胡同(フートン) | ANS 新入社員ブログ

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1年目社員が、日々の仕事ぶりを綴ります!

みなさんこんにちは

新人のDSです。


総合演習も終盤に入り、

毎日大変ながらも楽しく充実した研修生活を送っています。


今回のテーマ何を書くのを迷っていましたが、

私の生まれ故郷北京について書きたいと思います。


私は北京生まれ北京育ちです。

なので、北京の変化を身近で感じていました。

でも今回話す内容は、現代化になった北京ではなく、

その歴史ある胡同(ふーとん)についてお話をしていきたいです。


まず、胡同(フートン)とは、

主に北京の旧城内を中心に点在する細い路地のことです。

1267年、元朝の都大都の道路建設に関する規定では、

幅二十四歩(約37.2m)を大街、

十二歩(約18.6m)を小街、

六歩(約9.3m)を胡同としている。

しかし明代以降道路建設に関する規定はほぼ無くなり、

不規則な路地が多数出現して、

北京城の南側に補強する形で外城の建設が始まって以降は、

さらにその数を増やした。

清朝の頃には2076、

1949年の統計では6,000以上存在したとされている。


そして、現在残されている胡同の中、

最も古いのは900年の歴史を持つ胡同で、

一番長いのが6Kmに対して一番短いのは10mしかありません。

さらに幅で比べてみると、

幅が一番広い胡同は約32mの幅もあるに対して、

幅が一番狭い胡同は約40~80cmになっています。


こうして、様々な特徴ある胡同は

昔の北京を感じることができ、

胡同に住む庶民の生活も見ることができる。

観光客には人気なスポットとなっています。


しかし、北京は近年発展のため、

こうした歴史のある文化も発展と共に壊されつつのが現状です。


私は胡同があるこそ北京は北京と名乗ることができると思います。

胡同は北京人にとって居場所なんだからです。

北京の発展は、

元の姿を忘れず、前に進んでいて欲しいです。


この考えは人も通用すると思います。

自分の本来を忘れず、

今の自分をレベルアップするのが大切だと思います。


もうすぐ6月に入り、紫陽花も開花する時期となりました。

みなさん、体調を崩さず、楽しんで頑張っていきましょう。


最後まで読んで頂きありがとうございます。

新人のDSでした。