本格的な夏はすぐそこ。1年でもっとも紫外線が気になる季節ですよね。シミやシワ、たるみを予防するためにも、紫外線対策は重要です。
最近は“飲む日焼け止め”と呼ばれるサプリメントに注目が集まっていますが、紫外線対策として取り入れるには注意点も。
●“飲む日焼け止め”どこまで防げる?
“飲む日焼け止め”は、その字面からあたかも紫外線をブロックする効果が連想されがち。だけど実際のところは、サプリメントによる日焼け止め効果は証明されていません。
日焼け止め製品(サプリメント)や自分で作る日焼け止めレシピ(食事)がネット上で宣伝されています。しかし、サプリメントや食事が皮膚がんや日焼けのリスクを低減させるということは、研究によって証明されてはいません。https://t.co/2Tqx94ZeB2 pic.twitter.com/jEhvAsqbbg
— 厚生労働省「統合医療」情報発信サイト[eJIM] (@eJIM_PR) June 23, 2024
引用:厚生労働省「統合医療」情報発信サイト[eJIM]公式X(@eJIM_PR)
「これさえ飲んでいればバリアになる」といったような認識で、紫外線対策をサプリメント1本に絞るのには注意。
降り注ぐ紫外線から肌を守るためには、塗る日焼け止めや、UVカット機能のある衣服などでで物理的に防御する必要があります。
サプリメントはあくまで内側のケアとして、サポート的に取り入れるようにしたいですね。
●日焼け止めは2タイプを用意
一日中太陽のもとで過ごす日と、家でリラックスする日とでは、浴びる紫外線量が違ってきます。紫外線対策も、シチュエーションに合わせて使い分けるのが理想的。
塗る日焼け止めは、タイプ別で用意するのがおすすめです。
「おでかけ用」
「日常生活用」
最低でも2タイプがそろっていると、その日の過ごし方に合わせて使いやすいですね。
日常生活ですと「SPF30+」前後を目安に考えられることも多いですが、屋外で過ごすことが多いor在宅ワークなど、ご自身の生活環境に合わせて、ぴったりなSPF値&PA値のものを選んでみてください。
●クレンジングとセットで考える
また、日焼け止め選びの際に考えておきたいのが、どの洗顔料で落とすかという点です。
◇ウォータープルーフなどUVカット効果の高い日焼け止め
→専用のクレンジング
◇こどもと一緒に使えるマイルドな日焼け止め
→洗い上がりがやさしいタイプの洗顔料
といったふうに、日焼け止めに合わせた落とし方を選ぶようにしましょう。夏から秋に向けての肌トラブルを防ぐためには、肌に負担を与えることを避けつつ、その日の日焼け止めはしっかりと落とすことが大切です。
①ご自身のライフスタイル
②どの洗顔料が最適か
2つのポイントを、日焼け止め選びの参考にしてみてくださいね。
そのほか、UVカット加工が施された衣類や帽子、日傘なども、紫外線対策に活用したいアイテム。好みの方法で、紫外線とうまく付き合いながら、夏を満喫しちゃいましょう。
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