急に涼しくなって、秋冬ものの新しい服が欲しくなった、だめこです
昨年公開の映画の原作本を読みました
ノンフィクション作品です
凶悪―ある死刑囚の告発 (新潮文庫)/新潮社- ¥596
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死刑囚の元暴力団組員が、塀の中から雑誌記者に別の複数の事件を告白。
その事件の首謀者は元暴力団組員がかつて「先生」と呼んで慕っていた
ある不動産ブローカーで、人を殺しては数千から数億もの大金を手にし、
罪に問われることなく未だに市民生活を送っている…
雑誌記者の執念の取材で事件は明るみになり、警察も動かし、
遂に刑事事件として立件されます。
・・・って、またやってしまいました
この作品、5年前に文庫化された際に、
一度読んでいました
なのに先日、
「そういえば去年映画化されて話題になったな~。
原作本読んでみようっと」
と、2度目の購入をしてしまいました
読み始めて数ページでさすがに気づいたのですが、
そこはノンフィクション。
謎解き要素などがあるわけではなく、
衝撃的かつ真実の記録なので、
最初のときと同じように、のめり込んであっという間に読めました。
大学時代に、自分が専門としていた学問とは全然違うのですが、
一般教養でとっていた「法学」の授業が好きだっただめこは、
その後も今に至るまで、国内外の犯罪に関するノンフィクション作品を
観たり読んだりするのが好きです。
本作品に出てくる「先生」。
映画ではリリー・フランキーさんが演じていることからもわかるように、
見た目は普通の「オジサン」だったそうですが、、、
怖いです。
オバケもスズメバチも高いところも自然災害も怖いですが、
自分には理解できないことをやったり考えていたりする、
自分と同じ生物である人間が、本当に怖いと感じました。
次は恋愛小説でも読んでほっこりしよう