以前からとても気になっていたこの競技。
ロードしか走ったことのない私にできるかな・・・
山で迷子になったらどうしよう・・・
と、つい不安が先に立って先延ばしにしていたのですが、ついに決心！
今回はビギナーコース ７ｋｍ のチャレンジレポートです。
こんにちは。
公認スポーツ栄養士 上原 寛恵です。
今年に入ってから、トレイルランナーやアドベンチャー競技に関わる方々と
お会いする機会が増え、レース中や日頃の食事の話を聞くことがありました。
その中で栄養補給法について、私自身、体験したことのないものばかり。
理論はわかるけど、それって実際はどうなの？
今後、トレイルランナーのサポートを始めるにあたって
わからないなら実践あるのみ！という精神で
自分が体験することが一番なので
エントリーを決意しました。
いつものフルマラソン前に食べる食事とは内容を変えて、
水分・補給食も準備。
フラットなロードと違い、岩や急斜面を登るため、
持久力だけでなく、瞬発力が何度となく必要とされる競技でした。
今回は距離が７ｋｍだったこともあり、私は途中、補給の必要がなく
この補給法の効果を体感することができませんでしたが
これが50km・・・100km以上を超える距離になると・・・
エネルギー基質の選び方が、
パフォーマンスを左右することに繋がる理由がわかりました。
ですが、まだまだ残された課題もある補給法なので
グリコーゲンローディングのように
数日間でコントロールできる方法ではなく
安全性の確認などエビデンスの蓄積が必要です。
今後の研究報告に期待したいです。
さてレース結果ですが、ビギナーコースは男性54人 女性25人の参加で
私は女性部門の２位（Time 50分）、全体で13位
初参加にもかかわらず思いもよらない結果となりました。
走る前は不安でいっぱいでしたが
わからないならチャレンジして
そこから見つかるヒントや答えがあると
改めて教えられる良いレースだったと思います。
