にかかわらず、体温や血液量、血液成分などを一定の状態に保つ力かが備わっています。

ホメオスタシスは、自律神経、免疫、内分泌の3つの機能バランスによって成り立っています。

季節の変わり目は機能の1つである、自律神経を酷使することになり、3つのバランスが崩れ体調不良をきたします。

振り返れば、ここ数日朝晩は冷え込み、昼は夏日なんて日もありました・・・・。確かにとんでもない寒暖差でした。

では、自律神経はどんな働きをしているかというと、

・臓器の働きを正常に

・体温の維持

・血流を促す

・睡眠の質を向上

・メンタルを安定させる

 

自律神経が乱れると、どんな症状が出てくるのでしょう?

・頭痛

・肩こり

・便秘や下痢

・立ちくらみ

・目まい

・手足のしびれ

・倦怠感

・日中の眠気

・冷え

・ほてり

・気分の落ち込み

・イライラする

など多岐にわたります。

 

春バテの解消法は?

・入浴 

 身体を温めてリラックス 39度程度のお湯にゆっくりつかる

・バランスのとれた食事

 1日3食規則正しい食事 身体を温める食材や飲み物

・十分な睡眠

 良質な睡眠 身体の疲れが取れる

・適度な運動

 無理なく毎日続ける

・温度の調節

 身体を冷やさないように調節

 

基本は身体を温めて(血流を改善して)自律神経を整えます。

(副交感神経が優位になり身体がリラックスする)

 

でも、あまり体調が改善されないようなら病院へ。

他の病気の場合もありますので・・・。

 

ちなみに、秋バテ、冬バテもあるようですよ。

夏バテ・・・夏季の高温、多湿に身体が対応できない

秋バテ・・・暑く湿気の多い夏から涼しく乾燥した気候の変化

冬バテ・・・寒さによる血管の収縮・ストレス

 

私はこの時期、お気に入りの桜に会いに行くのが恒例になっています。今回も不調を抱えながら出かけましたが、すでに桜は散っていました。えーん今年は10日位早かったそうです。

目的地をかえて、善光寺に行ってきました。

腰痛や頭痛、肩こりなどの症状があるので、今話題の、びんずる様のお体をたくさん撫でてきました。警護がすごくて、警察の方がじーっと見てましたが…。あせる

温泉にもつかり、リラックスしたのか、今はそんなに体調を崩した状態ではありません。

皆様も、お身体を大切に・・・。

by   kayo