流行語大賞について | ANS 新入社員ブログ

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フォントの「メイリオ」の語源は、日本語の「明瞭」だそうです。
どうも、資料のフォントはすべてメイリオ体、新入社員KKでございます。
さすがマイクロソフト様、語源までメイリオ、じゃなくて明瞭ですね。


さてさて、11月も半ばに差し掛かり、
今年も「2012年●●流行語大賞」の季節がやってまいりました。

昨年は地震に原発問題にと、「暗い話題(みんなが考えなければいけない話題)」と
「明るい話題(明るくなれる話題)」の差がはっきりしていた感がありますが
今年もその傾向は強いようですね。


個人的にはやっぱり明るい話題が好きですし(当たり前)
暗いワードが並ぶのはよくないとも思いますが
「みんなが考えなければいけない問題」から全員が目をそらすのはどうかと思います。

例えば、昨年の「女子中高生ケータイ流行語大賞」で
金賞を受賞した「リア充」という言葉。

これは
「掲示板等で書き込みをするようなネットユーザーは
 リアルの生活が充実していないのが普通」
という共通認識があって生まれた言葉とも言えます。

その共通認識が生まれたのはなぜか?
ではなぜリア充と呼ばれる人がネットユーザーになったのか?
旧来のネットユーザーと現在のユーザーの間で何か変化があるのか?

これだけでもまじめに考えたら論文の一つや二つは書けそうです。


「語感がいい」「明るい気分になれる」だけで流行語にするのもいいかもしれませんが、
今多く使われる言葉について考えることも大切なことだと思います。

今年も後1カ月半、1年を振り返る意味でも
様々な角度から流行語について考えてみたいと思います。


(明るいワードが金賞を取ることを否定するつもりは全くありません。
個人的には昨年の「なでしこジャパン」は正解だったと思います。
昨年だけは、暗い話題を避けたいという気持ちが強いのも仕方ないと思うので。)


今年も後1カ月半と、自分で書いておきながら
焦りを隠せないKKでした。

それでは。