6月の梅雨シーズン。

真夏の暑さに比べればまだ走りやすい気温だけれど、今度は雨との闘いです。

「いっそのこと雨トレだと思って走ったほうがいいかな」

と思いながらも、どしゃ降りの中を走るのは、やっぱりテンションが上がらない。

ということで、そんな日はジムにお世話になりました。

トレッドミルで10〜12km走ったり、マシンを使って筋トレをしたり、最後はストレッチで身体をほぐす。

ある日、ストレッチエリアでたまたま隣になったジムメンバーさんと、マラソンの話で盛り上がりました。

初対面でも「走る」という共通の趣味があるだけで、あっという間に話が弾む。

こういう出会いがあるのも、ランニングの魅力のひとつです。

 梅雨の晴れ間は、外へ


雨が上がれば、外ラン。

梅雨が明ければ、一気に気温は夏モード。

その前から少しずつ暑さに身体を慣らしておきたいと思い、暑熱順化を意識したトレーニングを始めました。

私自身は長袖、長ズボンで走る日も。

これが、暑い。

1kmも走れば滝汗です。

いつものペースで走ろうとすると心拍数は160を超えてくるので、無理にペースを維持せず、身体の状態を見ながらスピードを落とします。

距離もいきなり伸ばすのではなく、

10km、12km、16km。

段階を踏みながら、少しずつ身体を暑さと距離に慣らしていきました。

※暑い環境で長袖・長ズボンを着用して走ると熱中症のリスクも高くなります。私自身が体調を確認しながら行った方法であり、暑熱順化の方法として一律におすすめするものではありません。

夏のロング走は「距離」を優先


本格的な夏になると、トレーニングはさらに厳しくなります。

夏に負荷の高いトレーニングをしたり、長距離を走ったりすることによる身体へのダメージには個人差があります。

だからこそ、体調を見ながら。

それでも7月の月間走行距離は、300kmを超えました。

20km走、あるいは25km走を週1回。

一方で、夏の間はペース走をお休みすることにしました。

私が走れる時間帯は、朝9時〜11時頃。

走り始める時間には、すでに気温が30℃を超えていることも珍しくありません。

その環境で「設定ペースを守ること」まで自分に課す必要はない。

夏はスピードよりも、まず距離。

暑さの中で身体を動かし続けることを優先しました。





 そして、シドニー対策の「坂」


もう一つ、今回意識して取り入れたのが坂道トレーニングです。

シドニーマラソンは、アップダウンのあるコース。

そこで、普段走っていたコースから、あえて坂道のあるコースへ変更しました。

上って、下って、また上る。

平坦な道を走るのとは違い、坂が入るだけで脚への負荷はぐっと大きくなります。

さらに、暑さも加わる。

暑熱順化+坂道トレーニング

まあまあ、きつい(笑)

でも、今回はあえて少し厳しめに設定しました。

本番でどんな気象条件になるのか。

実際のアップダウンが自分の脚にどれだけ影響するのか。

それは、現地に行って走ってみなければ分かりません。

だから、日本にいる間にできる準備はしておきたい。

そして何より、

「これだけやってきた」

という事実が、本番のスタートラインに立ったときの自信につながるはず。

もちろん、本番で起こる想定外のハプニングは別物ですが(笑)。

 走るだけではなく、筋トレも


ランニングと並行して続けたのが、筋力トレーニング。

雨の日にジムへ行ったときには、トレッドミルだけで終わらず、マシンを使った筋トレも取り入れました。

42.195kmを走るためには、ただ距離を踏めばいいわけではありません。

特にアップダウンのあるコースでは、後半になっても姿勢を保ち、脚を動かし続けられる身体をつくっておきたい。

暑さに慣れる

距離に慣れる

坂に慣れる

そして、42.195kmを支えられる身体をつくる。

これが、今回の夏のトレーニングの軸になりました。

レース感覚を忘れないために

シドニーマラソンまでは、ロンドンから約4か月。

トレーニングだけを続けていると、どうしてもレース特有の緊張感や感覚から離れてしまいます。

そこで6月には、ハーフマラソンにもチャレンジしました。

しかも当日は、まさかの豪雨。

ある意味、最高の「雨トレ」になりました(笑)

そのレースについては、こちらの記事で詳しく書いています。


梅雨の雨から始まり、真夏の暑さ、ロング走、坂道、筋トレ。

条件が厳しくなればなるほど、楽ではありません。

それでも一つひとつ積み重ねていく。

真夏の日本でつくる、42.195kmを走る身体。

冬のシドニーへ向けて、準備は続きます。