情報システム戦略策定の重要性 | IT企業ANSの社長ブログ

情報システム戦略策定の重要性

◆情報システム導入のために立てておくべき戦略とは?

 

昨今のIT需要拡大に伴い、IT導入なくして今後の事業継続は難しいと考える企業も多いのではないでしょうか。そこで必要となるのが、情報システム戦略。情報システム戦略とは、企業がITを活用して経営目標を達成するための計画を指します。情報システムはデジタル化された情報を取り扱う仕組みを意味しますが、企業のビジネスモデルや業務プロセスに大きな影響を与え、取引先は顧客とのネットワークを介した取引にも関係するものです。
システムの導入・運用には大きなコストが発生するため企業にとっては大きな投資となります。情報システム戦略は、全社的な経営戦略に沿って立案していかなければなりません。

 

【POINT】
・経営戦略に基づいたシステム戦略を策定する!
・システムを導入・再構築することで得られる効果とコストを比較・検証する!
・システムが効果的に稼働するために、業務整理をする!

 

◆情報システムの種類をみる

 

情報システム戦略は、企業全体がITを活かして最大限効果的に活動するためのシステムを導入することが大きな目的となります。そこで、情報システムとはどのような種類があるのかをみていきましょう。

 

1. 基幹系システム
業務の根幹に直結する主要な業務を遂行するためのシステムのことを基幹系システムといいます。
全社的に共通して利用される、その組織全体の基盤の一部となるシステムです。

 

2. ERP
企業の「人材」「モノ」「お金」に関わる一連の情報を統合して管理するシステムを指します。
企業の持つ情報やデータなどの資源を統合的に管理することができます。

 

3. SCM
物の流れとなる「仕入」「製造」「物流」「販売」の各過程を自社内や取引先も含めて一元管理する手法を指します。一連の流れをなすプロセスを見直して、製造工程やコストの無駄を省くことを目的とします。

 

4. CRM
顧客情報や顧客対応情報をデータベース化して蓄積することで、全社的に共有していくことを意味します。顧客対応の違いやサービス提供の偏りをなくし、友好な関係を築くことで売上の拡大を目的とします。

 

5. SFA
SFAは営業活動を支援し、効率化を図るシステムのことです。携帯端末などを利用して外出先の営業担当者に営業ツールを提供したり、営業担当者からの顧客情報をデータベース化して管理する機能などが搭載される営業支援システムを指します。

 

上記をみると、企業の持つ、情報、人材、在庫、売上などの業務を上手く管理するために除法システムが利用されるということが分かります。昨今では、テレビ会議、グループウェア、チャットなどのコミュニケーションに役立つシステムを導入する企業も増えています。時代に変化に合わせた最適な情報システムの導入も必要とされているため、情報システム戦略は企業にとっての命運を左右する戦略といえるかもしれません。

 

◆オーダーメイドの基幹システム開発・再構築なら!

 
情報システム戦略を立てて、いざシステム導入の検討に入ると、システムにも様々な形態があることが分かります。スクラッチ型(オーダー型システム開発)かパッケージ製品、どちらが経営目標に沿ったシステム導入になるのか、という検討も必要になります。

エイ・エヌ・エスは、オーダーメイドの基幹システム開発を主軸に、創業以来30年以上、多くのシステム関連サービスを提供しております。オーダーメイドのシステム開発や再構築を主軸に事業を展開し、システム開発と合わせてインフラ管理・提案も行っています。開発するシステムに適した開発言語を使用しますので、まずはご相談ください。また、システム保守の引継ぎや生産性向上・業務効率化のためのデザイン刷新、アプリ開発など、新しいビジネス展開のご支援やIT化やDX推進のための一歩を支援しています。
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