共感とは。

 

他人の考え・主張に、全くそうだと感ずること。その気持ち。

 

 

 

 

私はクライアントに共感する気が全くない。

ゼロである。

 

 

気持ちを理解しようという努力はするけれど、基本的に共感そのものに意味がないからだ。

 

 

だから、共感して欲しい人は来ないでください(笑)。

 

 

 

 

共感したところで、その人の悩みが解決するわけでもなんでもないし、

そもそも問題解決は終わりがない。

 

「ああ、わかるわー」と思うのも、過去の記憶からそれに最も適した感情を引っ張り出してきているだけで、実は相手の「それ」とは全く意味が違うことも、よくわかっている。

 

 

 

楽しいことの共感ならいい。

「それ、わかるー!!」って、多大な勘違いでも楽しいから別にいいよね。

 

 

 

厄介なのは「共感して欲しかった」と吠える人たちだ。

 

 

共感して欲しかったら、仲のいい友達とか彼氏とか身内の人とか、そんなところに行けばいい。

 

 

この間「詐欺師」呼ばわりされたのだけれど、そのことも含めて、人は一体私に何を求めているんだろうと、ひとりで考えてみた。

 

 

結局「あなたの前提がそうなんですね、以上」としか言いようがない。

 

 

私がどんな人間(だと自分で思っていたとしても)かは、この際相手に関係ないので、相手の中の「わたし」をこちら側でどうこうすることは不可能だからである。

 

 

 

 

・カウンセラーなんだから、クライアントに寄り添う「べき」

・気持ちに寄り添うことから始める「べき」

 

 

だからその前提を疑え、と言うておるんじゃ。(そもそも私はカウンセラーではない)

 

 

 

 

考えてもみろ。

 

何が言いたいのか、何をどうして欲しいのか全くわからないまま

「聞いて欲しいことがあります」と

延々と終わりのない話を聞かされるわけで

着地点がわからないまま、ビジョンがないまま、その話は終わりが見えぬまま続いていく。

 

 

彼がどうした

旦那がどうした

仕事がどうでああで

親が…

お金に困っていて…

生まれが…

誰かがああしてくれなかった…

こうしてほしかった…

でもあれがああでこうで、それがどうしてああで、だからできなくて、でもやりたくて…

あれ?何が言いたかったんだか忘れました。

それで…私これから幸せになれますか?

 

 

 

こういう話が続いたとき、私は最後まで話を聞かん。

絶対聞かん。

 

 

 

即座に

「で? あなたはこれからどうしたいの?」

 

これしか言わん。

 

 

 

 

何度も何度も何度も言っている。

過去はあなたの頭の中で作られた物語なのだ、と。

そこに答えも解決法もないのだと。

 

 

それを語っていることが、それをひっぱり出してきていることが、あなたの人生を明るく照らすのか?

 

 

 

そうじゃないならとっととやめろ。

意味ない。

 

 

 

 

それに対して時々キレる人が現れる。

 

まず共感してくれと。

まず気持ちに寄りそってからアドバイスしろと。

 

 

 

ちょっと前に、こんな出来事があった。

 

とある会で、ある人が発言したことに対して実行されていなかったことで、私に問い合わせが来た。

 

 

 

端的に言えば

・構ってもらえなかった

・えこひいきではないか

・これは問題だ

 

 

そんなことが延々と書いてあったので、途中で「何を求めてるのか」を聞いたら

一度納得したような感じを見せたが、翌日長文が届いた。

 

 

寄り添って欲しかった、と。

私の気持ちへの理解と共感を示さずアドバイスされたことが不満だと。

寄り添わないのは、悪癖だと。

 

 

 

 

 

悪癖(爆)。

 

 

 

 

 

 

 

さらに「心地よい寄り添いかたをしてくれた方がいた。ぜっきーさんならやれるはずだ」という、謎のアドバイスも来た。

 

 

 

 

 

だからやらねーっつってんだろ(笑)。

 

共感が欲しいならそっちに行きなされ。

そういう人はたくさんいらっしゃいます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ぶっちゃけるけどね

 

共感することで何かが生まれるなら

いくらでも共感してやるわ。

 

 

 

 

 

 

 

 

そうなんだー

つらかったねー

悲しかったねー

寂しかったねー

気持ち、わかるよ

 

 

 

 

 

「他人から」かけられたこの言葉が

あなたの人生を根本から変えることは、絶対にないです。

 

 

 

 

 

それは

あなた自身が他ならぬあなたに、かけるべき言葉だから。

 

 

 

 

自分で自分をしっかりと見つめて

自分で自分に声をかけて

自分で自分を癒そうとしない限り

 

 

人に共感しろと叫び続ける人生は終わらんし

 

 

共感されたいと思ってる時点で

何かから目を背けてるし

見たくない自分を癒せ、と叫んでるようなもの。

 

 

自分で愛せない自分を、人に愛してくれと言う。

おかしな話でしょ。

 

 

 

 

寄り添ってからアドバイスされたら、もっと理解できたのにって言う人へ。

 

 

そもそも何を求めてここにきているのか

自分がわかってないのに人に求めるな。

 

 

自分を舐めてるのはあなた自身。

こちらへ向ける怒りは、自分への怒りだ。

 

 

 

だってね、もっと自分に対して真摯に真剣に、死ぬ気で向き合ってたら

その部分を人と共有なんてできんし、そこに共感なんてされたくないのよ。

 

 

そして「人と共有なんかできない」ってわかってる者同士は

えらい共感しあうのだ。おかしな話やろ。

 

 

 

表面的な「癒されたい」願望なんかとっくの昔に幻想だった気づいてて

そんなことよりこれからをどう生きるかを真剣に楽しんでる人に、過去はいらん。

 

 

 

過去は宝にも、あなたを傷つける刄にもなる。

それを決めているのはあなただ。

過去が今のあなたに影響を及ぼすことは何もない。

 

 

 

だから、共感しろしろ星人、気持ちに寄り添え症候群の人がたまに紛れ込むと容赦無くぶっ叩く。

 

 

 

当たり前だ。

もっと自分としっかり手を繋いでからここに来いや。

 

 

 

 

でね

本当はこういう方々に力技で返してはいけないのは重々承知の上(力で跳ね返ってくるからね)

 

私はすぐ、力技で返そうとしちゃうの♫てへぺろ。

 

 

 

この間も法律持ち出して来た大馬鹿者がいたので

思いっきり力技で返した。

 

適当によそから持って来た知識で私に接近してくんな、返り討ちにするぞ。

 

 

あー、力技出しちゃう私、まだまだだわー(笑)。

 

 

 

そして、こういう存在にも、腹が立つことはない。

 

全ては私の鏡だから。

私の中にもまだ、こんな部分があるんだなぁ、愛おしいなぁと思って

 

 

愛を持って放出。終わり。

また会いましょう。もしくは、来世で。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

今日の格言

「わかったかこのやろう」

 

 

※ムツゴロウさんが象に襲われかけた際、殴って言うことを聞かせた時の言葉

 

 

 

今日もありがとうございました。

 

 

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