こんにちは。
6月になり関東地方に梅雨入りの発表がありました。。
気象病で片頭痛を起こす頻度が増えるので梅雨時期は苦手です...
薬も利用しながら体調管理に気を付けて過ごしたいと思います。
6月4日~10日は『歯と口の衛生週間』です。
先日、経済財政運営と改革の方針『骨太の方針』の原案に、全ての国民が生涯を通じて歯科健診を義務付ける『国民皆歯科健診』の導入にむけた検討を明記されたことが伝えられました。
厚生労働省の調査によれば、2016年度の歯科健診を受診した人の割合は53%でした。
特に20~30代の受診率は45%未満特に低い割合です。
現在日本では歯科健診をが義務付けされているのは高校生までです。そのため、高校を卒業し大学生、社会人は対象外となり受診率が低くなると予想されます。
一般的に乳歯は20本、永久歯は28本(親知らずを全て含めると32本)です。乳歯はほとんどの人が中学生位で全て永久歯に生え変わりますが、永久歯はむし歯・歯周病になっても代替えの歯はありません。
定期的な健診を受けることで、むし歯の早期発見・歯周病のリスクを下げることにつながります。
特に歯周病は心臓病・糖尿病・早産、低体重児出産・アルツハイマー型認知症など、全身の健康にも影響を及ぼす事が明らかになってきました。
歯周病は口腔内に存在する細菌により発症する感染症です。
『人類史上最大の感染症』としてギネスに認定されるほど感染者がいます。
日本人40歳以上の80%が歯周病に罹っていて、歯を失う原因の№1です。
歯周病・むし歯を予防するためには
①歯磨き
1日3回 毎食後+就寝前、朝起きて食事の前の歯磨きを。
必要に応じて歯間ブラシや糸ようじ、舌ブラシも使用しましょう。
②食事の改善
甘い物の採り過ぎに注意したり、よく噛む事を意識しましょう。
③唾液の分泌
唾液には殺菌効果があり口腔内の環境を正常に保つのに大切な役割を果たしています。唾液が少なく口腔内が乾燥した状態では悪玉の口腔細菌が増殖し、むし歯や歯周病が起こりやすくなります。唾液を多く分泌させるためには、良く噛む事やスッパイ物を食事に取り込むことをお勧めします。唾液の分泌が悪い方は唾液腺マッサージも取り入れてみてはいかがでしょうか。
④定期健診、クリーニング
定期的な健診を受け、クリーニングすることでセルフケアでは落としきれない歯石や汚れを除去することで健康な口腔内が維持されやすいです。
しっかりと噛めることは健康につながります。この機会にしばらく歯科医院から遠のいていた方も、クリーニングを兼ねて受診してみてはいかがでしょうか
先日しばらく遠のいていた夢の国に出掛けて来ましたぁ。
コロナも早く終息するといいですね!
by.いぐ