2次募集中!!
昨日、ナリ心理学の後輩たちから
「どうしてそんなに行動力があるんですか」と聞かれた。
理由はシンプル。
「また今度はない」と知っているから。
「間に合わないことがある」ということを、知っているから。
私は15才の頃から
ロックバンド・PERSONZが大好きで
地方からそれこそ遠方まで
行けるところには全部行った。
18才になる直前
大好きだったギタリスト本田毅氏が脱退し
灰になる程絶望した。
やっと大学進学で上京して
大手を振って
ライブに好きなだけ行けると思っていたから。
あまりのショックで辛くて一度離れ
長年経ってから
毅さんがゲストギタリストとして
復活したのを聞いて
32歳からまた、PERSONZに通い始めた。
2017年6月4日。中野サンプラザホール。
NO MORE TEARS RELORDツアーにて。
私がアホみたいにライブに通うのは
もちろん、私のソウルに
すっごいパワーを注入してもらえるからだけれど
「間に合わないことがある」ということを、知っているから。
そして
「この時間は有限である」ということが
骨身にしみてわかっているから。
昨日、ドン・キホーテ横浜西口店の
「JAGUARミュージアム」が最終日。
たくさんの方が来場して
JAGUARさんとの撮影を楽しんでいる中
マネージャーのAさんが
ぽつりと、こう仰った。
「いつまで生身のJAGUARができるか
もうわからない歳になって来てますね。
本人はやれるだけやりたいと思ってますが
体力的に難しい面も
少しずつ見え始めていて。
だからこそ、ひとつひとつの
JAGUARの作品を
心を込めて作っていきたいと
そう、思っているんです」
涙がこぼれそうになった。
いま目の前にいるJAGUARさんは
紛れもなくJAGUARさんだけれど
いつ、見られなくなるかはわからない。
その日は
今日かもしれないし
明日かもしれないし
明後日かも、しれない。
半年後なのか
1年後なのか
3年後なのか
10年後なのかは
誰にも、わからない。
大きな目で見たら
人生の流れ、というものは完璧で
何か起きた時
それは自分に必要で
なるようになったんだ、ということは
頭ではわかっていても
私たちは人だから
気持ちはすぐそこには、追いつけない。
私は
動かなくて後悔したことが
たくさん、ある。
取り返しのつかないことになったことが
いっぱい、ある。
私の記憶の中にある
数々の素晴らしい場所や
時間や
人や
そういったものたちとの
甘い、蜜のような歳月を
当たり前にザバザバと
浴びせられるように過ごしてた時を
もっと、受け取ればよかった。
ちゃんと意識して、感謝すればよかった。
人生の師匠、パトリス・ジュリアン氏が
レストランを閉めた時も
そして、フランスに帰った時も。
同じように、涙をこぼした。
私の目の前にある
全ての、愛すべきものたちよ。
そこに、情熱を注がない理由が
あるのだろうか?
「今を我慢して」
「お金がないから」
「今じゃない気がする」
「もっと有名になってから」
そんな典型的な
前向きな諦め
ポジティブな妥協
「諦めたわけじゃない」みたいな
言い訳が、必要なのか。
私が
独り身でビジネスすると決めた理由の１つは
いつだって自由に動けるようになるため。
後悔しないために。
後悔を１つでも、減らすために。
どんなにやり尽くしたって「ああしておけばよかった」なんて気持ち、消えるわけじゃない。わかっている。
それでも。
間に合うために、やる。
間に合わせるために、やる。
だから今、動く。
ためらわず、動ける。
どんな時も
「間に合わないことがある」と
そして
「この時間は有限である」ということが
骨身にしみてわかっているから。
きみは、どうする?
9月が始まりました。
昨日いくつか、JAGUARさんと
マネージャーAさんから
ご提案いただいた企画。
目ん玉飛び出るほど
びっくりしましたが
謹んでお引き受けいたしました。
大好きな人たちと
また一緒にいろんなことができる。
嬉しい。
ひとつひとつ、いただいたものを
丁寧に、大事に
そして全力で
やっていきます。
良き日曜日を、お過ごしください。
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