私たちがみんな、たどり着きたい場所は同じです。
それぞれが、それぞれのやり方で
「そこ」にたどり着こうとしているだけに過ぎず
ビジネスを頑張ることも
お金を稼ぐことも
好きな人に愛されることも
綺麗になることも
自分探しも
見えない世界の勉強を続けていくことも
すべて、手段です。
いつからか私たちは
「たどり着きたい場所」が何であるかを忘れ
「手段」が、ゴールになってしまう。
獲得することが、ゴールへと変わってしまう。
それを獲得しようと頑張って努力しても、うまくいかない。
それに対する情熱も熱量も何もかも、足りていないように思える。
心が、それを求めていないから。
心の奥底からそれを求める理由が、ないから。
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私たちがたどり着きたい場所は
私たちに
絶対的な安心感や
他では得られない至福や
あたたかい、やわらかな想いや
大丈夫、という感覚
不足のない、充足感
そして、全ては繋がっている、という確信
そういったものを、与えてくれます。
それは尽きることなく、続きます。
とてもワクワクするけれど衝動的ではなく
ドキドキするけれど、不安や焦りではない。
それがわかると
手段は、全て楽しめるものになるし
手段に対しての執着がなくなります。
これでなくてもいい。
今は、これを楽しむ。
そういう視点になります。
ビジネスを頑張った達成感でも
お金を稼いで得た気持ちでも
好きな人に愛される実感でも
綺麗になることで賞賛されることでも
自分探しで安心することでも
見えない世界の勉強を続けていくことで得られる高揚感でも
ないのです。
それらは、焼け石に水の如く
一瞬だけあなたを潤し
その一瞬の快楽のために
また、あなたを獲得への道へと
奮起させるもの、となる。
渇望とひとときの豊潤。
この落差は、ものすごい快楽を与えてくれる。
でもこれは、無限ループ状態。
どこまでいっても終わりがないんですよ。
私は、これらを全部、やりました。
そして今も、やっています。
前と今とでは、心持ちが、全て違う。
それは
「たどり着きたい場所」を知っているから。
それを私は、本質やコア、という呼び方をしています。
でも、人はすぐ、忘れます。
なんらかの折に1回、コアに触れて
「ああ、これかも!!」と感じられるけれど
雲をつかむような感覚で
また、すぐするりと手のひらから抜け落ちていってしまう。
だから、何度も何度もコアの感覚を感じたい。
感じる必要があるし、感じていたい。
私たちが
ビジネスを頑張ることも
お金を稼ぐことも
好きな人に愛されることも
綺麗になることも
自分探しも
見えない世界の勉強を続けていくことも
すべて、コアの感覚に少しだけ、触れることができるから。
ビジネスを頑張った達成感を得ると
コアの感覚にちょっと触れることができる
好きな人に愛された時
コアの感覚にちょっと触れることができる
つまり
私たちが
やりたいこと
やろうとしていること
全て
「それをやることで、コアにちょっとずつ、近づけるから」なのです。
だから、望むことに制限はかけなくていい。
でも、それは手段だ、ということを覚えていてほしい。
手段が目的になると、それはもう、視野が一気に狭まっていくようなもの。
苦しさと辛さと力技のがんばる、が必須になっていくのです。
手段は、本当の目的ではないのだから
もっとその経過そのものを、楽しんでいて、いい。
だから、ガッチガチになり過ぎている人は、ちょっと力を抜いて。
サボり続けている自覚がある人は、ちょっとがんばってみて。
手段は、ゴールではない。
手段は手段に過ぎない。
だから、全身全霊でもっと、楽しんでいて大丈夫だよ、と言いたい。
過程を、楽しむ。
そしてゴールは、そこにはなく
もっと先に、瞬くひとつ星のように見えているのだから
ゴールにたどり着くまでの冒険の旅をとことん、楽しみ尽くせばいい、ということです。
今日も、良き日を。
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