舞ちゃんがリブログしてくれました。

嬉しい!!

 

こちらこそありがとうございます✨

 

昨日のワークの中で

「家とは?」という質問があって

 

 

 

即答で

「楽園」と答えて

そのすぐ後に

「なのに今、楽園じゃない」と

書いてる自分がいた。

 

 

 

家が好き。

インテリアが好き。

雑貨が好き。

キッチン用品が好き。

 

 

 

だからオリーブ少女だったし

雑貨カタログ大好きだったし

はいせんす絵本の時代からフェリシモが大好きで

パトリス・ジュリアンが師匠なのです。

 

1998年のオリーブ。カフェグランプリ特集。

大事にとってある。私の原点。

 

 

雑貨カタログも毎号買って胸をときめかせてたなぁ。

行きたい雑貨屋リスト作ったりしてね。

 

 

 

 

 

 

今、住んでいる家は

上京した兄たちのために

父が購入した家。

 

もう40年近く前。

私は小学生だった。

 

 

今でこそ

インテリアで有名な街として

知られているけれど

当時はなーんにもなかった。

 

時々、母に連れられて

泊まりに来るのが楽しみだった。

 

 

大学時代も

ここに住む機会は巡って来なくて

ようやくその時が来たのは

私が離婚したときだった。

 

いろいろあって

実家から勘当されていたので

ダンボール2箱だけ持って引っ越した。

 

何もない頃で

何者でもない私は

ただ、住める場所があるだけでありがたかった。

 

 

でもね

「住みたくて選んだ家」ではなかったの。

 

 

大通りに面していて

車の走行がものすごくて

日中窓が開けられない。

 

ベランダには

鳩よけのグリーンネットが張られていて

閉じ込められた鳥みたい。

 

消防署が近くて

しょっちゅうサイレンが鳴って

夜中は酔っ払いがうるさくて

 

私の住む階は

建物の継ぎ目になっていて

雨が3日続くと雨漏りしたりして

 

 

そんな私の気持ちに応えるように

何度も工事して

何度も直してもらってもまた

雨漏りし始める。

 

 

落ち着かなくて

落ち着けない家。

 

 

だから近所にある

大きな森みたいな公園に

それこそ、しょっちゅう出かけていた。

 

 

やがてパートナーと出会って

彼が持ち込んだ荷物がどんどん増えて

共通の趣味の道具も増えて

さらに部屋が狭くなって

 

もう、どこにも荷物が入らなくて

なのに物が増え続けて

 

さらに、インコまで5羽に増えた。

 

 

トランクルームを借りたけど

焼け石に水。

 

ブックサービスに本を大量に預けたけど

空いたスペースにはまた、物が増える。

 

 

だけど

家が好きじゃないのに

家から離れると早く家に戻りたくなる。

 

 

このちぐはぐ感を無視したまま

「なんでビジネスがうまくいかないんだろう」なんて

とんだ寝言を吐いていた。

 

 

それだけ、家という空間にいることが落ち着くのに

落ち着かない家に住み続けることが

どれほど、自分を鈍らせて

どれほど眠り続けていたかよくわかる。

 


引っ越そうって決めて

何年も経っていたけれど

本気で引っ越そうと腹が決まったのは

先月のこと。

 

 

物件サイト大好きで

しょっちゅう見ていたけど

どれもこれもピンと来なくて

 

我に返ったら

そんなの当たり前だった。

 

 

 

カフェ時代

家賃20万を

毎月払っていた私が

 

それ以下の

金額の家に住むことなんて

絶対にありえない。

 

エネルギーと家が合ってないって

こんなにも感性を鈍らせるんだ。

 

 

ビビる。

 

 

一番怖いのは

自分の感性が死んでいくこと。

 

 

自分の感性が鈍って眠り始めたら

坂道を転げ落ちるように

どんどんどんどん、

全てがわからなくなってくる。

 

自分自身のことなのにね。

 

 

この家には

14年住んだ。

 

 

夢中になってやり続けた料理教室の仕事も

カフェ関連のイベントや

雑誌の仕事も

カフェの仕事も

全部ここから生まれた。

 

 

ずっと守られ続けてた家。

好きじゃないと思ったけど

思い出のかけらがたくさん詰まっている家。

 

 

私はもう

ここを離れなきゃならない。

次の家に行かなきゃいけない。

 

 

だから決めた。

 

引っ越す前に思いっきり

内装も壁紙も全部

自分好みに塗り替えて

大好きな場所にしよう、って。

 

 

この家は

いずれ、私が父から

財産分与として引き継ぐことになる。

 

 

人に貸すのか

私が何かに使うのか

それはわからないけど

 

環境は変えられなくても

部屋の中を楽園にすることはできる。

 

 

それが私の

この家への恩返し。

 

 

 

家賃の下限を20万以上にしたら

知らない物件が山ほど出て来たよ(笑)。

 

ここがいい、あそこもいいって

ニヤニヤ笑いながら眺めてる。

 

 

どこに住もうかな。

どんな場所がいいかな。

 

 

 

 

昔ね

私の師匠

パトリス・ジュリアンさんが

 

物件との出会いは魔法だって教えてくれた。

 

 

パトリスさんが

今は無き

サントル・フランセ・デ・ザールの物件に出会った時も

 

 

全ての飲食業から撤退して

新しい道に行く、と決めたとき見つけた

洗足池のほとりの一軒家も

 

 

映画みたいなストーリーで

ワクワクした。

 

何度も聞かせてもらった

人が持つ「魔法の力」の話。

それを思い出せる場所。

 

 

 

 

私はあんな場所を作りたいんだ。

もうずっと昔から。

 

 

写真お借りしました。

 

 

 

 

 

舞ちゃんの

億女の家の空気感に触れることで

私は無限の可能性の奥深さをまた、知ることになる。

 

 

 

ラストは壱岐島のマノアで卒業パーティ。

 

 

 

あの神々の住む島にある

聖域であるマノアに

今、このタイミングで

触れることができる。

 

 

 

ふたつの億女の家を

目で、耳で、肌で感じられる。

触れられるんだよ。

 

 

こんな機会は

二度と来ないよ。

 

 

本気で取りに行くと決めたし

本気で全部受け取ると決めたし

本気で全部、出すと決めた。

 

 

 

次の世界に

一緒にいく人募集中。

 

 

私と一緒にいこう。

 

魂の約束をした仲間と

ここで再会できること

楽しみにしてます。

 

 

 

 

 

 

 

物件エピソード、ぜひ読んでほしい。