この世界の仕組みについて、今日は語ろう。
この世界の仕組みは
・あなたの世界観(あなたのが真実だと思っていること)
・相手(あなた以外の人)の世界観(相手が真実だと思っていること)
・不変的な、おそらくニンゲンには最後まで真理が掴めないであろう世界観(正解も間違いもない世界)
この3つで成り立っている。
あなたが真実だと思っていることは
あなたの世界の話で
相手が真実だと思つていることは
相手の世界の話で
そもそも、もっと大きな世界から見たら
それすら、真実も間違いも正解もない、ということ。
私は私の真実を追求していくこと(それが真実であると証明していく行為)を、ある日を境に一切やめた。
私の真実は、私だけのものであって、誰とも共有しなくていい。する必要がない。
そのことがわかったからだ。
私の中だけに真実があればいい。
つまりは
私は、私の世界観を追求していくのみ、なのだ。
あなたの真実は、相手の真実と同じこともあるかもしれないし、違うかもしれない。
勘違いしないで欲しいのは
この真実の意味合いが近い人が、あなたの周りに集まってくるのではない。
あなたの周りには
世界観の創り込み度合いのレベルがぴったり合う人が集うのだ。
友達でも、パートナーでも、仲間でもそうだ。
よく「価値観の近い人が集う」というけれど、価値観は世界観の中に内包されていると私は認識している。
例えば荒木飛呂彦が死ぬほど好きな人と、美内すずえが死ぬほど好きな人は惹かれ合う。
この間、どっちが偉大な漫画家かという論争は一切しない。
ただ「好きの度合い」「偏愛の度合い」「マニアの度合い」が半端なく共振する。それだけ。
そこがわかっていると、相手の世界観の安心して浸れる。
「荒木飛呂彦、たまらなく変態なんだよねー」という話を面白がって聞ける。
自分が変態だからだよね(笑)。
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だいたい、極端に悩む人、すぐ混乱する人、いつも不安になる人は
この境目が半端なく曖昧である。
相手の世界観とあなたの世界観が入り混じってしまっている。
「私はこうしたいけど、彼が納得してくれなくて」
「やりたいけど、親が、子供が、旦那が、お金が」
ふむ。
断言しよう。
あなたの世界観がはっきりしていたら、それらはほぼ100%解決する。
曖昧なのは「自分の世界観」がぼんやりしているからに他ならぬ。
それはまるで、JAGUARさんの設定くらいぼんやりしている。
まあ、とにかく、繰り返し私が「世界観を出してみよ」と言うのは
あなたの構成物を知るためだ。
あなたは一体、何でできているのか。
どんなものが今のあなたを創っているのか。
それらを一度全部目の前に並べてみる。大きいものも小さいものもくだらんものも大事なものも全部。
「ほほー、私はこんものでできているのか」と、全体を見渡してみる。
大抵は自分の構成物を自分が知らないから混乱しているだけで
まずは、今の自分の世界は自分が創っている、とはっきり自覚することがスタート。
それを明らかにしていくことが「思い込みを見つける」
そしてその前提を切り替えて行くことを「設定変更」と呼んでいる。
それを明らかにすることを、ある人は「絶望」と呼ぶし、別の人は「希望」と呼ぶ。
「でも、なかなか出せません」という意見が大変多い。非常に多い。全くもって多すぎるほど多い。
うむ。
大半の人は、それを見ることが怖いのだ。
はっきりすると、世界は自分で創ってることがわかってしまうし(相手のせいにはできなくなる)
そうなってくると、どうあっても動かざるを得なくなるから。
まあ、究極のところ、いろいろ文句を言える今の環境が心地よいんだよね。
「自分の世界に責任を持つこと」
全ては、ここ。
自分の世界に責任を持ったら、すんごい楽だし楽しい。
ああ、私だけがこの世界を創れるんだとわかったら、自分一人で創っていけるわけだから、もう他に何もいらない。
あとはただ、実践と検証を繰り返して、自分の世界を作り上げて行くことに没頭できる。
ああ、こういうことをしたら私の世界ではこんなことが起きるんだな、では今度はこうしてみよう。
毎日毎日が、実践と検証。
それをやり込んでいくのが楽しくなったらもう、無敵だよ。
私は、居心地の良さに長く浸っているとアホになる。
居心地の良さは、安心感とともに私を惰性の道へと歩ませるから。
だから「このままでいいじゃーん」という時期が大変短い。
常に進化していたい。進化病と呼んでいる(笑)。
余談。
ありのままの自分でいいとわかったら、進化せざるを得なくなるんだぜ。
この話はまた次回。
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