みなさんこんにちは。

技工士の飯塚です。

 

前回は3Dプリンターを使ってのサンプル(ジャングルジム)の事を書きました。

今回は、模型をプリントした事です♪

 

3Dプリンターで物を作るには、STLファイルでないとダメ……STLファイル!?って何?

データって全部一緒じゃないの!?

サンプルが上手くいったもんだから、調子に乗っていたのもつかの間…のっけから派手にすっ転びましたよwww。

ただ今回は「なんかもぅヤダな…」「また後で…」とはなりませんでしたね。

サンプルでしたけど、初めて目の前で3Dプリンターが動いて、時間はかかりましたけど、少しずつ液の中から物ができるのを見ちゃったもんだから♪

あれは結構感動しました…本当に。

 

最初の骨のプリントは、ダララララララ~ダンッ! 若先生がSTLデータにして持ってきてくれた下顎(したあご)のデータです。

パソコン上でその下顎のデータを枠内に収め、補強を入れ、スライサーをかけて、よしっプリントだ!!

サンプルのジャングルジムの半分の時間…4時間でできちゃうの? なぜだ……まぁよしとしますwww。

また相変わらず任せておけばいいものを、ちまちま見てしまう。

4時間後…えぇぇぇ~っ!! できてる!! いやいやいや…スゲ~!! グレーの樹脂でしたけど、コレ…白かベージュの樹脂ならマジで骨じゃん!!

骨の外観はもちろん、ちょっと見える内部…歯・歯根…。

いやぁ~まいった…ホントにスゴイや3Dプリンター…。

 

この下顎の模型を見ていたら、骨内骨膜下インプラントの事を思い出しました。

入社した頃、大先生がしていたインプラントで、骨の中とその骨を覆うようなインプラント…歯肉を切開してガバッと開いて印象。

石膏模型は荒れるものの、模型上でも「骨だ…」ってわかるくらい。

患者さんも、印象をとる大先生も、荒れた模型で製作するのも大変だった頃…。

あの頃にこの3Dプリンターがあればなぁ…って思いましたwww。

 

って事は、10年…20年後はどうなってんだろ…。

楽しみな反面、なんか少し怖いwww。