今日は

 

みんな大好き

承認欲求のお話です。

 

 

 

 

 

先日、パートナーに

「最近私よく頑張ってるよね。褒めてよ」と言ってみましたところ

(この時点でコント開始)

 

 

「よく頑張ってるね。えらいえらい」とテキトーに言われ

 

「私が欲しいものはそれじゃない!!(大映ドラマ的演技)もっとちゃんと褒めて!!」と返したら

 

 

 

「ワクワクしてないからうまくいかないんじゃない?」と言われたぜっきーです。

 

 

全てをネタに昇華してくれるパートナーの存在はありがたいものです(笑)。

 

 

 

 

 

さて

こちらの続き。


自己肯定感が低い、とか

自己否定が止まらない、とか

 

 

特にわたしが身を置いているこの業界では

「自分をまず愛しましょう」

「自分を満たしましょう」と言われることが常であり

 

  • 愛されたい
  • 認められたい
  • 褒められたい

 

そういう気持ちが

いつしか「悪」とされてしまう傾向にありますね。

 

 

 

 

心やスピリチュアル、といったものを学びすぎて

知識で頭がパンパンになっている人たちは

 

ここで混乱して

自分の中に「罪悪感」を作り出してしまう。

 

「愛されたいと思うことは、ダメなことなんだ」

 

そういうレッテルを貼って、また自責に走る。

 

 

  • 彼に愛されたい
  • 誰かに認められたい
  • あの人に褒められたい

 

 

そう思う気持ちは

誰だって持っているものだし

なくならないのだから、なくさなくていい。

 

私は、そういう派です。

(むしろ俺様にもっともっと愛をくれ的な・笑)

 

 

 

 

 

承認欲求って

 

ある場面では悪とされるし

また別の場面では必要とされるし

何らかの原動力になることもあったり

足かせになったりすることもあったり

 

 

はて、その正体は?

そしてその本質とはなんぞや?

 

 

ということで今日は承認欲求について

とことん語ります。

 

 

 

 

 

 

承認欲求には種類があります。

 

  • 他者承認欲求
  • 自己承認欲求

 

 

この、ふたつです。

 

 

 

 

他者承認欲求

相手の反応や意見や言葉や

いろんなものに委ねられています。

 

自分でコントロールは不可能だし

受動的です。

 

そして、不安定です。

 

 

人によって考え方や捉え方はまるで違うので

固定された何か、として

己の中に捉えることはできません。

 

 

それがまた、ひどく不安や不信感を煽る。

 

 

 

そうなるとどうなるかというと

 

常に人の顔色を伺い

常に人のご機嫌を伺い

 

自分をカメレオンのように

変幻自在に対応できるように

整えていなければならない(と、思い込む)。

 

 

で、結局その姿勢が別の人から

「八方美人だ」とい言われちゃったりする。

 

 

他者承認欲求

自分の中の不足感や自己不信感から生まれています。

 

そして、上記の理由で

他者からの承認を得た、と実感するのは

実は、ものすごく難しいのです。

 

 

だからどんなに得たとしても

一瞬のことで

満たされることはないのです。

 

 

 

 

一方、自己承認欲求とは

 

文字通り、自己。

己である。

能動的です。

 

 

他者の存在を必要としない、承認欲求です。

 

 

目的が

「他者から認められるため」

ではなく

 

「自分を大切にするため」

です。

 

 

そのための

世界観や

コアの感覚や

自分の核となるもの

好きなもの

信念

情熱

 

これら全て「自分から」生まれるものです。

他者の評価を一切必要としません。

 

自己完結できる。

 

 

 

 

これが私の言う「表現者」の姿なのです。

 

 

自分から生まれ出たもの全てを

余すところなく

全て表現し尽くしすことで

 

 

自分の中の自尊心に満たされ続けることができる。

 

 

 

 

 

 

昨日のブログで

「私の中にだけある正しさ」について語りました。

 

 

-------

 

 

私の中にも、正しさというものは常に存在しています。

 

でも、その正しさは

敢えて言葉にするなら

 

 

私の中にだけある正しさ

 

であって、他者には向きません。

 

