いかがお過ごしでしょうか?
先日まで冬季オリンピックが盛り上がっていて連日楽しませていただいてました😌
少し前はバレンタインデーでしたね。
身の回りの方にチョコレートを渡した方も多いのではないでしょうか?
チョコレート美味しいですよね。わたしも好きです。
けど、チョコレートは甘くて歯に張り付いて、よく甘いものが原因と言われるむし歯の第一要因…みたいな感じがしませんか?
困りました。
わたしは甘いものが大好きなのでどうにかならないものかと調べてみました。
そしたら驚くべきことが知れたのでここでお話ししたいと思います。
そもそもむし歯の原因は甘いもの。というより、"甘いもの"はむし歯になる一つの要素で、「宿主」「微生物」「糖質」の3つの条件が揃った時になります。(Keyesの3つの輪)
宿主とは我々人間の歯の質だったり唾液の質だったり、年齢や生活習慣、服用しているお薬、などわたしたち自身のお口の中の状態、性質のことを表し、微生物はむし歯菌(主にミュータンス菌)のことで、糖質はそのまま、ミュータンス菌のエサとなる砂糖(主にショ糖)のことを言います。
この3つの条件が長い時間揃ってるとむし歯が発生しやすくなると言われ、ここに「時間」という要素を加えた4つの条件と言われることもあります。(Newbrunの4つの輪)
残念なことに、チョコレートなどの甘いものはこのうちの「糖質」にあたり、むし歯を発生させる原因のひとつになるのでリスクを高めてしまうのは確かです。
しかし、チョコレートにはカカオポリフェノールのいう成分が含まれており、カカオポリフェノールには
- むし歯菌への抗菌作用
- 歯周病菌への殺菌効果
- 口臭を防ぐ
などの働きがあるようです!
お口以外には、血圧低下や動脈硬化予防、美肌効果があるとのこと😳
ココアや紅茶にも同様に似たような働きがあるそうですね。
ただ、その抗酸化作用を得るにはカカオ・ポリフェノールが多く含まれ糖分の少ないカカオ70%以上のものを選ぶ必要があるみたいです。
ミルクチョコレートでは甘すぎてしまいますね。
かといって、食べ過ぎは禁物です。
ポリフェノールはカロリーが高いのでそちらの方も気をつけなくてはなりませんし、いくら糖分が少ないとはいえチョコレートなのでカカオポリフェノール以外の成分の過剰摂取にも繋がってしまうので何事もほどほどが適切ですね。
そしてチョコレートに限らず、食べた後はよく歯を磨くようにしましょう🪥
わたしも食べ過ぎないように気をつけたいと思います。
《参考・引用記事》
一般社団法人 日本訪問歯科協会
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