オフェンス | ANS 新入社員ブログ

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1年目社員が、日々の仕事ぶりを綴ります!

前回言った通り、今回はポジションについての説明を行いたいと思います。




オフェンス


QB(クォーターバック):縦に並んでいる列の下から3人目


QB(クォーターバック)とは、プレーが開始されると、RB(ランニングバック)にボールをハンド・オフ(ボールをわたす)したり、レシーバーにパスを投げる、攻撃の中心でありアメリカンフットボールの花形のポジションです。QBは、肩が強いことはもちろんのこと、走力も必要なポジションです。また、どんな状況でも冷静沈着にゲームマネジメントをし、攻撃を指揮しなければいけないポジションでもあり、精神的にも肉体的にもタフさが求められます。


RB(ランニングバック):縦に並んでいる列の下2人


RB(ランニングバック)とは、QB(クォーターバック)の後ろにポジションを置き、主にQBからボールをわたされ、走るポジションです(ランニングプレー)。ランニングプレーのときにボールを持って走り、敵を避けながら敵陣を走り抜け、少しでも前へ進みます。狭い隙間を走ったりもするため、体が小さい人にもできるポジションの一つです。
ほかに、パスプレーの時にはQBを守るために、パスプロ(ブロック)をしたり、隙あれば自らパスコースに出てパスをキャッチしたりします。きわめて多彩な要素を持っている、オフェンスの中心的なポジションです。


WR(ワイドレシーバー):端にいる2人


WR(ワイドレシーバー)とはパスキャッチを専門に行い、ディフェンスを振り切るスピードと、QBから投げられたボールをキャッチする能力が必要なポジションです。また細かなポジションにはFL(フランカー),SE(スプリット・エンド)などのポジションがあり、まとめてWRといいます。WRの特徴は、とにかく足の速い選手が多く、ボールキャッチ後に少しでも前に走ることも要求されるポジションです。


TE(タイトエンド):最前列にいる6人の右端


TE(タイトエンド)とは、ランプレーではOL(オフェンスライン)と一緒にブロックをしたり、パスプレーでは、QB(クォーターバック)からのパスをキャッチしたりと、パワーとスピードを兼ね備えたオールマイティーな能力が必要なポジションです。そのため、TEはパワー、スピード、スタミナ、捕球力などが要求されるもっとも難しいポジションのひとつです。


OL(オフェンスライン):最前列にいる6人のうちのTE以外


OL(オフェンスライン)はオフェンスの中で最前列に位置する、大きな体の5人組の事です。真ん中のポジションをC(センター)その両隣をG(ガード)そして一番外に位置するのがT(タックル)といい、まとめての呼び名をOLといいます。OLはRBが走る道を作ったり、パスを投げるまでディフェンスからQBを守ったりするポジションです。非常に地味でボールを持つポジションのように目立つ事はありませんが、毎プレー激しいブロックを繰り広げ、とてもハードなポジションです。




次回はディフェンスのポジションについての説明を行います。