成人の日、ですね。

20歳を迎えるみなさん、おめでとうございます。

 

 

私の成人の日は

1月末に提出の写真課題の制作に追われ

ズタボロで

全くそれどころではなく

 

1日だけ、無理やり時間を作って

実家に帰った記憶があります。

 

4時から美容院に行って

晴れ着と頭をセットして

 

そこから

お参りに連れて行かれ

親戚と

お世話になった方々に

お礼の挨拶周りをして

 

 

その後

お披露目を兼ねた食事会。

 

 

全くもって私の意思は介在しない上

コンタクトレンズを忘れ

まさかメガネで過ごすわけにも行かず

その日1日

まったく周りが見えていませんでした。

 

 

「こんなことしてる場合じゃないんだよ!!

 俺に写真を撮らせてくれよ!!」

心の中で吠えていた記憶があります。

(大判カメラの課題で

 機材を学校に借りねばならなかった)

 

 

その日のうちに東京へ帰り

また、寝ずに課題を仕上げていた

そんな記憶に染まった成人式でした。

(地元の成人式には出られず)

 

 

 

 

 

 

 

20歳。

生きづらさを多大に抱えていた時代でもある。

 

 

よくがんばったねぇと

20歳のわたしに

労いの言葉をかけたい気持ちです。

 

 

 

 

 

 

 

 

さて。昨日のこちらの記事

 

 

 

「自分らしさは、いらない」の続きを少し。

 

 

 

 

 

 

 

私たちは

誰かに強い憧れを抱く、ということがある。

 

 

 

尊敬の念を持ち

その姿に惚れ込み

いつか、あんな風になりたいと夢を見る。

 

 

 

 

 

とある人は

お金もたくさん稼いでいて

有名人で

人脈も広くて

友達もたくさんいて

仲間に囲まれて

ブログも大人気で

欲しいものもたくさん手に入れていて

 

 

とてもうまくいっているように見えた。

 

 

SNSで見るその人は

いつだって輝いて見えていたし

幸せそうに、見えていた。

 

 

あたらしい、この世を生きる生き方を

わたしたちはこんな風に生きることができるんだと

人に、希望を与える人に見えた。

 

 

だから、その人になりたいと思う人は

後をたたなかった。

 

 

その人みたいにやれば

うまくいくんだと

そう、思っていた。

 

 

 

その人に憧れ続け

その人に近づきたくて

なんとかがんばって

やっとその人に会えて

その人と繋がって

その人と仕事をするようになった友人は

 

 

 

ある日、離婚した。

 

 

 

友人は

他にたくさんの「彼氏」がいっぱいいるんだ、と

嬉しそうに言った。

 

 

そこでは、それが当たり前のことらしい。

 

 

 

それを「やっていることが変だよ」と

心配して

叱ってくれた別の友人を

 

 

「私が羨ましいだけだ」と

「マウンティングだ」と

邪魔者扱いし

一方的に縁を切った。

 

 

 

彼女は狭い狭いコミュニティの中で

キラキラした魔法の粉をふりかけられているように見えた。

 

それは、自分では生み出せないモノであって

誰かに与え続けてもらわねばならない麻薬に思えた。

 

 

それでも、彼女は「幸せ」だと言い切った。

 

 

-----

 

 

どれが正しくて誰が間違っているかを語りたいのではない。

 

 

 

目に見えているものと

実態は

天と地ほども違う、ということが多々あり

 

 

 

私は、そのズレが少ない人が好きなのだ。

 

とても、とてもとても強く惹かれるのだ。

 

 

 

人は迷い

人は悩み

人は憧れを抱き

人は、どんなときも成長したい生き物だ。

 

 

 

だけれど

その主導権はいつだって「わたし」にある。

 

 

 

本当は羨ましがる存在なんていなくて

 

 

羨ましがる必要なんて、ないのだ。

 

 

 

あなたの幸せは、あなたが決めることで

 

 

あなたの幸せは、あなたの人生の中にしかない。

 

 

 

うまくいっているか、いっていないかではない。

 

 

本当に知りたいもの

得たいものは

 

 

その先にあるのだ。

 

 

 

 

 

本当の幸せは

目に見えるところにはない。

 

 

 

 

 

派手さや、華やかさの中にいても

幸せからかけ離れた人もいる。

 

 

 

ひとかけらの愛が

自分を満たしてくれることを

知らない人もいる。

 

 

 

 

 

本当に満たされた

満ち満ちたあの感覚は

自分しか、知らない。

 

 

自分と自分の、密約の中にしか

その歓びは、ない、

 

 

それは、誰かと比べるものではないし

誰かに批評されるものでも、ない。

 

 

 

 

 

 

はい。

 

誰かに憧れすぎると

自分がなくなっていくよ、って話。

 

 

 

 

 

もう、ひと握りの人だけがうまくいく時代は、終わり。

 

 

 

 

あなたは、あなたの道を。

私は、わたしの道を。

 



 

 

よき休日をお過ごしください。

 

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