本日二度目の更新です。
こちらの記事の続き。
そんなこと言ったって
具体的に
どうすりゃえーねん
というそこのあなたのために!!
具体的に「どうやって」やっているかをお伝えしますそうします。
そもそも
うまくいかない人
こんなはずじゃないと思っている人は
「今の自分」ってものを見れていないし
「自分で選んでいる」という自覚がない。
これこそ無意識・無自覚の前提、なわけです。
で、この状態の人が
何を前提にしているかというと
そんなに簡単に叶うわけがない
人生はそんなに甘くない
いつか痛い目を見るはずだ
努力しないとならない
いいことが起きたら悪いことが起きる
苦労してこそ輝く
努力・根性・忍耐論
みたいな前提を持っています。
石川啄木モード。はたらけどはたらけど的なモード。
逆に人から
「よく、そんなことができるよね」「すごいね」と言われることもある。
それは、自分が
当たり前=デフォルト=簡単にできること、という前提を持っている。
どちらも、無自覚。
こちらにも書きましたが
「プロセスを楽しみたい」なら、いいんです。
もし、速攻で叶えたい、と思うことがあるならば
この、無自覚な前提にズバッとメスを入れ込む必要があるし
その前提を採用している自分の願いは全て叶っていることを一度思い切り認める必要がある。
願いが叶っているなら、幸せなんだと認めることです。だって叶ってるんだからね。
でも
「今の自分がすでに幸せと認めることが、一番厄介」です。
ほとんどの人は、そうです。
だって今の自分は本当のわたしじゃないし!!!!!
理想の自分とはかけ離れちゃってるし!!!!!
こんなのわたしじゃないし!!!!!
この状態で幸せなんてありえないし!!!!!
もっと愛されてお金があってビジネスもうまくいって毎日ハッピーに過ごせる「わたし」になったら、今の自分のままで幸せだと認められるのに!!!!!
こんな状態のわたし、幸せなんてありえない!!!!!
絶対に認めたくない!!!!!
今の自分が幸せだと受け入れたら、このままずっと現状維持で幸せだってことになっちゃうじゃないですか。何も変わらないってことになっちゃうじゃないですか。こんな人生じゃ嫌なんです。全然満足していないんです!!
↑
実際にクライアントさんに言われた言葉
「幸せになるために一旦不幸な自分を演じる」という究極の一人芝居モードがあるんだけれど
「今、不幸な方が幸せになった時により幸せを感じやすい」という無意識の前提を持っている人、本当に多い。
いや、今すぐ幸せでよくないかい?
なんでわざわざ不幸の種を探して、不幸だ不幸だ嘆くの?
うん。
だから自分の「前提」全部見てみようよ。
あなたは今、どんなことを採用しているの?
どんなことを「当たり前」だと思っているの?
どんなことを「設定」しちゃっているの?
あなたにとっての世界の見え方は、どうなっている?
その設定通りになってないか、確認してみて?
今、それは全部「その通り」に見えてるんじゃないの?
だとしたら、叶ってるよね。
世界が先にあるんじゃなくて、あなたが世界をみている視点が先だよ。
それこそが「今、現時点のありのままの自分を見る」という行為。
そして
ありのままの自分を見ることは、理想の自分を諦めることではないし
同時に「今幸せだ」と認めることは、その人の幸せ度合いがそのレベルで止まってしまうってことではない。
どう生きたって現状維持になんかならないんです、人は。
そういう風にできているんです、人は。
だからこそ、いつでも私は自分の前提を見直す。
「古い前提のまま、新しいステージにはいけないから」成長したらその都度、前提は見直すんです。
そうしたらまた、見える世界がどんどん変わってくる。
それが最高に面白い。めっちゃくちゃ簡単に変わるから。
それをみんなに伝えたい。もっと体感してほしい。
面白すぎる上に、ものすごい簡単だから。
どのくらいあっさり変わるか、感覚レベルで知ってほしい。
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年末年始、実家に帰省している時
面白い出来事がありました。
ちょうど、兄も帰省していて
珍しく、家族5人だけになったんです。
(兄夫婦は、それぞれの実家が近いので、それぞれ別々に実家に泊まるスタイル)
いずれどこかで、機会があればお話ししようと思っていますが
大関家は数年前、遺産相続にまつわるで大きな出来事がありました。
父ではなく、祖母です。
その出来事で
兄達は裁判の対応に追われ
本当に疲弊したらしく
それ以降
「より一層守りの体制」となりました。
父も今年、80歳を迎えることもあり
早い時点で、父の事業をどうするか
個人資産をどうするか
家族で相談することになったのです。
その時に、父と長兄の話し合いの場にいましてね。
父と長兄、全くもって会話が成り立っていないんです。
どっちもお互いの言っていることが、理解できていない。
私は大関家では、末っ子で世間知らず何もできない、という設定になっています。
マスコットとか、愛されキャラと言えば聞こえはいいですが
要は「世間知らずのお嬢ちゃん」扱いです。
(私の実物を知る人は、大笑いしているだろう…世間知らずのお嬢ちゃんは、ひよこを引き出しに入れたりしません・爆)
昔はさんざん抵抗しましたが、今は面白いからそのままにしています。
「私がその立ち位置でいた方が、家族は安心する」ということを理解しました。
実際がどうなのかは一切関係ありません。なぜならそれは家族それぞれの中の「前提」だから。
話は戻りますが
私はすぐ、理解しました。
「経営者脳とサラリーマン脳の違いは、これだ」と。
父は、攻めの体制。
足りなければ生み出せばいい、という視点。
この目線で事業を大きくしてきたんだ、と
改めて感じ、本当にすごい人だなと、感動すら覚えました。
反対に、兄達はサラリーマンですので
常に守りの体制。
今あるものの中でなんとか解決しよう、という視点。
これは、どっちがいいか悪いか、ではありません。
視点の違いだけ。
このまま話していても、平行線だなと思ったので
父にはっきりとそれを伝え、話し合いを中断しました。
父は、私の話を聞いて、ものすごく驚いたようで
「お前からお父さんにわかるような、ビジネスの話を聴ける日がくると思わなかった」と言いました。
私は今まで、父にやっていることを一切話していませんでしたが
この時「今、どんなことをやっているんだ」と聞かれたことで
今、どんな形のことを伝えているか
どうビジネスを捉えているかを
きちんと父に伝えることができました。
セミナーの写真や資料、動画を見せながら説明し
売上の話や、アメーバオフィシャルの話も報告できたので
父は、とても喜んでくれました。
そんな父に初めて
「お前は事業に向いてるな」と言われました。
「カフェで失敗を経験したけれど、ちゃんと自分一人でここまでやってきた。お前はすごい」と。
それは昔、子供の頃から欲しくて仕方なかった
「ありのままのわたし」を受け入れてほしい、という
切なる願いが叶った瞬間。
でもね、それは「父が変わった」わけではないし
「私がやったこと」を「父が認めた」からではない。
私ががんばったからでも、ない。
私が、わたしを全肯定して
私が、わたしを受け入れたから。
40年以上ずっと抱え込んでいた
「ありのままの私を認めてほしい」という気持ちは
私がわたしを幸せにする、と決めて
私がどんな時でもわたしの味方だ、と決めて
どんな自分でも誤魔化さず、否定せず、ただ受け止め続けた結果
こんな風に、叶いました。
世界は、私がわたしをどう扱っているかを、いつも教えてくれる。
毎日楽しんでね。
夜にまた、お知らせしますよ。