 

 

私が守りたい正しさであり

私がそれを守ることで心地よい私でいられる正しさ、です。

 

 

-----

 

 

これこそ、自己承認からくる欲求なのです。

 

 

 

 

だから、承認欲求はなくさなくていい。

 

 

 

ただ、それを他者目線ではなく

自分目線の欲へと、切り替えていくこと。

 

 

 

 

誰もがみんな、他者からの承認を欲しがることに

当たり前のように慣れてしまっている。

 

 

そのことが全てだとさえ、言わんばかりに。

 

 

 

他者を追い求め

他者の視線を意識し

自分を常に観察して

 

人の機嫌を損ねないように

気に入られる私でいるように

 

 

それはもう、手放していいし

もう、変わり時です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

自分目線の欲へと、切り替えること。

 

 

それは計り知れないほどの自由と開放感を、あなたに与えてくれる。

 

 

 

私は、親にあまり褒められないで育ちました。

 

 

勉強をしない、ということで兄たちと比べたり

言うことを聞かないので随分と嫌味を言われたり

人前で思い切り恥ずかしい思いをさせられたり、ということはありました。

 

 

しかし、その中で褒められないでよかった、甘やかされないでよかった、と思うことがひとつだけあります。

 

 

それは「芸事」に関してです。

 

私は、3歳から日本舞踊の稽古に問答無用で行かされていました。

母と祖母の方針だったと記憶しています。

 

それに関しては、とにかく、一切の親バカというものはありませんでした。

 

 

私の中に一瞬の甘えや隙があると

それが踊りにダイレクトに出る。

母も祖母も、それを瞬時に見抜く。
 

このくらいならわからないかな、と思うようなことでも

全部見抜かれていました。

 

それは、振りを間違えた、とか

物を落とした、とか

そういったことではないのです。

 

いわゆる「気の流れ」を見られていたんだな、と

今ならわかります。

 

 

そんなわけで本番のあとは、正座でまずはお説教です(笑)。

 

 

あそこのあの時、ダメだったね。

余計なこと考えてたでしょう。

 

 

そんな私の脇で、他の子供達は、

見にきてくれた両親や祖父母や親戚の人に、

ものすごく褒められているわけです。

 

かわいかったねぇ、よくがんばったねぇ。えらかったねぇ。

 

それが羨ましい、とはあまり感じていませんでした。

 

 

その代わり、自分の中で「よくできた!!」と手応えがあった時は

必ず2人には伝わっていましたし

 

自分の中で、やり切れたという意識があるときは

きちんと、でも短い言葉で褒めてくれました。

 

 

まあ、当時は判定への恐怖がありました。

今日は怒られるだろうか、果たしてどうだっただろうか。

 

 

でも私の中では褒められたくてやる、という感覚がなかったのです。

ただ、自分をごまかすとそれがバレるので

そこについては、子供ながら必死にやっていた、という感じ。

 

 

その時に

人前に立つ度胸や覚悟の決め方

全力で尽くすと必ず相手に伝わる、ということを

知らずして、身につけていたように思います。

 

 

それは今回の承認欲求の仕組みと

とても近いなぁと。

 

 

褒められることを目的に

私が踊っていたなら

母たちは、絶対に私を叱っていたでしょう。

 

 

でも、全力を尽くして

自分で自分に手応えを感じたら

それは相手に伝わる。

 

 

それは、私にとっての

自分で自分を満たす

自分で自分を納得させる、ということに

とても似ているのです。

 

 

 

まず、見るべきは自分。

自分で自分と対話して

自分で大切にしたいものを大切にする。

そこは、自分でやるしかない。

 

 

 

ああ、お母さん、ありがとう!!!!と声を大にして言いたい!!!!

そこについては、本当に母と祖母には感謝しています。

(でも全く本人は覚えていなかった・笑)

 

 

 

 

そんなわけで今日も私は、せっせとノートを書くのである。

 

自分を知るために。

自分の世界観を知るために。

 

 

 

 

 

 

少しお知らせをさせてください。

 

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今日も素敵な一日を、お過ごしくださいね。

 

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