熟成=

 

成熟して十分な頃合に達すること

 

 

 

自分の内側に潜る、篭ることとは

自分の中から湧いて出た気持ちを

 

 

一旦、寝かせる。

自分の中にゆっくりと、沈める。

浸る。

置く。

寝かせる。

休ませる。

 

 

 

それは、気持ちを、言葉を熟成させる行為。

 

 

 

 

自分の中でゆっくり熟成させて

十分な頃合いになった時に

言葉にして、外に出してあげる。

 

 

それは、一人で、自分の中にある楽園に静かに入っていく時間。

 

 

 

私たちは表現に「言葉」を使います。

自分の気持ちを表すのに「言葉」を使います。

 

 

 

 

その言葉が、自分の前提と一致していないと

発信は人の胸には届かない。

 

 

 

 

どれだけ表面的に

  • 刺激的な言葉
  • 刺さる言葉
  • 美しい言葉
  • 綺麗な言葉
  • 激しい言葉
  • 優しい言葉
  • 熱量のある言葉

 

これらの言葉を使ったところで

自分の前提とぴったり一致していなかったら

「言っていることとやっていることが違う」ということになるんです。

 

 

つまり、体現できていないことになる。

体現の前に、体感すらできていない。

 

だから、伝わらないんだよ。

 

 

 

 

言葉を知ることは、自分の表現を育むことに他ならない。

 

 

言葉は大事です。

その言葉にどんな「気持ち」を乗せているかは

自分にしかわからないこと。

 

 

「想い」とは、感じるものであり

本来は完全には言語化できないものです。

 

どれだけ言葉を巧みに使っても

自分の想いを100パーセント表現することはできない。

 

だからこそ、の言語。

気持ちは言葉に繋がっている。

 

 

 

 

「自分は、この気持ちを表す時に、どういう言葉を使うんだろう」

 

 

自分が自分に使っている言葉を、みんな知らない。

自分自身で使っている言葉を、自分で理解していない。

 

つまりそれが

「何が言いたいかわからない」ということに、繋がるのです。

 

 

 

だから、一旦自分に潜る。

言葉を、そのまま世界に投げつける前に。

他人に投げつける前に。

そして、自分に投げつける前に。

 

 

 

まずは、熟成させること。

これに勝るものなし。

 

 

 

この「熟成」を体感しないなんてあまりにも勿体無い。

 

 

ノートを書いていると

自分の内側の楽園に篭る感じがしてきます。

 

思考ではなく、自分の精神に潜っていくような感覚があるのです。

それは、他では得られない、究極の静寂さと共にあるもの。

 

 

 

 

だからノートの時間だけは

どんなにいそがしくても

どんなに疲れていても

絶対に確保する。

 

 

それは、私自身のために。

 

 

 

みんなもっと

外側に向けていろいろやる前に

自分に取り入れることを始める前に

自分との対話を増やそう。

 

もっと、自分に内側に浸ろう。

深めよう。

あなたの楽園にとことん、篭ろう。

 

 

あなたを輝かせる叡智はそこにしかないのだから。

 

 

 

 

 

良き夜をお過ごしください♫